2015 Top 20 Prospects:ピッツバーグ・パイレーツ

14798592778_57a741f503_z

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. タイラー・グラスノー:RHP
粗削りながら傑出した支配力の持ち主。A+では124.1IP/157K/1.74ERAという素晴らしい内容。90マイル半ばのストレート&カーブのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。課題の制球を安定させていきたい。

2. オースティン・メドウズ:OF
2013年ドラフト全体9位。5ツールの才能の持ち主でパワー&アスレチックさを兼ね備えたバッティングはジョシュ・ハミルトン(LAA)と比較される。CF守備ではプラスのスピードを生かしたインスティンクト溢れる動きを見せているが、アームの乏しさがネック。 

3. ジェームソン・タヤン:RHP
トミージョン手術により2014年は全休。エースポテンシャルの持ち主で、96マイルのストレート&パワーカーブ&チェンジアップのコンビネーションは印象的。コマンドも安定しており、ハイレベルなパフォーマンスが期待される。 

4. ジョシュ・ベル:OF/1B
ハイクオリティなパワー&アームツールの持ち主。特にバッティングはスイングスピード&アプローチを示すオールラウンドヒッターで、A+-2Aで打率.325/9本塁打。ディフェンスでの評価も悪くないが、AFLでは1Bとしてもプレー。

5. アレン・ハンソン:SS
オフェンス面での評価が高く2AではOPS.768&11本塁打&25盗塁。アグレッシブなアプローチでコンタクトを生み出し、相応なパワーも秘める。アームが弱くSSよりも2Bの方がフィットすると見られている。

6.  リース・マグワイア:C
攻守にオールラウンダー。プレミアクラスと評されるディフェンダーでアーム&スローイング&キャッチング&ブロッキングを兼ね備える。バッティングはミドルヒッター。メークアップの評価も高くチームのリーダー的存在。 

7. コール・タッカー:SS
2014年ドラフト全体24位。アスレチックなSSとして評価が高く、ポジションに残れる才能を示している。スピード&アーム&レンジはいずれも平均以上のクオリティ。バッティングは未発達でパワーに欠けるが、6-3/185たるフレームから向上の余地を残す。

8. ニック・キンガム:RHP
98マイルのストレートを軸にアグレッシブにストライクゾーンを攻めるハードボーラー。カーブ&チェンジアップも織り交ぜコマンドも安定している。ローテーション半ばクラスのイニングイーターになれる存在。

9. ジャコビー・ジョーンズ:SS/OF
アスレチックでパワー&スピード&アームはいずれも平均以上。AではOPS.851&23本塁打&33盗塁。アグレッシブなアプローチでセカンドピッチへの対応に不安を抱えている。SS守備も不安定で2B/OFに回ると見られている。

10. スティーブン・タープリー:LHP
滑らかなデリバリーから投げ込まれるストレートは97マイルにも達する。ソリッドなカーブに加え、チェンジアップやツーシームも交えGO/AOは1.95をマーク。上のレベルでのパフォーマンスに期待が高まる。

11. ハロルド・ラミレス:OF
コロンビア出身。5-11/175たる体格にパワー&スピードのツールを秘めている。故障により49試合の出場もAでは打率.309&12盗塁。パワーツールを生かし切れておらず3年間で7本塁打。レンジは傑出しているが、アームが平凡でLF向き? 

12. ミッチ・ケラー:RHP
兄ジョン(BAL)と同じく90マイル中盤のストレート&カーブ主体のパワフルなピッチング。Rでは27.1IP/29K/1.98ERAと打者を捻じ伏せ、チェンジアップも使えることを示した。コマンドは粗いが、スムーズなメカニクスから改善が見込まれている。 

13. ウィリー・ガルシア:OF
ここ3年で52本塁打。目立つパワーポテンシャルの持ち主であり、相応のスピードも示している。145K/24BBとアプローチが粗くコンタクトを生み出すのに苦労している。OF守備では強肩を披露する。

14. トレイ・スパック:RHP
6-5/210と恵まれた体格から高いアップサイドを誇り、最速94マイルのストレートはさらなる伸びしろを感じさせる。カーブ&チェンジアップは不安定で磨いていく必要がある。スタミナ&コマンドにも課題。 

15. エリアス・ディアズ:C
プレミアムクラスのディフェンスを示す。アームは20-80スケールで80評価を受ける。キャッチング&ブロッキングも成熟している。平凡だったバッティングでは2A-3Aで打率.316をマーク。フロックではないことを証明したい。 

16.  エイドリアン・サンプソン:RHP
90マイル前半のストレート&カーブ&チェンジアップをコマンドよくストライクゾーンに集め、2A-3Aで11勝&2.96ERAとブレーク。キャリア3年でのBB/9は2.0と高水準。ゲームを作り上げるローテーション半ばタイプ。 

17.  スティーブン・ブラルト:LHP
90マイル前後のストレート&ハイクオリティなスライダーのコンビネーションが光るスリーパー左腕。優れたコマンドの持ち主でA~A+で25試合投げて4.13K/BBをマーク。平均以下のチェンジアップが向上すれば面白い素材。

18. コナー・ジョー:C/OF
ドラフト時にC→OF。身体能力が高く相応のスピード&アームを示す。バッティングでは力強いスイングを披露しており、アプローチも成熟。故障により2014年は全休も、フルシーズンでプレーすれば実力を発揮できるはずだ。

19. クレイ・ホームズ:RHP
2014年はトミージョン手術により全休。 6-5/230と体格に恵まれており、ハイポテンシャル。健康であれば92マイルのシンカー&カーブ&チェンジアップで力強く攻める。コマンドが不安定で全体的に磨かれる必要がある。

20. テイラー・ガスヒュー:C
オールラウンダーになり得る素材。高校では1年先輩にマイク・ズニーノ(SEA)がいたためCの守備は経験に乏しいが、正確なスローイングに定評がある。バッティングはコンパクトでセレクティブだ。 

Plus One Prospect
コディ・ディクソン:LHP
95マイルを叩き出すストレートにアウトピッチに成り得るカーブのコンビネーションが持ち味。チェンジアップも平均以上に成り得る可能性を秘めている。コマンドが改善されればローテーション半ばクラス。 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/oxGE4m


コメントを残す