2016 Top 20 Prospects:ミネソタ・ツインズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. バイロン・バクストン:OF
5ツールを兼ね備えたアスリートでマイク・トラウト(LAA)の再来と評される。特にスピード&肩は20-80スケールで80のクオリティ。2A&3AでOPS.867を記録し、メジャーでも46試合に出場した。メジャーでは故障の影響もあり、OPS.576と不本意なパフォーマンス。来季は万全の体調でシーズンに臨みたい。 

2. ホゼ・べリオス:RHP
トータルパッケージ。90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップをコマンドよく投げ込む。ハイレベルなピッチングセンスも兼ね備え2A&3Aでは166.1IP/175K/38BB/2.87ERAたるパフォーマンス。メジャーで投げる準備は整っている。 

3. マックス・ケプラー:1B/OF
ドイツ史上最高の逸材。今季はA+&2Aで打率.318、本塁打9、OPS.930、盗塁19と素晴らしいパフォーマンスを披露し、2AのリーグのMVPにも選ばれた。9月にはメジャーデビューも経験。パワーがまだ未発達で、パワーの成長が成功のカギを握ってくるだろう。

4. ニック・ゴードン:SS
2014年ドラフト全体5位。兄ディーはマーリンズの2B、父トムは元オールスタープレーヤーとアスリートの家系に生まれたサラブレッド。プラス評価の肩&スピードに支えられたハイレベルなSS守備が光る。シュアなバッティングで1Aでは打率.277をマーク。

5. タイラー・ジェイ:LHP
15年ドラフト全体6位指名の即戦力左腕。 大学では最速98マイルのストレートを武器にリリーフとして活躍していたが、プロでは先発として育成していく予定。スライダー&カーブは決め球として申し分なく、コマンドも洗練されている。A+でデビューしてK/9=10.8。

6. ホルヘ・ポランコ:2B/SS
フィールド全体を扱ったコンタクトヒッティングは球宴4度の名選手トニー・フェルナンデス(元TOR)と比較される。メジャーでもすでに4試合出場。2A&3Aで打率.288、本塁打6とソリッドなシーズンを送る。スピードは少なくとも平均以上とされ、19盗塁を決めた。2年間で63失策とエラーの多さが課題。

7. パク・ビョンホ:1B/DH
韓国出身。4年$12M+ポスティング費用12.85MでMIN入り。韓国リーグで4年連続本塁打&打点王を獲得した大砲。15年は140試合で打率.343、本塁打53、打点146。ヒットツールが平凡で、動作の大きい打撃フォームからメジャーのレベルに適応できるかは未知数。

8. スティーブン・ゴンサルベス:LHP
現段階でストレートは90マイル前後も、6-5/190たる細身の体格からアップサイド評は高い。今季は1A&A+で24先発して13勝3敗、防御率2.01、被打率.198と支配的な投球。A+に上がってからK/BBが5.13→1.45と大幅に落ちているのが懸念される。

9. アダム・ウォーカー:OF
モンスター級の豪快なパワーがウリ。2Aでは31本塁打&106打点を叩き出し、リーグの二冠王に輝いた。AFLの優勝決定戦では3打点の活躍でチームの勝利に貢献。アプローチが粗く、三振率35%は看過できないレベル。体格の割に身体能力が高く、外野守備も平均レベルでこなす。

10. コール・スチュワート:RHP
97マイルのストレート&スライダーのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。高校では野球とフットボールで名声を得たアスリート。肩の故障で出遅れたが、A+で22先発して防御率3.20をマーク。一方でK/9=4.9と支配力に欠け、度重なる肩の故障から耐久性にも不安を抱える。

11. ルイス・ソープ:LHP
オーストラリアの至宝。昨季終盤に肩の違和感を訴えシャットダウン、今季はトミージョン手術で全休と耐久性に不安を抱える。90マイル前半の動く速球&スライダー&カーブ&チェンジアップ。特にチェンジアップはプラス評価を得るボール。

12. ニック・バーディ:RHP
クローザーポテンシャル。20-80スケールで80評価を得る90マイル後半のストレート&セカンダリーピッチとして申し分ないスライダーのコンビネーションで打者をねじ伏せる。 A+&2AでK/9=11.7。2Aに昇格後、AS以前は防御率5.72と打ち込まれたが、それ以降は2.35と安定。

13.  アレックス・メイヤー:RHP
6-9/220と大柄な体格からパワフルなストレート&スライダーのコンビネーション。開幕前には新人王候補にも名を連ねたが、メカニックが安定せず制球難に悩まされた。3Aではリリーフに降格され、防御率4.79、BB/9=4.69と散々な結果に。メジャーでは2登板のみ。  

14. フェリックス・ホルヘ:RHP
マイナーキャリア4年で防御率2点台3度。今季はAで23登板(22先発)して防御率2.79、K/BB=3.56。90マイル前半のストレートに鋭いスライダー、そしてサードピッチとしてチェンジアップも扱う。クイック&フィールディングも上手く、先発投手としての資質は十分。

15. テイラー・ロジャース:LHP
アグレッシブなストライクスロワー。90マイル前半の動く速球&スライダーで右バッターの胸元を果敢に攻める。チェンジアップを磨けるかが、メジャー定着のカギを握るだろう。今季は自己最高の174回を投げ、AFLでは防御率2.88をマークした。 

16. スチュアート・ターナー:C
ディフェンシブなCとして評価を得る。アームは力強く正確。メークアップにも優れ天性のリーダーシップを発揮。ピッチャー陣を引っ張り、ゲームをコントロールする力も示す。バッティングの向上が将来を左右する。 2AでOPS.628。 

17. エンジェル・ビルマ:SS
肩と守備範囲はいずれもプラス評価を受け、並外れたプラスプラスのSS守備を披露する。特に三遊間の球際のボールにめっぽう強く、送球動作も素早い。打撃面では5-11/150と小柄だが、トミー・ワトキンス(元MIA)コーチの指導によりコンタクト&アプローチが向上。パワーレスながらA+で打率.270をマーク。

18. J.T.カーゴイス:RHP
2年間のブランクを経て、トミージョン手術からカムバック。コンスタントに90マイル後半を叩き出す速球はよく動き、ハードなコンタクトを許さない。セカンドピッチのパワーカーブは空振りが奪え、チェンジアップも時折織り交ぜる。A+&2Aで48登板して防御率2.63、K/9=9.9。

19. メーソン・メロタキス:LHP
14年10月にトミージョン手術。15年シーズン終盤に復帰できるだけの状態にあったが、ルール5ドラフトで他球団に指名されるのを恐れて全休となった”隠し玉”。 90マイル後半のストレート&カーブ。リリーバーとして早期昇格を目指す。

20. ジェーク・リード:RHP
リリーフプロスペクト。95-97マイルのストレート&スライダーのコンビネーション。今季はコマンドに苦しむシーンが目立ち、A+&2Aで防御率5.01、被打率.273、K/9=7.0と打ち込まれた。現段階では大さっばなコマンドしか持っておらず、メジャーの一線で活躍するには細かな制球を身に付けたい。

Plus One Prospect
キャメロン・ブーザー:LHP
コンスタントに90マイル中盤を叩き出す大型リリーフ左腕。BB/9=7.8とコマンドは皆無だが、K/9=12.5、被打率.194とパワフルさは魅力。球威は十分なのでストライクを安定してとれるようになれば飛躍を遂げることができるだろう。

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/xpXUHP

 


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