2015 Top 20 Prospects:シアトル・マリナーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

1. アレックス・ジャクソン:OF-C
2014年ドラフト全体6位。ドラフトクラスナンバーワンバッターだ。傑出したパワーツールの持ち主でヒットツールも兼ね備える。高校のポジションはCもOFとしての指名。プラス評価のアームを生かしたディフェンスはRF向き。 

2. D.J.ピーターソン:3B
アベレージ&パワーを両立したオールラウンドヒッター。A+-2AではOPS.912&31本塁打と実力を発揮した。プラス評価のアーム持ちだが、3Bのディフェンスは平凡。出場機会も考慮し1Bへのコンバートが既定路線。

3. エドウィン・ディアズ:RHP
プエルトリコ出身のアームでエースポテンシャルの持ち主。プロ入り後25ポンドの増量に成功し、4月10日のゲームでは99マイルを計時。 セカンダリーピッチであるスライダーもハイクオリティだ。高いアップサイドを秘める。

4. オースティン・ウィルソン:OF
アスレチックでハイポテンシャル。パワー&アームのツールが傑出しており、ジャンカルロ・スタントン(MIA)と比較される。 75試合の出場にとどまったもののOPS.927&13本塁打。アームに長けたディフェンスはRF向き。

5. ガブリエル・ゲレーロ:OF
ツールのパッケージで高いアップサイドを秘める。アグレッシブなアプローチで131三振を喫しながらも打率3割をクリア。18本塁打&18盗塁と実戦の中でもツールを示した。プラスプラスのアームの持ち主でRF向きとされる。

6. パトリック・キブラハン:3B
ヒッティングプロスペクト。A+―2Aでは打率.295/20本塁打/103打点をマーク。AFLでも4本塁打を放ち注目を浴びた。 大学ではフットボールでも活躍したアスリートで体格に比した機敏さも示す。平凡なディフェンスからLFに回る可能性も。

7. ケーテル・マーテ:SS/2B
スピードツールに優れるスイッチヒッター。ブレークイヤーを飾り、20歳にしてAAAに到達。コンタクトに長けたバッティングで2A-3Aでは打率.304&29盗塁をマークした。SSのディフェンスでは相応のアーム&レンジを披露。

8. ルイス・ゴハラ:LHP
ブラジル出身。大柄な体格からCCサバシア(NYY)と比較されるアーム。 90マイル前半のストレートにスライダー&カーブ&チェンジアップを織り交ぜる。コマンドが安定せず50IP/26BB/6.66ERAも、傑出したポテンシャルの持ち主。

9. ビクター・サンチェス:RHP
アグレッシブにゾーンを攻める。6-0/255たる重量型でバートロ・コロン(NYM)と比べられるアーム。19歳ながら安定したコマンド&チェンジアップを示す。2Aでは4.19ERAと不安定なパフォーマンスも年齢面からあまり問題にされていない。  

10. カーソン・スミス:RHP
マイナートップのリリーフプロスペクトだ。97マイルのシンカー&スライダーのコンビネーションで三振&ゴロの山を築く。3AでのGB%は70%とハイレベルな数字をマーク。メジャーでは9試合リリーフして無失点だった。 

11. タイラー・マーレット:C
ベストツールであるパワーを生かしA+-2Aでは打率.297/17本塁打。 アプローチでも定評を得るオフェンシブな素材だ。Cの守備でも向上を辿り、メークアップの評価も高い。アームも強くキャリアでの盗塁阻止率は37%。

12. ライアン・ヤーブロー:LHP
6-5/205たる長身から投げ下ろす。大学では平凡なパフォーマンスにとどまるも、A-では43.2IP/58K/5BB/1.27ERAたる支配的な内容。特にK/BBは11.6と極めて高水準。コマンド面で高い評価を受ける。プロ入りを経て別人のように球速が向上した。

13. ダニー・ハルツェン:LHP
2011年ドラフト全体2位。左肩の故障により2014年は全休。93マイルのストレート&スライダー&チェンジアップをコマンドよく投げ込む。バランスの良さに定評を得ており、コンディションが万全であればローテーションの柱として期待できるだろう。

14. ジョーディ・ララ:1B
滑らかなスイングからパワー&アベレージを示し、A+-2Aでは.337/.392/.581/.973/26本塁打/104打点たる傑出したパフォーマンス。アスレチックな1Bとして定評を得ており、アームも強いためRFでも22試合プレーした。 

15. ジャバーリ・ヘンリー:OF
ドラフト18巡目の眠れる大砲が目立ったパフォーマンス。豪快なパワーポテンシャルの持ち主でA+でOPS.982&30本塁打。大きくなりがちなスイングからコンタクト面を不安視されていたが、打率.291/109K/69BBと課題を克服。守備は平凡でコーナー向き。 

16. タイラー・オニール:OF
ボディビルダーである父の血を受け継ぎ5-11/205たるがっちりした体格にパワーポテンシャルを秘める。19歳にして61試合/13本塁打を放ち才能の片鱗を見せつけた。高校時代はSSを守っており、体格に比してアスレチックだが、LF/1Bタイプとされる。 

17. オースティン・カシーノ:OF
エリートなOFとして磨かれたプレーヤーだ。傑出したスピード&ディフェンスを示す。走塁面では66試合/23盗塁をマーク。CFディフェンスでも広大なレンジを披露しアームも兼備。課題のバッティングでは打率.266/6本塁打と一定の結果を出した。 

18. ガレス・モーガン:OF
2014年ドラフト74位。カナダ出身選手としては史上3番目となる$2Mでサイン。 6-4/220たるフレームに傑出したパワーを秘めており、ジャンカルロ・スタントン(MIA)とも比較される。45試合/73三振を喫し、K%は41%とコンタクトツールへの不安を露呈した。

19. タイラー・スミス:SS
プレーヤーとして非常に洗練された存在。アプローチに優れたコンパクトなバッティングを示しA+-2Aでは.286/.378/.428/.806/10本塁打/12盗塁/94K/73BBたる内容。メークアップも高く、チームメイト&コーチからの信頼も厚い。

20. アーロン・バルボサ:OF
リードオフタイプ。スピード&CFディフェンスで高い評価を受ける。ドラフト外の入団ながらA+では115試合出場し打率.282/52盗塁。アプローチにも優れ 74K/71BB/出塁率.385をマーク。パワーレスで上のレベルのピッチャーに対応できるかは疑問。

Plus One Prospect
トレイ・コクランギル:RHP
第2のカーソン・スミスだ。格別な落差を示す92-94マイルのシンカー&プラスのスライダーのコンビネーションで三振とゴロアウトの山を築く。R-SSで36IP/44K/7BB/0.25ERAと圧巻のパフォーマンスを見せた。

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/5knzpP


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