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2016 Top 20 Prospects:ボルティモア・オリオールズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ディラン・バンディ:RHP
エースポテンシャルも度重なる故障に泣く。13年にトミージョン手術を受け、今年は復活が期待されたが肩の故障で8登板のみ。ここ3シーズンで16登板のみと耐久性に大きな不安を抱えるが、万全であれば90マイル後半のストレート&カーブ&チェンジアップで打者を圧倒する。

2. ハンター・ハービー:RHP
14年にはフューチャーズゲームに選出されるなど一躍ブレークも、今年は3月に足首の故障で手遅れ、その後は 右肘の痛みを訴え結局シーズン全休。最速97マイルのストレートとカーブを軸にゾーンを攻めるパワーピッチング。チェンジアップの向上がカギ。

3. チャンス・シスコ:C
スムーズなスイングからフィールド全体を扱えるバッティングに加え、卓越したストライクゾーンへの理解も示す。A+&2Aでは20歳にして打率.297、本塁打6、OPS.791をマーク。一方で捕手としての守備は磨く必要がある。

4. ヨマー・レイエス:3B
ドミニカ出身の大砲候補。18歳にして6-3/220と完成された体格からパワーポテンシャルを示す。Rでは89試合プレーして打率.277、本塁打5、OPS.773。守備では強肩の持ち主も、機敏さに欠けておりフットワークを磨く必要がある。

5. D.J.スチュワート:OF
15年ドラフト1巡目指名。チームが1巡で外野手を指名するのは03年のニック・マーケイキス(ATL)以来。 しかし大学有数の好打者もプロ1年目は苦戦。62試合で打率.218、本塁打6、OPS.633と物足りない結果に。極端に低く構えるフォームからスカウトの評価は分かれる。

6. グレイ・フェンター:RHP
15年ドラフトのベストピック。7巡目指名も、2巡目とほぼ同額となる契約金$1Mで入団。 6-1/210のがっちりした体格から最速96マイルのストレートを投げ込む。カーブもセカンドピッチとして平均以上。Rでは9試合(8先発)登板して防御率1.66。

7. マイク・ライト:RHP
6-6/215と大柄なシンカーボーラー。98マイルに達するハードシンカーは魅力も、変化球のクオリティが平凡。 3Aでは14試合に先発し防御率2.22をマーク。メジャーでも12登板(9先発)し、3勝をあげた。ローテーションに止まるにはもう一段階成長したい。

8. デビット・ヘス:RHP
最速96マイルのストレート&ハードなスライダーでアグレッシブに攻める投球スタイルからジョーダン・ジマーマン(WSH)と比較される。A+&2Aでは143.1回/防御率3.64。全体的にステップアップする必要があるが、6-2/210たる体格から伸びしろは十分。 

9. マイケル・ギブンズ:RHP
12年にSSからコンバート。投手転向から3年目でメジャーデビューを果たした。最速97マイルのストレート&スライダーのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。メジャーでは22試合に登板し防御率1.80、K/9=11.4、BB/9=1.8と素晴らしいパフォーマンス。来季はセットアップか。

10. クリスチャン・ウォーカー:1B
14年にパワー面が開花し、傘下最多の27ホーマー。 今季は3Aで18ホーマー&OPS.748。選球眼がよく、相応の四球を選ぶことができる一方でK%=23%と三振が多いのがネック。コンタクトを生み出すのに苦労しており、ゲームの中でパワーを発揮しきれない。

11. タイラー・ウィルソン:RHP
球威は平凡も、打者をかわす投球が身上。 マイナー通算BB/9=2.2とコマンドに優れ、スライダー&チェンジアップを交えて打者を惑わす。3Aでは防御率3.24、K/BB=3.50。ポテンシャルはローテーション下位クラス。

12. ライアン・マウントキャッスル:SS
契約金を節約するために全体36位でのオーバーピック。高い打撃能力を買われ、スカウト部長のゲリー・レーシッチは「アグレッシブだが、ボール選ぶことが出来て、また状況に応じたバッティングもできる発達したバッターだ。」と評価。一方でSS守備は未発達。

13. ジョー・ガンケル:RHP
アレハンドロ・デアザ(SF)とのトレードでBOS→BAL。90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップをコマンドよくゾーンの低めに集める。A+&2Aでは29試合(22先発)投げて防御率2.68、K/BB=4.19。将来像はリリーフ向きとも。 

14. キム・ヒョンス:OF
2年$7MでBAL入り。韓国球界随一のピュアヒッターとして知られ、KBO通算で.318/.406/.488たるスラッシュライン。昨季はKBOで打率.326、OPS.979、本塁打28。63K/101BBと選球眼が卓抜。オリオールズでは正LFを務める?

15. トレイ・マンシーニ:1B
A+&2Aで打率.341、本塁打21、OPS.938とブレークイヤーを辿る。ボールを捉える技術に長け、逆方向への打球も多い。パワーの評価は決して高くないが、パワー面が向上すればレギュラー1Bへの道は開けるはずだ。

16. ジョーイ・リカルド:OF
『ルール5ドラフト』でTB→BAL。 昨季はA+&2A&3Aで打率.321、本塁打2、OPS.874、盗塁23とブレーク。プラスのスピードを最大限に生かしたプレースタイル。打撃ではコンタクト&選球眼に優れており、守備では広大なカバー範囲を示す。

17. タナー・スコット:LHP
最速101マイルのストレートを投げ込むパワーアーム。昨季はA-&Aで42.1回投げて防御率3.83&K/9=12.9をマーク。BB/9=4.3と2イニングに1個近い四球数を記録しており、コマンド&フォームの再現性を磨くことがメジャーで活躍するための鍵となりそうだ。 

18. ダリエル・アルバレス:OF
アッパーカットの力強いスイングからパワーポテンシャルを示す。3Aでは16ホーマー&OPS.735。守備ではピッチャーとして推す声もあがるほどの強肩を武器に平均以上のRFになりうる。27歳と正念場だ。

19. ヨハン・ヘイム:C
6-3/190たる恵まれた体格に加え、素質も十分な20歳。 攻守に高い評価を受けており、オールラウンドCへと成長する可能性を秘める。バットスピード&肩はすでにプラス評価。経験を積んでスキルアップしたい。

20. パーカー・ブリッドウェル:RHP
全体的に粗削りも年々安定感は増している。マイナー通算6シーズンでK/9=8.2とパワフルさをウリにしており、ストレートも最速95マイル。決め球のチェンジアップは6フィート4の長身にも助けられ平均以上の評価。課題のコマンドも昨季は自己ベストのBB/9=3.5をマーク。 

Plus One Prospect
ライアン・マッケーナ:OF
15年ドラフト4巡目指名。攻守にインパクトを生み出せるツール型のCF。ベストツールであるスピードを生かしたダイナミックなオフェンスが武器で、盗塁も果敢に決める。打撃センスも豊富で、パワーが伸びれば面白い素材だ。 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/pjpfBT

 


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