2015 Top 20 Prospects:オークランド・アスレチックス

8712076119_827c4ce680_z

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. マット・オルソン:1B
フレーム&スイング&パワーポテンシャルいずれの項目もハイクオリティ。20歳にしてA+でOPS.947&37本塁打をマーク。コンタクト面に不安も、選球眼に優れマイナー最多の117BBを選んだ。1Bディフェンスは向上をたどる。

2. フランクリン・バレット:SS
5-9/175と小柄ながら傑出したポテンシャルの持ち主。A-ではコンパクトなスイング&素早いスイングでOPS.865/6HR/29SB。 SSの守備では不安を露呈しており、プラスのアーム&スピードを生かしOFや2Bに移る可能性が高い。

3. レナト・ヌネス:3B
17歳の時に$2.2Mでサイン。傑出したパワーポテンシャルで注目を得る。アプローチは113K/33BBと荒削りながら、A+ではOPS.853&29本塁打をマークした。アームも強く3Bに相応しいツールのパッケージだが、レンジ&グラブ捌きが平凡。

4. マット・チャップマン:3B
2014年ドラフト全体25位。投手として98マイルをマークしたキャノンアームの持ち主でゴールドグラバーになりうる3Bディフェンダー。バッティングではパワーポテンシャルを秘めており、ゲームの中で発揮できるようになれば攻守のパッケージとなれる素材だ。

5. ディロン・オバートン:LHP
 大学ではジョナサン・グレー (COL)とチームメート。トミージョン手術からカムバックしR-A-では12試合先発登板して37IP/53K/4BB/1.95ERAたる支配的なパフォーマンス。90マイル前半のストレート&アウトピッチのスライダー&ハイクオリティなチェンジアップ。

6. チャド・ピンダー:2B
パワフルなスイングを示しA+ではOPS.824&13本塁打。 ラインドライブヒッターで逆方向にも強い打球を飛ばすことが出来る。レンジへの不安からSS→2B。アームが強く、スローイングも正確だ。

7. ケンダル・グレイブマン:RHP
Aスタートも素晴らしい勢いでマイナーを駆け上がり、ドラフトからわずか2年でメジャーデビューを果たした。マイナーでは27試合に先発し1.83ERA&3.71K/BBたるパフォーマンス。 90マイル前半のハードシンカー&緩いチェンジアップでゾーンを攻める。

8. ラウル・アルカンタラ:RHP
昨年は A-A+で12勝&K/BB5.17&3.11ERAとブレークイヤーを辿ったが、今季はトミージョン手術により3試合の登板にとどまる。92マイルのストレート&プラスのチェンジアップ&平均レベルのスライダーをコマンドよく投げ込む。

9. ランゲル・ラベロ:1B
優れたヒットツール&選球眼に支えられたバッティングスタイルで2Aでは.309/11HR/77K/56BB。 ギャップヒッターたる評価に止まるが、フリー打撃では豪快なパワーを披露しており、また6-2/210たるフレームからもパワー面では向上の可能性を秘める。

10. ジョー・ウェンドル:2B
攻守を兼ね備えた2Bになりうる。オフェンスではヒットツールに優れ、コンパクトなスイングからボールをフィールド全体に打ち分ける。またストライクゾーンへの理解も深く、アプローチにも優れる。ディフェンスでは2Bとして十分なレンジ&アームを備える。

11. ショーン・ノリン:LHP
ジョシュ・ドナルドソンとのトレードでTOR→OAK。ストレートは90マイル前後とパワーには欠けるが、優れたコマンドを生かし、ストライクゾーンを自在に操るピッチングが光る。 来季はスターターの1角として期待される。

12. R.J.アルバレス:RHP
デレク・ノリスとのトレードでSD→OAK。ハードボーラー。コンスタントに95マイルを計時するストレート&ハードスライダーのコンビネーションで傑出した支配力を示す。リリーフに専念したことで支配力はさらなる向上を辿り2Aで43.1IP/61K/1.25ERA。クローザーポテンシャルを示した。

13. ライオン・ヒーリー:1B-3B
6-5/205たる恵まれたフレームの持ち主で傑出したバットスピード&パワーを示す。A+では打率.285&16本塁打。フィールド全体を扱ったバッティングでも定評を得る。スピード&レンジに乏しさから 3B→1B。

14. マックスウェル・マンシー:1B
 アプローチが良いミドルヒッター。パワー面で向上を辿った昨年からは一転、本塁打は25本→7本と激減した。ハイクオリティな見極めは健在で92K/87BB。小柄ながらアスレチックで1B守備も上質。大学では2Bコンバートも検討された。 

15. クリス・バシット:RHP
2013&2014年と2年連続でAFLのオールスターチーム入りを果たしている実力派右腕。低めのアームスロットから投げ込まれる90マイル前半のストレート&向上を辿ったスライダーを軸にRk-AAでは10.5K/9をマーク。既にメジャーデビューを果たしているが、ブルペンに回る可能性も高い。

16. ボビー・ウォール:RHP
95マイルのストレート&スライダー主体にアグレッシブにゾーンを攻める。コマンドの評価が平凡で1年を通して主にリリーフとしてプレー。53.2IP/62Kと支配力を示した一方で安定感に欠き、4.89ERA/1.48WHIP。 

17. ブレット・グレイブス:RHP
小柄ながら94マイルのストレート&ハードなスライダーでパワフルにゾーンを攻める。ゴロアウトが多くGO/AOは2.36の高水準。チェンジアップを磨いていけばポテンシャルはローテーション3番手クラス。

18. ダニエル・ゴセット:RHP
2014年全体65位。90マイル前半のストレート&プラスのスライダー&チェンジアップをコマンドよく投げ込む。 リリーフ向きとの見方が多く、12試合中先発したのは1試合のみ。A-で24IP/25K/1BBたる目立ったパフォーマンス。

19. タイラー・マリンコブ:OF
パワー&スピードを兼ね備えるアスレチックな素材。 フットボールでもクオーターバックとして活躍していた。A-A+ではOPS.833/18本塁打/18盗塁。アームも強くRF向き。130三振を喫したコンタクトツールを安定させていきたい。

20. ジェーコブ・ブラグマン:OF
ドラフト17巡目指名の掘り出し物。A-A+でOPS.860&21本塁打と目立ったパフォーマンス。スムーズなスイングで力強い打球を飛ばし、選球眼にも優れる。OF守備で見せるスピード&アームも相応なクオリティだ。 

Plus One Prospect
ブレンダン・マカリー:RHP
ドラフト22巡目指名のリリーバーが目立ったパフォーマンス。R-A-A+合計で28.2IP/37K/3BB/0.31ERAたる内容。5-10/165と小柄ながらカーブ&スライダーで高い評価を得る。ストレートは90マイル前後と平凡。 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/egREGX


コメントを残す