MLBの未来予測

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開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

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2015 Trade Deadline~ダスティン・アクリー、ヘラルド・パーラの移籍は何を意味する?~

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ロント・ブルージェイズが大補強を進める中、同地区のライバルたちも補強を進めていた。今回はア・リーグ東地区、特にニューヨーク・ヤンキースとボルティモア・オリオールズの動向を振り返ってみよう。

7/30 SEA⇔NYY

SEA→NYY ダスティン・アクリー
NYY→SEA  ラモン・フローレス+ホセ・ラミレス

アメリカン・リーグ東地区で首位を走るニューヨーク・ヤンキースがシアトル・マリナーズから2009年の全体2位で指名されたダスティン・アクリーを獲得した。

アクリーはデビューイヤーの2011年こそ.273/.348/.417という数字をマークし未来のマリナーズの主軸と期待されたがその後は低迷。打率が.250を上回ったのは一度だけで、2桁本塁打を2回クリアするもののOPSが.700を上回ることは一度もなかった。去年のオフにはポジションがかぶるスター選手のロビンソン・カノーがFAでチームに加入し、アクリーはユーティリティに降格していた。

ヤンキースでもマリナーズの時と同様にユーティリティとして起用される予定だが、ヤンキースは二塁のポジションに5人起用していずれもレギュラーを掴むに至ってないのでアクリーにも十分チャンスがあった。ところが8月4日に腰を痛め、1本もヒットを打たないまま15日間DL入りとなり、ヤンキースでも早くも期待を裏切っている。

マリナーズはアクリーを放出し、ラモン・フローレスとホセ・ラミレスの二人のプロスペクトを獲得。フローレスは2008年にヤンキースに入団した外野手のベネズエラン。アプローチに優れており高出塁率を期待できる。広角にライナーを飛ばすラインドライブヒッターで、パワーは平均未満との評価が多いが、AAAでは136試合に出場して長打率は.400を上回り14本塁打を放つなど前評判を覆す成績を残している。守備では足の速さも肩の強さも平均的なためレフトを守ることが多い。ヤンキースですでにメジャーに昇格しておりマリナーズでも近いうちに昇格するだろう。

ホセ・ラミレスは2007年のインターナショナルFAでヤンキースに入団した右投手。当初は先発として育成されていたが慢性的に脇腹を痛めることや、チェンジアップ以外の変化球がイマイチなこと、コントロールが定まらないこともあって去年から完全にリリーフに転向した。健康ならば最速100マイルのストレートと、20-80のスケールで70評価を得るスプリッターのように変化するチェンジアップのコンビネーションで三振の山を築くことが可能で、セットアッパーやクローザーという重要なポジションを任せることができる。こちらもすでにヤンキースでメジャーに昇格済みでフローレスと同様にマリナーズでの昇格も近いだろう。

アクリーは保有期間が長く、ユーティリティとして使い勝手がいいものの、打者不利なセーフコフィールド以外の球場でもでもキャリアでOPSが.700を越えていない選手にどれほど期待できるだろうか。故障は予想外だが、アクリーは今後全体2位指名の才能開花させないとメジャーでは生き残れないかもしれない。マリナーズとしては今まで我慢して使い続けたアクリーを出すことで、ある意味一つの区切りをつけたということができる。アクリーはドラフト時から期待されファンからも好かれる選手だったが、成績を残せないのなら放出も仕方がない。見返りは十分でこのトレードはマリナーズにとっては成功といえるだろう。

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