2015 Top 20 Prospects:ワシントン・ナショナルズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. ルーカス・ジオリト:RHP
エースポテンシャル。100マイルのストレート&カーブ&チェンジアップはいずれもハイクオリティで打者を圧倒する。Aでは98IP/110K/28BB/2.20ERAと支配的な成績。コマンドも安定しており、2012年に受けたトミージョン手術の影響は感じられない。 

2. マイケル・テイラー:OF
攻守にダイナミックな5ツール。アダム・ジョーンズ(BAL)と比較される。2A-3AではOPS.915/23本塁打/37盗塁を叩き出し、フューチャーゲームではUSA代表のリードオフを務めた。変化球の見極め&コンタクトに改善の余地がある。CF守備はゴールドグラブ級。

3. トレイ・ターナー:SS
ウィル・マイヤーズを絡めた三角トレードでSD→WAS。2014年ドラフト全体14位。20-80スケールで80評価を得るスピードツールを武器にダイナミックなリードオフマンになりうる。攻守に多少の改善点はあるも早期のメジャー昇格が望める完成度の高い選手だ。 

4. A.J.コール:RHP
98マイルを計時するストレート&コマンドはハイクオリティ。完成度が高く2A-3Aでは134IP/111K/32BB/3.16ERAたる安定した内容。セカンダリーピッチが不足しており、奪三振の減少が目立った。カーブ&チェンジアップを磨いていきたい。 

5. ジョー・ロス:RHP
兄タイソンはパドレスのローテーション投手。ウィル・マイヤーズとの三角トレードでSD→WAS。 90マイル中盤に達するストレートは角度があり、多くのゴロを稼げる。スライダーもアウトピッチとして平均以上の評価。チェンジアップが磨かれれば高いレベルの投手になりうる。

6. オースティン・ヴォス:RHP
コマンド&パワーのパッケージ。93マイルの威力あるツーシームを主体にストライクゾーンを自在に操るピッチング。課題であったスライダー&チェンジアップも向上を辿る。A-A+-2Aでは126.2IP/133K/38BB/2.77ERAと支配的な内容。投球術に長ける。 

7. ジャクソン・リーツ:C
パーフェクトゲームMVP&アンダー18USA代表。素早く力強いスイングでラインドライブを量産。見極めにも優れRでは30K/26BB/出塁率.429とアプローチでの評価も高い。 Cのディフェンスはアスレチックでアームも強い。ジョナサン・ルクロイ(MIL)と比較する声も。

8. レイナルド・ロペス:RHP
彗星のごとく現れA-及びAで83IP/1.08ERA。100マイルに達するストレート&プラスのカーブでパワフルに攻める。スライダー&チェンジアップも扱うことが出来る。 コマンドの安定がブレークに繋がった。

9. ドリュー・ワード:3B
6-4/210たる体格にパワーツール&ヒッティングセンスを兼ね備える。 今季はコンディションが不安定で調子の波の大きさが目立った。それでも19歳にしてAで10本塁打&OPS.754は立派な数字。3B守備は強肩だが、スピード&レンジに乏しい。

10. ウィルマー・ディフォー:2B
小柄なスピードスター。Aで打率.315/14本塁打/49盗塁と素晴らしいパフォーマンス。両打席でコンパクトなスイングを披露しアプローチも成熟。ディフェンスではアーム&スピードが卓抜。ハードワーカーとして知られコーチからの評価も高い。

11. エリック・フェッディ:RHP
2014年ドラフト全体18位。ドラフト前の5月にトミージョン手術。95マイルのストレート&スライダー主体に攻め、コマンドも安定。ブライス・ハーパー(WAS)とは高校のチームメイト。チームはルーカス・ジオリト&ジョーダン・ジマーマン&スティーブン・ストラスバーグとトミージョン手術のリハビリに自信。 

12. ペドロ・セベリーノ:C
バッティングは平凡もハイレベルなディフェンスで高い評価を得る。 キャノンアームの持ち主でキャリアでの盗塁阻止率は40%に達する。課題のバッティングでもOPS.608→.705と改善の兆し。リーダーシップを持ち合わせ、投手陣からの信頼も厚い。

13. トニー・レンダ:2B
小柄なコンタクトヒッターでダスティン・ペドロイア(BOS)と比較される。A+では打率.307/19盗塁。パワーレスだが、キャリア3年で157K/142BBと成熟したアプローチを備える。抜きん出たツールは持ち合わせていないが、攻守で高い技術に支えられたプレーが光る。 

14. ブライアン・グッドウィン:OF
5ツールの持ち主も、ゲームの中で生かし切れていない。3Aでは変化球の対応に苦しみ打率.219/4本塁打/6盗塁と不本意なシーズンを送った。CF守備も不安定で磨く必要がある。 

15. クリス・ボスティック:2B
ロス・デトワイラーとのトレードでTEX→WAS。パンチ力のあるバッティングが武器でA+では11本塁打&2塁打31本。5-11/185と小柄も上質なパワー&スピードのツールを示す。守備では肩が強く、マイク・リゾーGMも「あの肩ならSSを任せられる」と絶賛。 

16. ニック・ピベッタ:RHP
6-5/220たる恵まれた体格の持ち主で高いアップサイドを秘める。95マイルの威力あるストレート&プラスピッチになりうるカーブ主体のピッチング。チェンジアップも扱うことが出来るが、改善が必要だ。Aでは13勝をあげ、オールスターにも選出された。

17. フェリペ・リベロ:LHP
2102年にはフューチャーゲームで登板。コンスタントに90マイル半ばを計時するストレート&カーブ&チェンジアップのコンビネーション。平凡なコマンドから上のレベルでは打ち込まれるケースが増えここ2年は平凡なパフォーマンス。

18. ラウディ・リード:C
アスレチックで攻守にオールラウンダーになりうる存在。打撃ではパワーセンスを示しており、SSでOPS.794&6本塁打。守備では発達したアーム&ブロッキングを見せており、盗塁阻止率は47%。 

19. ラファエル・バティスタ:OF
スピードモンスター。Aではリーグトップの69盗塁。コンタクトに徹したバッティングで左右に打ち分け打率.290をマーク。早打ちで四球の少なさがネック。CF守備ではスピードを生かし広大なレンジを誇る。

20. アベル・デロサントス:RHP
ロス・デトワイラーのトレードでTEX→WAS。90マイル中盤のストレート&プラスのスライダーのコンビネーションが冴えわたるパワーアーム。制球も安定しており、スライダーやカーブでカウントを整えることもできるA-A+では56IP/65K/1.94ERA。 

Plus One Prospect
ビクター・ロブレス:OF
印象的なツールを備えた17歳のドミニカンで、ファイブツールプレーヤーになりうる素材だ。DSLでは打率.313&3本塁打&22盗塁と目立ったパフォーマンス。プレミアム級のアームとスピードを備える守備もダイナミックだ。 

Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/9J8Zps


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