Farewell-去りゆく戦士たち:ボビー・アブレイユ

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このコラムは今年現役を引退した選手たちのキャリアを振り返っていくコラムである。第9回目は「最も過小評価された選手」と言われたボビー・アブレイユを紹介しよう。

<生い立ち~プロデビュー>

ボビー・アブレイユは1974年3月11日ベネズエラのアラグア州マラカイで生まれた。彼の住むアラグアは野球とサッカーが盛んな地域で、ボビーとその兄弟たちは幼いころから野球に親しんだ。外でプレイしない時も、知識が豊富な父ネルソンとともにラジオやテレビで試合を観戦した。ロベルト・アロマー(2B)を目標としていた彼は当初二塁手を守っていたが、父に外野手としての適性を見出され転向している。その後、16歳になったボビーはアストロズのスカウトに見いだされ球団のアカデミーに入学する。この時父ネルソンは「これはチャンスだ、行って来い」といい、息子の挑戦を後押しした。

アカデミーでも頭角を現しルーキーリーグに昇格。しかし、当時話せた英語はこんにちは、さようなら、トイレの3つのみだったという。キシミーに渡ったボビーはそこで56試合に出場し打率.301、10盗塁、13捕殺とオールラウンドに活躍。この頃から次第に周囲からプロスペクトとして見なされるようになっていく。快進撃は続き、2Aで長打率.530、3Aで打率.304、74打点をマークしアストロズのマイナー最優秀選手に選ばれる活躍を見せた。

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