2015 Top 20 Prospects:ニューヨーク・メッツ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ノア・シンダーガード:RHP
 トータルパッケージ。コンスタントに96マイルを計時するストレートは102マイルにも至る。カーブ&チェンジアップも上質でコマンド&メカニクスも安定。故障などもあり、コンディション面の不安からメジャー昇格はお預けとなった。

2. スティーブン・マッツ:LHP
デビット・プライス(DET)と比較される。トミージョン手術からカムバックし140.2IP/131K/35BB/2.24ERA。 90マイル半ばを計時するパワフルなストレート主体のピッチング。コマンドも優秀だ。

3. ディルソン・ヘレーラ:2B
コロンビア出身。19歳にしてA+-2Aで打率.323/13本塁打/23盗塁と素晴らしい活躍を見せ、故障したダニエル・マーフィーの代役としてメジャーデビュー。18試合で3本塁打を放ち存在感を発揮した。小柄ながら傑出したバットスピードを示す。 

4. ケビン・プラウキー:C
攻守にバランスが良いオールラウンダー。パワーツールは未発達だが、コンタクトを生み出すミドルヒッティングで2A-3AでOPS.825。ディフェンスではアームが平凡で盗塁阻止率23%も、レシーバーとしては優秀でキャリア3年でパスボールはわずか15。 

5. マイケル・コンフォート:OF
2014年ドラフト全体10位。平均以上のバットスピードからプラスのパワーを示す。年齢に比して打席での辛抱強さも持っており、進んで四球を選ぶことができるアプローチも披露。守備は平凡だが、バットでインパクトを生み出せる素材だ。

6. ラファエル・モンテロ:RHP
小柄な体格のアグレッシブなストライクスロワー。90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップでゾーンを攻める。メジャーでは44.1IP/4.06ERAと平凡なパフォーマンスもK/9は8.5とマイナーと変わらぬ水準をキープ。

7. ブランドン・ニモ:OF
2011年ドラフト全体13位。ハイポテンシャル。バッティングではパワー&アプローチでの評価が高くOPS.820/10本塁打/86BB。ディフェンスではCFを主に守っているが、 平均レベルのスピードからコーナー向きとの見方も多い。

8. マーカス・モリーナ:RHP
96マイルのストレートを主体にパワフルなピッチング。A-では76.1IP/91K/18BB/1.77ERAと支配的な成績。セカンダリーピッチとしてチェンジアップを効果的に扱うことが出来、スライダーも織り交ぜる。アスリート性にも富み、デリバリーも安定している。 

9. コリー・マゾーニ:RHP
第2のジェーコブ・ディグローム(NYM)だ。パワフルな95マイルのストレート&打者の手元でキレるスライダー&低めに制球されたスプリッタ―のコンビネーションでアグレッシブにゾーンを攻める。3Aでは4.08K/BBをマーク。

10. ロブ・ワレン:RHP
抜群のコマンドが最大の武器。平均以上のムーブメントを示す94マイルのシンカー&傘下ナンバーワンとも称されるカーブのコンビネーションでゴロアウトの山を築く。サードピッチとしてチェンジアップ&スライダーが磨いていきたい。

11. ドミニック・スミス:1B
アスレチックな1Bとして高く評価されていたが、平凡なパフォーマンス。特に期待されていたパワー面ではわずか1本塁打に終わった。一方守備ではパワフルなアーム&上質なインスティンクトを示し、平均以上の1Bディフェンダーになると目されている。

12. アメド・ロサリオ:SS
ポテンシャルでは傘下トップとの声も。OPS.691は平凡も18歳にしてAでプレーしたセンスの高さは本物だ。バットスピードが速く、パワーはこれから伸びていくツール。ディフェンスでは力強いアーム&柔らかなグラブ使い&平均以上のレンジを披露。

13. マット・レイノルズ:SS
コンパクトなストロークでギャップを抜くバッティング。2A-3Aで打率.343と実力を証明。パワー&スピードのツールには欠けるが、磨かれたプレーヤーだ。SSとしての守備力には疑問もアーム&ハンドリングは優秀。

14. ケーシー・マイスナー:RHP
6-7/190たるフレームの持ち主で高いアップサイド評を誇る。94マイルのストレート主体の力強いピッチング。 カーブ&チェンジアップは磨いていく必要があるが、平均以上のボールになる可能性を秘める。A-では3.72K/BB。

15. セザー・プエヨ:OF
5ツールのダイナミックな素材として期待されていたが、PEDスキャンダルの発覚で評価を落とし、シーズンを通してOPS.748&7本塁打と平凡なパフォーマンス。ボールの見極めを磨いていきたい。 2008-2012年の間に78の死球を受けた。

16. ホアン・ウレナ:3B
6-1/200と大柄なスイッチヒッター。19歳にしてA-では75試合/打率.300/5本塁打。2塁打も20本打ちギャップを抜くパワーを示した。スカウトからはアプローチでも高い評価を受ける。力強いアームを備えるが、磨くべき点も多くOF転向も囁かれる。

17. ガブリエル・イノア:RHP
ハイレベルなピッチングセンス&コマンドに支えられたピッチング。90マイル前半のストレート&チェンジアップのコンビネーション。スライダーを磨いていく必要がある。ポテンシャルはローテーション下位レベル。

18. ジャック・レザーシック:LHP
マイナートップクラスの奪三振マシーンだ。キャリア4年間でのK/9は15.2と圧倒的。94マイルのストレート&カーブのコンビネーション。変則的なデリバリーで打者を幻惑する。 コマンドは不安定で平均以下たる評価。

19. ウィルマー・ベセラ:OF
粗削りながら傑出したパワー&スピードを秘める。19歳にしてRkでは58試合/打率.300/7本塁打。コンタクトに不安を抱えており、リスキーな素材と見られているがアップサイドは高い。OF守備もレンジ&アームを兼備。 

20. ロベルト・グセルマン:RHP
ストライクスロワー。優れたコマンドに支えられたクレバーなピッチングが光る。90マイル前半のストレートを両コーナーに投げ分け、スライダーを織り交ぜる。Aでは10勝&2.55ERA。グランドボーラーでHR/9は0.2と高水準。
 

Plus One Prospect
ダリオ・アルバレス:LHP
25歳のリリーフ左腕が開花。 A-A+-2Aで73.1IP/114K/17BBと圧倒的なパフォーマンス。ストレートは92マイル止まりだが、スライダーのキレが抜群で多くの空振りを奪うことが出来る。リリーフが手薄なチーム状況をチャンスに変えたい。

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/nENnYa


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