2015 Top 20 Prospects:カンザスシティ・ロイヤルズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. カイル・ジマー:RHP
 トータルパッケージ。エースポテンシャルの持ち主であるアスリート。100マイルを計時するストレート&ハイクオリティなカーブ。スライダー&チェンジアップは平均レベルだがコマンドも安定。故障によりシーズンを棒に振ったがポテンシャルに疑いの余地はない。

2. ブランドン・フィネガン:LHP
2014年ドラフト組で最速のメジャーデビュー。プレーオフではリリーフで好投し、チームのリーグ優勝に貢献した。90マイル中盤のストレート&スライダーのコンビネーションでゾーンをアグレッシブに攻める。来季はスターターとして起用される見込み。 

3. ショーン・マナエア:LHP
懸念された故障の影響もなく力強いシーズンを送った。96マイルのストレート&スライダーを主体に支配的なピッチングを示し、A+では121.2IP/146K/54BB/3.11ERAたる支配的な内容。 コマンド&チェンジアップの向上が課題。

4. ラウル・モンデシー:SS
父は元オールスタープレーヤー。ハイポテンシャルの持ち主として知られるがA+ではOPS.610たる平凡なパフォーマンス。122K/24BBと粗削りな面を露呈した。一方でSSのディフェンスでは108試合/30エラー→106試合/16エラーと向上を辿った。 

5. ハンター・ドージャー:3B
6-4/220たる恵まれた体格に相応しいパワーの持ち主。パワフルなバッティングで8本塁打をマーク。BB%12%を選んだ上質な見極めも備える。プロ入り前はSSだったが、プロ入り後は3Bにコンバート。スピードに欠く一方上質なアーム&インスティンクトを披露。

6. ミゲル・アルモンテ:RHP
21歳にして卓越したピッチングセンスを示す。90マイル中盤のストレート&傑出したチェンジアップのコンビネーションでゾーンを攻める。110IP/101K/32BBたる支配力も、カーブのクオリティが平凡なことから4.49ERAと打ち込まれた。

7. クリスチャン・ビンフォード:RHP
傑出したコマンドを土台にゲームを作り上げる。6-6/217の長身から90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップ。3Aまで到達しピッチングのクオリティの高さを証明した。ぎこちないメカニクスから耐久性を不安視する声も。 

8. フォスター・グリフィン:LHP
2014年ドラフト全体28位左腕。90マイル前半のストレート&セカンダリーピッチになり得るチェンジアップ&平均レベルまでの向上が見込まれるスライダーのスリーピッチでアグレッシブにゾーンを攻める。アスレチックでメカニクスでの評価も高い。

9. スコット・ブレウェット:RHP
6-6/210たる恵まれたフレームから投げ込まれるストレートはすでに94マイルに達し、将来的には90マイル中盤をコンスタントに計時するだろうと言われている。 セカンダリーピッチを磨いていく必要があるが、コマンドは年齢に比して安定している。

10. ホルヘ・ボニファシオ:OF
兄エミリオは現役のメジャーリーガー。ハイポテンシャルの持ち主もゲームの中でパワーツールを示すことが出来ないでいる。2Aでは打率.230/4本塁打と物足りない成績。ディフェンスでは強いアームを備えここ3年間で26補殺をマーク。

11. レイモンド・フエンテス:OF
カルロス・ベルトラン(ヤンキース)の従兄弟。パワー以外の4ツールを示すアスリート。リードオフ型。2A-3A計88試合/25盗塁/3失敗とハイレベルな走塁センスを披露。OF守備でもカバー範囲が広い。 

12. オーランド・カリクステ:SS
 アスレチックなSS守備で高い評価を得る。一方でアグレッシブなフリースインガーであるバッティングは未知数。2Aで11本塁打と一定のパワーを示したが、アプローチを含め不安定な部分が非常に多い。磨かれる必要がある。

13. チェース・バロー:C
2014年ドラフト全体40位指名。 オフェンシブなCとして高く評価される。豪快なスイングで傑出したパワーを示しており、パーフェクトゲームのホームランダービーでは華麗なアーチを披露。相応のアームを備えるが、Cとしての守備は磨いていく必要がある。

14. エリアー・ヘルナンデス:OF
2011年インターナショナルFAのトッププロスペクト。平均レベルのスピードに止まるも目立つアスリートとして知られ、ライトに相応しいアームも持ち合わせる。99K/16BBと粗削りでパワーを生かし切れていない。

15. グレン・スパークマン:RHP
2013年ドラフト20巡目指名ながらA+で121IP/117K/25BB/1.56ERAと素晴らしいパフォーマンス。 22歳ながらハイレベルなピッチングを披露した。18先発/11救援とリリーフ登板が多く、将来はスターターではなくリリーフ向きだという見方も存在する。

16. ババ・スターリング:OF
生粋の5ツールポテンシャル。アメリカンフットボールで鳴らした傑出したツールの持ち主だが、打率.218&OPS.642と平凡なパフォーマンスに終わった。本塁打&盗塁ともに昨年より減少し、インパクトを生み出せないでいる。粗削りなアプローチで150三振を喫した。

17. チェスラー・カスバート:3B
ソリッドなシーズンを送った。2A-3A計121試合に出場し打率.274/12本塁打。平均以上のパワーポテンシャルを示すオフェンスでのアップサイドは高い。ディフェンスでは3Bとして相応のアームを持つがスピードの乏しさから1B転向案も。

18. ライアン・オハーン:1B
2014年ドラフト8巡目指名ながらRkでは64試合に出場して打率.361/OPS.1.03/13本塁打の素晴らしいパフォーマンス。59K/39BBとアプローチも成熟している。研究熱心なハードワーカーとして知られる。上のレベルの投手との対戦でもパフォーマンスを維持できるか。 

19. サム・セルマン:LHP
平凡なコマンドを露呈し2A-3Aで5.2BB/9。独特のメカニクスから93マイルのストレート&スライダー&チェンジアップ。97IP/94Kの支配力を生かすためリリーフもこなした。来季は本格的にリリーフ転向か?

20. ドミニック・テイラー:OF
パワー&スピードのコンビネーション。Aをメインに92試合に出場し打率.298/7本塁打/21盗塁。 三振が少なく相応の四球も選ぶことが出来る。ディフェンスでは平均以上のスピードに支えられたプレーが光る。

Plus One Prospect
コリー・トゥープス:SS
ドラフト15巡目の下位指名ながらRkでは57試合に出場して打率.335&OPS.960と素晴らしいパフォーマンスを披露。5-10/170と小柄でパワーには乏しいが、38K/43BBたるハイレベルなアプローチが光る。ディフェンスでは57試合/16エラーと粗さを露呈。 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/9mVffg

 


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