2016 Top 20 Prospects:ニューヨーク・ヤンキース

11684358005_68db4e57d2_z

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ゲリー・サンチェス:C
強肩強打のキャッチングプロスペクト。特にオフェンス面での評価が高く、2A&3Aで18ホーマー&OPS.815をマーク。パワー&強肩は魅力も、攻守に粗さが目立つ。捕手に止まるにはブロッキング&レシービングを磨く必要がある。 

2. アーロン・ジャッジ:OF
『ジャンカルロ・スタントン(MIA)2世』の呼び声高い大型スラッガー。 6-7/230の体格から力強いスイングを生み出し傑出したパワーポテンシャルを示す。2A&3Aでは20ホーマー、OPS.777と存在感を示した。トレード候補に挙がるもチームは保持の意向。

3. ホルヘ・マテオ:SS
ホゼ・レイエス(COL)と比較されるスピード&ディフェンス型のSS。20-80スケールで文句なしの80評価を受けるスピードを武器にメジャー&マイナー全体トップの82盗塁をマークした。 守備面でも飛躍的な向上を辿る。20歳と若く、アップサイドは傘下No.1。

4. ロブ・レフスナイダー:2B
生まれは韓国も生後3ヶ月でレフスナイダー家の養子に入った。広角に打ち分けるラインドライブヒッターで3AではOPS.761&9本塁打をマーク。メジャーでも16試合に出場し打率.302&2ホーマーと目立った活躍。守備はソリッドもフットワークに乏しく101試合で18個の失策を喫した。

5. ジェームズ・キャプリリアン:RHP
15年ドラフト全体16位。エース級の素材ではないも、近い将来にローテーションの1角として働きが期待できる即戦力型。 ドラフト直前にはノーヒッターを達成するなどして評価を上げた。ピッチングセンスに長け、カーブ&チェンジアップでタイミングを崩す。

6. イアン・クラーキン:LHP
90マイル前半のストレート&上質なアウトピッチに成り得るカーブ&チェンジアップを操る。今季は肘の故障によりシーズン全休。AFLでリハビリ登板を行った。耐久性に不安も、チェンジアップ&コマンドはプロ入り後に向上を辿っている。

7. ダスティン・ファウラー:OF
ファイブツール候補が開花寸前。1A&A+で123試合出場して打率.298、本塁打5、盗塁30。スピード&肩&CF守備はすでにプラス評価で、選球眼は磨く必要アリも、パワーは15ホーマー級まで向上が見込まれている。

8. ウィルカーマン・ガルシア:SS 
一部スカウトではチーム2位のプロスペクトであるホルヘ・マテオ級の素材との評価も。手元までボールを引き付け、フィールド全体に打ち分ける打撃技術と出塁能力はスカウトたちも絶賛。17歳ながらRで39試合プレーして打率.299をマーク。 

9. ドミンゴ・アセべド:RHP
6-7/242の恵まれた体格から100マイルにも達するストレートを投げ込む才能の塊。セカンダリーピッチのチェンジアップも磨かれており、ストレートとのコンビネーションも抜群。R&A-では12先発して防御率1.81。まだまだ発展途上も、アップサイドに期待が高まる。

10. タイラー・ウェイド:SS
ドラフト時から滑らかかつアスレッチクな守備で定評を得ていた素材。スピード&ディフェンスはいずれもプラス評価。プロ3年目の今季は三振率を20%→16%に減らした。A+ではOPS.702も2A昇格後は.490。33盗塁/16失敗と盗塁技術を磨く必要アリ。

11. ブレイディ・レイル:RHP
プラスのコマンドを武器にA+&2A&3Aで防御率2.91&BB/9=2.4をマーク。90-94マイルのストレート&プラスのカーブ&発達したチェンジアップをコーナーに投げ込む。メカニクスでの評価も高く、21歳と若いことからもアップサイドを期待する声も多い。

12. ジェイコブ・リングレン:LHP
リリーフプロスペクト。大きく曲がるプラスプラスのスライダー&90マイル前半のストレートのコンビネーション。3Aでは15登板して防御率1.23&K/9=11.9をマークし、メジャーでも7登板。制球が安定すれば未来のクローザー候補。

13. ドリュー・フィンリー:RHP
15年ドラフト3巡目。『15年ドラフトクラスで最も洗練された高校生投手』たる評価を受ける。ベストピッチのカーブはプラス評価を受けるボール。速球は90マイル前半も、ストライクゾーンを自在に出し入れできるコマンドでカバー。Rでは12先発して防御率3.94、K/9=11.5。

14. ルイス・トーレンス:C
16歳の時に$1.3Mでヤンキース入り。今季は肩の手術を受けシーズン全休。健康であればプロ2年間で盗塁成功率41%をマークした強肩が武器。ブロッキングやレシービングは磨く必要があるも、捕手に止まることはできるだろう。

15. ルイス・セッサ:RHP
メキシコ出身。ジャスティン・ウィルソンとのトレードパッケージとしてDET→NYY。契約時はSSだったが、その後投手へと転向した。その身体能力はマウンドでも十分に発揮されており、マイナー通算BB/9=1.9と抜群のコマンドを持っている。 

16. ブライアン・ミッチェル:RHP
いずれもプラス評価を得るストレート&カーブのコンビネーション。3Aでは15先発して防御率3.12。メジャーでも20試合に登板した。コマンドが平凡で、メジャーではリリーフとしての出番が多くなりそうだ。来季はスイングマンとしてロースター入り?

17. ジョーダン・モンゴメリー:LHP
1A&A+で25登板(24先発)して防御率2.95、K/BB=3.67と充実のシーズン。球威は平凡も、ツーシーム&カッター&チェンジアップを自在にコマンドし打者のタイミングを惑わす。6-4/225と大柄な体格を有効に扱うことができ、メカニックもクリーン。 

18. メイソン・ウィリアムズ:OF
12年には『BA』リスト全体32位にランクインした元トッププロスペクト。13-14年の不振により評価を落としたが、今年は2A&3Aで打率.318、OPS.795と復活した。6月には、ジャコビー・エルズベリーのDLに伴いメジャーデビューも経験。 ベストツールはスピード。

19. アビアタル・アベリーノ:SS/2B
粗削りながらプラスプラスの強肩&プラスの守備範囲を生かしたSS守備は魅力。コンタクトに徹した打撃で1A&A+では打率.260、本塁打4、二塁打20とまずまずの成績。スピードツールは平均レベルも54盗塁をマーク。

20. カイル・ホルダー:SS
ブレンダン・ライアン(元NYY)と比較される守備職人タイプ。バッティングはライアン同様期待できないが、バスケットボールでも活躍したアスリート性に支えられたSS守備はゴールドグラブ級とも言われている。打撃は大学3年時に開花の兆しを見せたが、A-ではOPS.527と結果を出せなかった。 

Plus One Prospect
タイロ・エストラーダ:2B 
ベネズエラ出身。16歳で契約後、傘下有数のディフェンダーへと成長した。優れた打球反応から広大な守備範囲を示し、肩も強い。コンタクト&見極めに優れ、A-では打率.267、本塁打2、OPS.698、30K/23BB。スピードツールは平均以上も、走塁技術面はまだまだ発達段階。 

 

 Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/iNvoyn

 


コメントを残す