2015 Top 20 Prospects:ミルウォーキー・ブリュワーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. オーランド・アルシア:SS
 オズワルド・アルシア(MIN)の弟。19歳たる年齢に比して洗練されたハイレベルなディフェンスが光り、アルシデス・エスコバー(KC)と比較される。バッティングではパワーに欠けるものの、A+で打率.289/31盗塁。アプローチも65K/42BBと上質だ。

2. モンテ・ハリソン:OF
2014年ドラフトクラスで最高のアスリートと称される。外野からのスローイングは97マイルを計時し、マイナー50試合で32盗塁をマークしたスピードツールと合わせてハイレベルなCFになりうる。スイングスピードも傑出しており、「第2のアンドリュー・マッカチェン(PIT)」と評価する声も。 

3. タイロン・テイラー:OF
フットボールもプレーしたアスリート。小柄な体格も5ツールを示し、攻守でインパクトを生み出せる。A+-2Aで打率.278/6本塁打/22盗塁。パワーはまだ未発達な部分も多いが、上質なスイングスピード&2塁打36本たる側面から向上が目される。 

4. クリント・コーター:C/OF
パワフルなバッティングが持ち味でAでは127試合出場してOPS.930&22本塁打。素早いスイングでボールを手元まで引き付けることができ、103K/73BBとアプローチも上質だ。一方で守備に難があり、ウィンターリーグではコンバートも視野に入れ、OFでプレー。 

5. デビン・ウィリアムス:RHP
アスレチック。6-3/165と細身の体格からアップサイドへの評価も高い。90マイル前半のストレートはパワフルになると目されており、チェンジアップ&スライダーもポテンシャルを秘めている。制球が改善され、BB/9は5.7→2.7。

6. テイラー・ウィリアムス:RHP
大学時代にクリス・ブライアント(CHC)から3三振を奪い注目を集めた。90マイル前半のストレート&スライダーを軸にコマンドよく攻め込み、A-A+では132.1IP/137K/28BB/2.72ERAと素晴らしいパフォーマンス。一方で5-11/195と小柄でリリーバー向きとも評されている。 

7. タイラー・ワグナー:RHP
大学時はクローザーもプロ入り後に先発転向。2年間の平凡なパフォーマンスを経て2014年はブレーク。A+で13勝&1.86ERAをマークした。90マイル前半のシンカーはよく沈み、アグレッシブにインコースを突く。コマンドも向上を辿っている。 

8. コディ・メディロス:LHP
ハワイ出身の選手としては最高位となる全体12位指名でMIL入り。平均以上のストレート&スライダー&チェンジアップを操ることができ、特にスライダーはドラフトクラス最高との評価を受けており、規格外の変化を描く。変則的なメカニクス&小柄な体格&不安定なコマンドから評価が分かれる。 

9.  コリー・クネーベル:RHP
パワーアームのリリーバー。90マイル半ばのストレート&カーブのコンビネーションでアグレッシブにゾーンを攻める。カーブはハイクオリティなアウトピッチ。コマンドは平均レベル。特にカーブのコントロールにバラツキがある。 

10. ホルヘ・ロペス:RHP
プエルトリコ出身。93マイルのストレート&カーブのコンビネーション。チェンジアップは昨シーズン向上を辿ったボール。6-4/165と細身な体格から、体重の増加を経てよりパワフルさを増す可能性を秘める。

11. ジェーク・ゲートウッド:SS
桁外れのパワーの持ち主。メジャーでも30本塁打以上打てるほどだと言われている。一方でコンタクトが荒く、Rでは打率.206/71K/13BB。守備でも荒さが目立ち、また6-5たるSSとしては大きすぎる体格から将来的に3Bに移ることになるだろう。

12. マイケル・リード:OF
父は元アメリカンフットボール選手。整った体格&アスリート性の評価が高い。コンタクト&スピードに長けたリードオフタイプで、A+では出塁率.396&33盗塁をマーク。守備では外野3ポジションをこなす器用さを披露。 

13. ビクター・ローチ:OF
モンスタークラスと評されるパワーを生かして18本塁打も、打率.223/138K/37BBと粗削りなアプローチが目につく。ディフェンスも平凡でLF向き。バットで存在感を示していくしかない。

14. マルコス・ディプラン:RHP
ヨバーニ・ガヤルドとのトレードでTEX→MIL。6-0/160と投手としては小柄ながら96マイルに達するストレート&カーブ主体のパワフルなピッチング。Rでは制球に苦しみながらも64.1IP/57K/1.54ERA。 

15. ウェイチャン・ワン:LHP
2013年にルール5ドラフトでPIT→MIL。最速95マイルのストレート主体にパワフルに攻める。カーブ&チェンジアップも上質だ。優れたコマンドも武器の1つ。昨季はトミージョン手術の影響もあり、不出来なパフォーマンス。真価が問われる。

16. カイル・レン:OF
父フランクがブレーブスGMを解雇となるとトレードでATL→MIL。評価が高いスピードツールを攻守で生かすことが出来るリードオフ型。パワーレスだが、コンタクトに優れ、打率.290/46盗塁をマーク。

17. テイラー・ヤングマン:RHP
2011年全体12位指名も伸び悩んでいる。6-6/210たる長身から94マイルのストレートを投げ下ろすグラウンドボーラー。コマンドの平凡さがネックとなり、ボールを生かし切れていない。スプリングトレーニングでアピールして先発争いに加わりたい。

18. ヤディエル・リベラ:SS
傘下トップクラスのハイレベルな守備で高い評価を得る。SS守備はレンジ&インスティンクトに富み、スローイングも力強く正確だ。打撃の向上が課題となっているが、パワー&スピードは相応なレベル。

19. タイラー・クラビー:RHP
シンカーは90マイル前後も、カーブ&スライダーを有効に織り交ぜ緩急を生み出す。R-2A-3Aで1.63ERA&3.80K/BBと目立ったパフォーマンス。ポテンシャルへの評価は平凡も、巧みな投球術でカバー。

20. ミゲル・ディアズ:RHP 
ハイシーリング。90マイル後半のストレートは威力抜群でK/9は10.1をマーク。スライダー&チェンジアップは未発達で磨いていく必要があるが、細身な体格から高いアップサイドが期待できる。 

 Plus One Prospect
ネーサン・オーフ:2B
8月31日のゲームでは1試合で全9ポジションについたことでも話題になった。 成熟したアプローチに支えられたバッティングが持ち味でキャリアで90K/85BB。ギャップパワーも示す。理想のユーティリティープレーヤー候補だ。

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/5c41i6


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