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2015 Top 20 Prospects:ボルティモア・オリオールズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ディラン・バンディ:RHP
エースポテンシャル。トミージョン手術からカムバックし9試合に先発し3.27ERAと順調な回復ぶりをアピール。90マイル中盤から後半のストレートに上質なカーブ&チェンジアップをコマンドよく投げ込む。来季はフル回転だ。

2. ハンター・ハービー:RHP
向上を辿った1年。17試合に先発して87.2IP/106K/33BB/3.18ERAの好成績を収め、フューチャーゲームにも選出された。最速97マイルのストレートとパワーカーブを軸にゾーンを攻めるパワーピッチング。チェンジアップの向上がカギ。

3. チャンス・シスコ:C
スムーズなスイングからフィールド全体を扱えるバッティングに加え、卓越したストライクゾーンへの理解も示す。パワー面も19歳という年齢から向上が望める。アスレチックだが守備面の向上は課題。

4. ティム・ベリー:LHP
90マイル前半のストレートをコマンドよく両コーナーに投げ分け、ハイクオリティなカーブを有効に織り交ぜる。サードピッチのチェンジアップは向上を辿り、昨年被打率.452と苦しめられた右バッターに対しては.263と克服。

5. クリスチャン・ウォーカー:1B
ミドルヒッターたる評価に止まっていたが、2A-3Aで26本塁打とパワー面で向上を辿った。選球眼に優れ相応の四球を選ぶことができる一方でK%は15%→22%と悪化。1B守備は平凡。

6. ザッカリー・デービース:RHP
ストレートは90マイル前後と打者を圧倒するパワーには欠けるが、傑出したコマンド&チェンジアップ武器に2Aで111IP/109K/32BB/3.35 ERA。投球術にも長け、高い野球IQを示す。

7. マイク・ヤムストレムスキー:OF
祖父カールは『最後の三冠王』の異名で知られた殿堂入りプレーヤー。平均以上のスピード&アームに支えられたCF守備では定評を得ていたが、今年は打率.288/14HRとバッティングも開花。パワー評は決して高くないが2塁打34本、3塁打16本とギャップを抜く力を備える。

8. タイラー・ウィルソン:RHP
安定したコマンドを武器に2A-3Aで3.65K/BB。ストレートは最速で91マイルとパワー不足は否めないが、チェンジアップ&スライダーを武器に打者のタイミングを狂わし8.5K/9と一定の三振を奪える力を示す。

9. ダリエル・アルバレス:OF
アッパーカットの力強いスイングからパワーポテンシャルを示す。2A-3Aで打率.303/15HR。守備ではピッチャーとして推す声もあがるほどのアームを武器に平均以上のRFになりうる。来季26歳を迎える年齢がネック。

10. ブライアン・ゴンザレス:LHP
高校ではCFとしても高く評価されていたアスレッチクかつハイポテンシャルな素材。球速は90マイル前後もパワフルだ。コマンドも安定しており、チェンジアップを有効に織り交ぜることもできる。6-3/230のフレームから高いアップサイドが見込める。

11. マイク・ライト:RHP
6-6/215と大柄なシンカーボーラー。95マイルに達するハードシンカーは魅力も、変化球のクオリティが平凡。キャリア通算2.3BB/9とコマンドは安定しているが、K/9は8.3→6.5と去年よりも数字を落とした。

12. ドリュー・ドッシ:3B
スムーズなスイングから優れたヒットツールを示すラインドライブヒッター。故障により昨年は全休も今年はAで128試合に出場し314/.379/.404と実力を発揮。3Bとしては十分なアームを備えるもレンジの乏しさがネックに。

13. ジョン・ケラー:RHP
6-5/210たるフレームから威力のある97マイルのストレート&スライダーのツーピッチで打者をねじ伏せるパワーアーム。ドラフト22巡指名ながらリリーフで26G/61IP投げて2.07ERA&10.5K/9と支配力をアピール。大柄な体格から球速は向上の余地を残す。

14. ヨマー・レイエス:3B
ドミニカ出身の大砲候補。17歳ながらRで53試合出場して打率.285&4本塁打。 年齢に比して選球眼が発達しており、三振を多く喫しない。スピード&レンジの問題から1Bに回ることになるかもしれない。

15. パーカー・ブリッドウェル:RHP
粗削りながらもA+で141.2IP/142K/70BB。6-4の長身から95マイルにも達する角度のある直球を投げ込む。カーブ&チェンジアップは平凡も向上を辿っている。コマンドの向上は不可欠。

16. デビット・ヘス:RHP
最速96マイルのストレート&ハードなスライダーでアグレッシブに攻める。SS-Aでは33.1IP/36K/8BB/3.24ERA。 6-2/210のフレームからまだまだ伸びしろは大いに感じられ、チェンジアップを磨けばスターターとして通用するだろう。

17. パトリック・コナウトン:RHP
バスケットプレーヤーとしても名を馳せ、大学の先輩にあたるジェフ・サマージャと比較されるアスリート。6-5/215のフレームから投げ込まれる95マイルの沈む速球が最大の武器。コマンドに欠けるも野球に専念することで飛躍を遂げる?

18. ローガン・ベレット:RHP
ルール5ドラフトでNYM→BAL。球威には欠けるも優れたコマンドに支えられたピッチングが武器。 キャリアでのBB/9は1.7と高水準だ。90マイル前半のストレート&スライダー&カーブ&チェンジアップでアグレッシブに攻める。

19. ブランデン・クライン:RHP
90マイル前半のストレートにセカンダリーピッチとしてスライダーを交える。平均以下のチェンジアップ&コマンドからブルペンに回る可能性も高いがチームはスターターとして見ている。

20. グリン・デービス:OF
プラスのスピードを備えるリードオフタイプ。レンジも広く、アームもCFとしては及第点。課題のバッティングでも.299/.356/.391と結果を残した。選球眼と変化球への対応に不安を抱えていたが、89K/38BBと一定のアプローチを示した。出塁率を上げて23SBをマークしたスピードをより生かしていきたい。

Plus One Prospect
タナー・スコット:LHP 
2014年ドラフト6巡目指名。 6-2/220とがっちりしたフレームから100マイルに達するストレートを投げる。コントロールが不安定でデリバリーを磨く必要がある。Rでは23IP/23K。

 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/mec75k


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