2015 Top 20 Prospects:ニューヨーク・ヤンキース

14768057787_6013c30829_z

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ルイス・セベリーノ:RHP
エースポテンシャル。A-A+&2Aで113IP/127K/27K&2.46ERAと傑出したパフォーマンスを披露した。6-0/195と決して体は大きくないが、90マイル中盤の力強いストレートを主体にプラスのチェンジアップ&ハードなスライダーでゾーンを攻める。

2. アーロン・ジャッジ:OF
ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)2世の呼び声高い大型スラッガー。 6-7/230のフレームから力強いスイングを生み出し傑出したパワーポテンシャルを示す。A~A+でOPS.905&17本塁打。アスレッチクさも兼ね備えておりスピード&アームも相応なレベル。

3. ゲリー・サンチェス:C
将来の大砲候補も2Aで足踏み。13本塁打と自慢のパワーツールもゲームの中で生かしきれなかった。 アプローチ面では87K/41BB→91K/43BBと去年と変わらない水準をキープ。守備面では強いアームに支えられた盗塁阻止力が光るが、ブロッキング&レシービングは発展途上。

4. イアン・クラーキン:LHP
90マイル前半のストレート&上質なアウトピッチに成り得るカーブ&チェンジアップを操る。昨年は足首の故障により、3試合の登板に終わったが、今年は17試合に登板しERA3.12を残すなどシーズンを通して存在感を示した。

5. エリック・ジャギエロ:3B
ヒッティングプロスペクト。打撃センスに優れ、パワー&アベレージを両立したバッターになりうる。 OPS.811&18本塁打とゲームの中でもポテンシャルを発揮。3Bの守備は磨く必要がある。

6. グレッグ・バード:1B
97K/63BBたる熟練したアプローチに支えられたバッティングスタイルで、パワー&アベレージを兼ね備える。 AFLでは最多の6本塁打を放ちMVPに輝いた。大きくなりがちなスイングを改善していく必要がある。

 7. ロブ・レフスナイダー:2B
生まれは韓国も生後3ヶ月でレフスナイダー家の養子に入った。広角に打ち分けるラインドライブヒッターで2A~3Aで打率.318&14本塁打をマーク。アスレッチクな素材で走塁&守備も優秀。

8. ドミンゴ・ヘルマン:RHP
マーティン・プラド&デビッド・フェルプスのトレードでMIA→NYY。94マイルのシンカー&チェンジアップ&スライダーのスリーピッチを操る高いピッチングセンスが光る。抜群のコマンドに支えられAでは4.52K/BBをマーク。 

9. ブレイディ・レイル:RHP
プラスのコマンドを武器にA~A+で4.46K/BBをマーク。90-93マイルのストレート&プラスのカーブ&発達したチェンジアップをコーナーに投げ込む。メカニクスでの評価も高く、20歳と若いことからもアップサイドを期待する声も多い。

10. ルイス・トレンス:C
16歳の時に$1.3Mでヤンキース入り。強肩を武器に盗塁阻止率はここ2年で45%→39%。一方でブロッキングやレシービングは発達段階で磨く必要がある。打撃は未知数も平均レベルのバッターになりうると目される。 

11. ミゲル・アンドゥハル:3B
プラスのパワーポテンシャルを秘めるドミニカン。19歳にして既にAで10本塁打と片鱗を見せ始めている。マイナーの監督であるマリオ・ガーザに「ヒットを打つことに専念すれば.400打てる」と言わしめるヒットセンスをゲームでも生かしていきたい。

12. ジョージ・マテオ:SS
スピード&ディフェンス型のSS。20~80スケールで70評を受けるスピードが最大の武器。センスの塊で、今年1年で攻守に大きく成長を遂げた。さらに19歳と若く、高いアップサイドを期待する声も多い。

13. ジェイコブ・リンドグレン:LHP
リリーフプロスペクト。90マイル前半のストレート&アウトピッチであるスライダーのコンビネーションで17.3K/9&2.13ERAと支配力をアピール。 既にAAまで到達しており、左のリリーフに苦しむチーム状況から早期の昇格が見込まれる。

14. シャセン・シュリーブ:LHP
左のミドルリリーバー。2A-3Aで64IP/87K/12BB/2.67ERAと支配的な内容。80マイル後半のストレートはわずか1年で93マイルに達しK/9は6.2→12.2。殿堂入り左腕トム・グラビンのアドバイスで開花。ブライス・ハーパー(WSH)とは高校時代のチームメイトでバッテリーを組んでいた。

15. マイク・フォード:1B 
ドラフト外のフリーエージェント選手から現れた『掘り出し物』。A~A+で52BB/46Kたる卓越したアプローチに支えられたバッティングで定評を得る。6-0/220たるフレームをパワーに生かしていきたい。

16. ドミンゴ・アセべド:RHP 
6-7/242たるフレームから100マイルにも達するストレートを投げ込む。セカンダリーピッチのチェンジアップも磨かれており、ストレートとのコンビネーションも抜群。まだ20歳と若く、恵まれたフレームと併せてアップサイドに期待が高まる。

17. ホセ・カンポス:RHP
トミージョン手術により全休。エースポテンシャルの持ち主もキャリア6年で90イニング以上投げたシーズンは無く、耐久性への不安が指摘される。万全のコンディションであれば90マイル半ばのストレート&縦のカーブ&チェンジアップを コマンドよく投げ込む。

18. ジャロン・ロング:RHP
ストレートは最速で88マイルと球威に欠けるが傑出したコマンド&上質なカーブを武器に5.55K/BB&2.18ERAたる素晴らしいシーズンを送った。平均以下のチェンジアップを磨いていきたい。 

19. タイラー・オースティン:OF/1B
ファイブツールポテンシャルの持ち主もここ2年は物足りないパフォーマンス。 パワフルなスイングから平均以上のパワーポテンシャルを秘める。アームを生かした守備はRF向き。

20. ジェイク・ケイブ:OF
コンスタントにハードなコンタクトを生み出すスイングで打率.294&7HRをマーク。パワーは未知数も28本の2塁打を放ち ギャップを抜く力を示した。CFに止まれるだけのスピードを備えアームも力強い。
 

Plus One Prospect
 ケイレブ・スミス:LHP
2013年ドラフト14巡目指名も93マイルのツーシーム&上質なチェンジアップのコンビネーションで8.9K/9をマーク。メカニクスに難があり、コマンドは平凡。サードピッチであるスライダーを磨きたい。

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/ov1a4Z


コメントを残す