2016 Top 20 Prospects:トロント・ブルージェイズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. アンソニー・アルフォード:OF
アメフトとの二刀流を続けていたアスリートだが、今季より野球一本に専念。107試合に出場して打率.298、本塁打4、OPS.820、盗塁27の好成績を残し、潜在能力の高さを見せつけた。 将来有望なファイブツール候補も、大学講内で銃乱射事件を起こすなど素行面に不安を抱える。

2. ブラディミール・ゲレーロ Jr:OF/3B
通算449ホーマーのウラディミール・ゲレーロの息子。 『BA』のインターナショナルFAランキング1位の大物で、契約金$3.9MでTOR入り。父と瓜二つのような豪快なスイングからショーケースでは柵越えを連発。父ウラディミールもTwitterで「俺の息子のスイングを見てくれ」と動画をシェアする溺愛っぷり。

3. ローディ・テレズ:1B
ドラフト30巡目指名の掘り出し物。6-4/220たる大柄な体格にプラスプラスのパワーポテンシャルを秘める。20歳にしてストライクゾーン&フィールド全体の扱いは向上を辿る。1A&A+でOPS.801&14ホーマー。AFLで共にプレーしたクリス・ボスティック(WSH)は「あのパワーはギャロ(TEX)級だよ」と絶賛。

4. ショーン・リードフォーリー:RHP
最速98マイルの浮き上がるようなストレートを武器に1A&A+で25先発、防御率4.22、K/9=11.7とパワフルさを発揮。一方足の踏み出しが安定せずBB/9=6.3と制球に苦しんだ。制球が安定すればスライダー&チェンジアップもより有効に使えるようになり、投球の幅が広がるはずだ。

5. ジョン・ハリス:RHP
15年ドラフト全体29位指名。TORは12年にも33巡目で指名しており、 念願の獲得となった。今春にブレークした右腕で、92-94マイルの沈む速球は6-3/160たる細身の体格からさらなる球速アップが期待できる。プロではコマンドが安定せず防御率6.75、BB/9=5.2と苦しんだ。

6. マックス・ペンテコスト:C
故障により全休。アスレチックかつ走攻守のバランスに優れるキャッチャー。ヒットツールは平均以上でラインドライブ性の打球を量産する。守備ではブロッキング&レシービングに改善点があるも、持ち前のアスリート性からあまり問題にされていない。 

7. リカルド・ウレーニャ:SS
アスリート性に優れ、SSとして平均以上のディフェンダーになり得る。肩&守備範囲はいずれも平均以上で動きも滑らか。パワーレスと見られていた打撃では16ホーマーをマークし、開花の兆し。一方で110K/16BBとアプローチは改善の必要アリ。

8. コナー・グリーン:RHP
13年ドラフト7巡目指名の20歳。プロ入り後に20ポンドの増量に成功し、今季は1A&A+&2Aで26先発して12勝7敗、防御率3.54、K/BB=2.9とブレーク。 最速96マイルのストレート&チェンジアップでゾーンを攻める。カーブが磨かれればローテクラス。

9. ジャスティン・ミーズ:RHP
15年ドラフト3巡目指名。最速96マイルのストレート&スライダー。Rでは35.2回/19K/6BB/防御率1.01。 ボールにばらつきがあり、球速&コマンドいずれも安定しない。6-3/190たる体格は先発として及第点も、ストレート&スライダーを安定させ、チェンジアップ&コマンドを発達させる必要がある。

10. D.J.デービス:OF
12年ドラフト全体17位指名。プロ入り後、期待に応えられずにいたが、今季は成長を感じさせるシーズンとなった。1Aで129試合出場して打率.282、本塁打7、OPS.731、盗塁21。ベストツールのスピードはビリー・ハミルトン(CIN)と比較されるレベル。粗さを取り除きたい。 

11. ライアン・ボルキー:LHP
最速94マイルの力強いストレート&プラスのチェンジアップのコンビネーション。6-4/175たる体格からもアップサイドは高く、コマンドも安定しているためカーブ&スライダーが磨かれれば面白い素材だ。 今季は故障により3登板にとどまる。

12. エンジェル・ペルドモ:LHP
6-6/200たる体格から高いアップサイドを秘める。最速94マイルのストレートはさらなる向上が見込め、将来的にはコンスタントに90マイル中盤を叩き出すようになるだろうという評価。スライダー&チェンジアップはまずまずも、制球難は大きな課題。キャリア4年でK/9=10.5。 

13. ドワイト・スミス:OF
パワーレスながら素早いスイング&ストライクゾーンへの理解に定評があり、64K/47BBたる素晴らしいアプローチを披露。2AでもOPS.711&本塁打7と成績をキープした。 肩の弱さからLF向きとされ、AFLでは2Bにも挑戦した。

14. レジー・プルーイット:OF
15年ドラフト24巡目指名。バンダービルド大への進学を蹴ってTOR入り。一塁到達3.6秒の俊足が武器で、攻守でインパクトを生み出せる。バットコントロール&動体視力は十分も、スイングは改善の余地アリ。長い時間をかけて育てていきたい素材。

15. ジョー・ビアンギニ:RHP
 『ルール5ドラフト』でSF→TOR。2Aでは130.1回投げて防御率2.42&HR9=0.3をマークしたグランドボーラー。最速96マイルのシンカー&チェンジアップ&カーブのコンビネーションでコーナーを攻める。チームでは移籍したリアム・ヘンドリクスに代わってロングリリーフを務める?

16. ダン・ジャンセン:C
パワー&選球眼に秀でるCプロスペクト。20歳にしてプラスのバットスピードを示しており、15ホーマー級のパワーを秘めている。またゾーンへの理解も深くマイナー3年で54K/58BBとアプローチも優秀。捕手としての守備力も向上を辿る。 

17. マット・ディーン:1B
自己最多の123試合に出場し、キャリアハイの14ホーマー。打席での心構えが変わったことで、ラインドライブ性の打球が増加した。この先メジャーに上がるにはパワーツールをアピールしていきたい。高校ではSSを守っており、1B守備もアスレチック。

18. クリントン・ホロン:RHP
トミージョン手術明けのシーズンで12先発し58.2回/45K/22BB/防御率3.38。最速95マイルのパワフルなストレートに、ソリッドなスライダー&カーブ&チェンジアップを織り交ぜる。シーズン終盤にアンフェタミンの使用が発覚し、50試合の出場停止処分。

19. シェーン・ドウソン:LHP
肘&肩の故障を乗り越えブレーク。1A&A+で24登板(22先発)して15勝6敗、防御率3.03、K/BB=3.75の好成績をマークし、パンアメリカ大会のカナダ代表にも選出。カナダの金メダルに貢献した。球威は平凡も、チェンジアップ&カーブで緩急を生み出す。 

20. ミッチ・ネイ:3B
眠れる大砲は今年も起きず。荒々しいパワーポテンシャルを秘めるも、キャリア3年で14ホーマーは物足りない出来だ。打率.243、OPS.653はいずれもキャリアワーストの数字。強肩が魅力の3B守備は年々向上を辿るも、バットで存在感を示したいところ。

 

Plus One Prospect
トラビス・バーゲン:LHP
クロスファイヤーで右バッターの胸元を厳しく攻める。A-ではわずか5.1回のみも11Kを奪う印象的なパフォーマンス。ストレート&スライダー&チェンジアップと平均レベルの3球種を扱うことができ、上手く育てばスターターに残れるだろう。 

 

 Text by Haruki SAKURAI
写真: https://flic.kr/p/vBsHCh

 

 


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