2015 Top 20 Prospects:トロント・ブルージェイズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. ダニエル・ノリス:LHP
A+でスタートも2A→3Aと素晴らしいパフォーマンスを経て9月にメジャーデビュー。マイナーでは124.2IP/2.53ERA&3.79K/BBたる成績。角度のある90マイル前半のストレート&ハイクオリティなチェンジアップ&カーブ&スライダーのコンビネーション。

2. アーロン・サンチェス:RHP
エースポテンシャル。 90マイル後半のストレート&カーブ&チェンジアップはいずれもハイクオリティ。コマンドは平凡ながらメジャーでは24試合リリーフし33IP/27K/9BB/1.09ERAとクローザーとしての適性も示した。

3. ダルトン・ポンペイ:OF
A+-2A-3Aで113試合に出場し.317/.392/.469/9HR/43SBと、リードオフのポテンシャルを示した。アプローチでは去年と同水準の10%を超えるBBを選びながらも、K%を20%→16%へと減らした。プラスのスピードを生かしたCF守備はゴールドグラブ級。 

4. デボン・トラビス:2B
オフェンシブな2Bになり得る存在。アンソニー・ゴーズとのトレードでDET→TOR。 2Aでは100試合に出場し.298/.358/.460/10HR/16SBたるパフォーマンスを披露。ディフェンダーとしても高い評価を得る。2B不在のチームの救世主となるか。

5. ショーン・リードフォーリー:RHP
18歳にしてすでに洗練されたアーム。95マイルに届くストレートは左バッターに対し食い込むようなアクションを示す。アウトピッチのスライダーは大きく横に滑る軌道を描く。カーブ&チェンジアップも扱うことが出来、コマンドも悪くない。アスレチックでデリバリーも安定。

6. ジェフ・ホフマン:RHP
エースポテンシャル。ドラフト前の5月にトミージョン手術。98マイルに達するストレートは6-4/185のフレームからまだ伸びる余地を残している。 すでにプラス評価を得る78-82マイルのカーブは落差があり、多くの空振りを生み出すことが出来る。平凡なコマンドを磨いていきたい。

7. ロベルト・オスーナ:RHP
2013年7月にトミージョン手術。今季は復帰して8試合に先発も6.26ERAと結果は奮わなかった。 90マイル半ばのストレート&チェンジアップのコンビネーション。スムースなメカニクスでコマンドも安定している。スライダーに向上の余地がある。 

8. ミゲル・カストロ:RHP
A-~A~2Aでは80.2IP/78K/30BB/2.68ERA。6-5/190たるフレームから高いアップサイド評を得る。平均以上の落差を示す速球は最速で99マイルに達する。チェンジアップも平均以上。スライダーを磨いてステップアップしたい。

9. マックス・ペンテコスト:C
アスレチックかつ走攻守のバランスに優れるキャッチャー。ヒットツールは平均以上でラインドライブ性の打球を量産する。守備ではブロッキング&レシービングに改善点があるも、持ち前のアスリート性からあまり問題にされていない。

10. ハイロ・ラボート:LHP
6-4/205たる恵まれたフレームから高いアップサイドを秘める20歳の若きサウスポー。 95マイルのストレート&チェンジアップのコンビネーションで85.1IP/93K/57BB/2.53ERA。スライダーとコマンドを磨いていく必要がある。

11. リチャード・ウレナ:SS
アスリート性に優れSSとして平均以上のディフェンダーになり得る。アーム&レンジはいずれも平均以上で動きも滑らか。オフェンスではパワーレスながら持ち前のセンスを生かし打率.303をマーク。年齢に比してゾーンへの理解も示す。 

12. マット・スモーラル:LHP 
ハイシーリングな素材。 粗削りながらも6-8/220たる恵まれたフレームから投げ込まれる96マイルのストレート&スライダーはいずれも平均以上の評価を受ける。Rk~A-では11.7K/9と傑出した支配力を示したが、一方で5.5BB/9とコマンドに苦しんだ。

13. ラウディ・テレス:1B
6-4/220たる大柄なフレームの持ち主で、2013年30巡目指名ながらプラスプラスのパワーポテンシャルを秘める。Rでは打率.305&6本塁打。また平均以上のスイングスピード&辛抱強いアプローチを生かし37K/26BBたるヒットセンスも示す。

14. ミッチ・ネイ:3B
131試合で3本塁打と 『ベースボールアメリカ』の20-80スケールで70評を受けるパワーツールをゲームの中で示すことはできなかった。一方で88K/42BBと相応のアプローチを示しており、35本の2塁打を放ったギャップパワーをホームランに繋げていきたい。

15. ライアン・ボルキー:LHP
最速94マイルの力強いストレート&プラスのチェンジアップのコンビネーション。コマンドも安定しており、R-SSでは57IP/52K/9BB/2.37ERAと目立った投球。6-4/175たる体格からもアップサイドは高く、カーブ&スライダーが磨かれれば面白い素材だ。

16.  チェース・ディジョン:RHP
ハイクオリティなカーブの持ち主でアダム・ウェインライト(STL)と比較される。2.0BB/9とコマンドは安定も、90マイル前半のストレートはパワーに欠け1.1HR/9を喫した。6-4/200たるフレームから球速は向上の余地を残し、90マイル中盤まで上がると見られている。

17. マット・ボイド:LHP
ストレートは90マイル前後も、 チェンジアップ&カーブを織り交ぜ独特なメカニクスで打者を欺く。A+では90IP/103K/20BB/1.39ERAもAAでは42IP/44K/13BB/6.96ERAと大きく数字を落とした。フライボーラーである点を指摘する声も。

18. ダウエル・ルーゴ:SS
20本塁打が見込めるパワーポテンシャルを秘める。ヒットツールでも高い評価を受け平均以上のバッターになり得る。プラスのアームの持ち主だが、スピードに欠け、レンジも乏しいため3Bに移る可能性が高い。

19. アルベルト・ティラード:RHP
最速98マイルのストレートが最大の武器で、スライダー&チェンジアップも高いクオリティを誇る。 Aでは75IP/76Kとパワフルさを発揮したが、8.0BB/9とコマンドに大きな不安を抱える。ポテンシャルはチームトップクラス。

20. ドワイト・スミス:OF
A+で121試合に出場しスラッシュライン .284/.363/.453たるブレークを飾った。素早いスイング&ストライクゾーンへの理解に定評があり、69K/58BBたる素晴らしいアプローチを披露。アームの乏しさからLF向きとされる。AFLでは2Bとしてもプレー。

Plus One Prospect
アンディ・バーンズ:3B
走攻守とツールを備える。バッティングではパワー&スピードを武器に15本塁打&18盗塁。 アプローチでも99K/41BBとストライクゾーンへの理解を示す。守備では上質なアームを生かして平均以上のディフェンダーになり得る。

 

Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/eaUdX1


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