2015 Top 20 Prospects:サンフランシスコ・ジャイアンツ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. アンドリュー・スーサック:C
 攻守を示すオールラウンダー。50K/34BBと成熟したアプローチと上質なパワーツールを兼ね備える。アスレチックなディフェンスでも高い評価を得ており、バスター・ポージー(SF)のバックアップには惜しい素材だ。

2. カイル・クリック:RHP
98マイルのストレート&ハードなスライダーを主体に2Aでは11.1K/9をマークしたKマシーン。チェンジアップも向上を辿る。メカニクスのキープに問題があり、コマンドも粗削り。BB/9は6.1。

3.  ケウリー・メラ:RHP
傘下随一のアップサイド。95マイルのハードシンカーが傑出しており、カーブ&チェンジアップを交えゴロアウトを稼ぐ。制球もまとまっており、SS-Aでは4.37K/BBをマークした。 6-2/200と体格も十分。

4. タイラー・ビ-ド:RHP
2014年ドラフト全体14位。97マイルのストレート&プラスのチェンジアップ&カーブのパワーピッチング。6-4/200たる恵まれた体格に加えアスレチックさも備えるが、メカニクスのキープが不安定でコマンドも粗い。

5. マック・ウィリアムソン:OF
6-5/240たる恵まれた体格の持ち主でパワー&アームに優れるアスリート。トミージョン手術により、23試合の出場にとどまるもOPS.926をマーク。ボールの見極めと三振の多さが課題。守備では体格に比した機敏さを示す。

6. クレイトン・ブラックバーン:RHP
 ドラフト16巡目指名を受けてからハイレベルなパフォーマンスをキープ。R-2Aでは98IP/94K/20BB/3.31ERA。安定したコマンドで90マイル前半のストレート&カーブ&チェンジアップを操るグラウンドボーラー。メカニクスもスムース。

7. タイ・ブラック:LHP
コマンドが優れており、洗練されたストライクスロワー。2Aでは141IP/3.13ERA。90マイル前半のツーシーム&プラスのチェンジアップを低めに集め打たせて取るピッチング。スライダーもサードピッチとして有効に織り交ぜる。 

8. ハンター・ストリックランド:RHP
トミージョン手術をきっかけに球速が伸び、コンスタントに100マイルを計時するようになった。大きく曲がるスライダーとのコンビネーションを武器にA+-2Aでは38.2IP/55K/4BB/2.09ERA。プレーオフではブライス・ハーパー(WAS)に2ホーマーを浴びた。

9. スティーブン・オカート:LHP
アンドリュー・ミラー(NYY)と比較されるスペシャリスト。特に左バッターに対しては被打率.165&被OPS.449と圧倒的。97マイルのストレート&ハードスライダーのコンビネーションでA+-2Aでは12.1K/9。コマンドも向上を辿る。

10.  クリスチャン・アローヨ:SS
ツールは傑出していないも、ゲームを理解した攻守に評価を得る。SS-Aではコンタクトを生み出す持ち味を示し打率.291をマーク。上質なスイングからギャップを抜く。守備ではSSよりも2B向きとの見方が多い。

11. ダニエル・カーボネル:OF
キューバから亡命し$1.4MでSF入り。R-A+では31試合の出場ながら打率.336&OPS.907と目立ったパフォーマンス。20-80スケールで80評価を得るスピードが最大の武器で、CF守備ではアーム&レンジを両立。一方でバッティングは評価が分かれる。 

12. ルイス・アイスラ:LHP
97マイルに届くストレートは威力があり、力で打者をねじ伏せる。 スライダーは改善の余地があるもののプラスピッチになるだろうとの評価。Aでは121.1IP/115K/2.45ERAと目立ったパフォーマンス。リリーフ向き?

13. アダルベルト・メヒア:LHP
スムーズなメカニクスが安定したコマンドを生み出す良いケースだ。ゾーンを攻める内容は非凡なモノであり、90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップを扱う。シーズンでは4.67ERAも、後半11試合は2.95ERAと復調。

14. マイケル・サントス:RHP
Rでは59.2IP/2.56ERA&3.85K/BBと印象的な投球。90マイル前半のストレート&カーブ&チェンジアップをコマンドよく投げ込む。中でもカーブは70マイル前半で大きく曲がり緩急を生み出すのに最適だ。6-4/170とアップサイドも高い。

15. マット・ダフィー:SS
ツールに乏しくユーティリティタイプも2Aで打率.332&20盗塁と無視できないパフォーマンス。ストライクゾーンを理解したコンタクトヒッティング。守備では派手なプレーは少ないが堅実さを売りとしており、2Bや3Bもこなす。

16. クリス・ストラットン:RHP
アスレチックなアームで94マイルのストレート&スライダーのコンビネーションが持ち味。ドラフトイヤーに向上を辿ったコマンドも相応なレベル。チェンジアップもポテンシャルを示している。

17. アラミス・ガルシア:C
攻守に長けたオールラウンダーになり得る素材。ヒットツール&アプローチを両立したバッティングで高い評価を受けるが、パワーも次第に伸びるだろうといわれている。守備ではレシービング&ブロッキングを磨いていきたい。 

18. ホアン・グレゴリオ:RHP
6-7/180たる大柄なフレームの持ち主だが、全体的に磨かれる必要がある。サイドから投げ込まれる90マイル前半のストレート&スライダーを軸にA-A+では9.1K/9をマークも4.0BB/9&4.37ERAと繊細さを欠いた。 

19. レイ・ブラック:RHP
3年にも渡ったトミージョン手術のリハビリから復帰すると100マイルのストレートを武器にA-A+で18.1K/9と圧巻のパフォーマンス。H/9も4.3と規格外の数字を叩き出した。未熟な制球力を磨いていきたい。

20. ローガン・ウェッブ:RHP
荒削りだがアップサイドは高い。90マイル中盤を叩き出すストレートが最大の武器。高校時代には1試合で145球を投げた3日後にリリーフ登板をさせられるなどの過酷により肩の状態を不安視され評価を落とした。

Plus One Prospect
ディラン・デービス:OF
桁外れのパワー&アームの持ち主でジョシュ・ウィリンガム(元KC)と比較される。 アプローチは粗いもヒットツールでは一定の評価を得ている。アームは投手として97マイルを計時するクオリティだ。

 Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/e8PgSA


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