トレバー・バウアーが絡んだ三角トレード

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トレード・デッドラインを振り返って

             トレード期限が終わった。今年から8月中のトレードは禁止されており、ウェーバーを通過した選手をトレードすることは出来ない。  前回の記事 More »

トレードデッドラインが間近に迫る中、一足早く動き出したGM達。

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タイラー・スカッグスに捧ぐノーヒット・ノーラン

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2019年MLBオールスター

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2016 Top 20 Prospects:ヒューストン・アストロズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. A.J. リード:1B
過去にはクリス・ブライアント(CHC)らも受賞した大学野球界のMVPに当たる『ゴールデンスパイク賞』の受賞者。マイナー全体トップの34ホーマー&127打点を叩き出した豪快なパワーに加え、86四球を選ぶクレバーさを兼ね備えており、アンソニー・リゾー(CHC)を連想させる。 

2. フランシス・マルテス:RHP
ジャレッド・コザートのトレードでMIAから移籍してきた20歳。最速98マイルの伸びのあるストレート&プラスのパワーカーブのコンビネーション。今季はコマンドが改善され、1A&A+&2Aで19登板(16先発)して防御率2.04、K/BB=3.5。超打高で知られるA+でも防御率2.33と成績をキープした。 

3. アレックス・ブレグマン:2B
15年ドラフト全体2指名。小柄ながらダスティン・ペドロイヤ(BOS)やホゼ・アルトゥーベ(HOU)と比較される攻撃型二塁手。バットスピードが早く、20ホーマー級のパンチ力を兼ね備える。大学3年時に2B→SSにコンバートされたが、将来的には再び2Bに戻るかもしれない。 

4. ジョー・マスグローブ:RHP
並外れたコマンドの持ち主。最速97マイルのツーシーム主体に積極的にストライクゾーンを攻める。1A&A+&2Aで19登板(14先発)して12勝1敗、防御率1.88、BB/9=0.7、K/BB=12.4をマーク。カーブ&チェンジアップを磨いていきたい。

5. ダズ・キャメロン:OF
ゴールドグラブ3度の名選手マイク・キャメロン(元SEA他)の息子。 ドラフト前には全体1位候補にも挙がった素材。父譲りの素晴らしい脚力と守備能力を持っており、将来のゴールドグラブ候補だ。バッティングは父に比べるとパワー面で劣り、そこまでのインパクトは望めないだろう。

6.  カイル・タッカー:OF
15年ドラフト全体5位指名。兄プレストンもアストロズでプレー。15年ドラフトクラス最高のピュアヒッターとされ、高校では打撃フォームが似ていることから「テッド・ウィリアムズ」の異名を誇った。比較される兄に比べ、身体能力が高く、高校ではCFを守っていた。プロでは強肩を買われ、RFとしてプレー予定。 

7. マイケル・フェリズ:RHP
エースポテンシャルの持ち主。 A+&2Aで23登板(17先発)して防御率2.83、K/BB=3.22の好成績をマークし、メジャーでも5試合にリリーフ登板した。大柄な体格から投げ込まれる最速98マイルのストレートは打者の手元で浮き上がるように伸びる。コマンドを磨いてローテーション入りを目指す。

8. コリン・モラン:3B
2013年ドラフト全体6位。 ハイレベルなアベレージ&アプローチを両立したピュアヒッター。前半戦は打率.261、本塁打0、OPS.670と苦しんだが、後半戦は打率.333、本塁打9、OPS.942と大爆発。懸念されていたパワーも逆方向へアーチを量産するなど向上の兆し。

9. デレク・フィッシャー:OF
スムーズなスイングを披露しパワー&アベレージを両立したバッターになり得る。1A&A+で打率.275、本塁打22、OPS.847、盗塁31とインパクトあるシーズンを送った。しかしK%=23%と三振が多く、またA+が超打高のリーグであることから手離しで今季の成績を評価することは出来ない。

10. トニー・ケンプ:2B/OF
『ホセ・アルトゥーベ2世』とも評される小さなスピードスター。5-6/165と小柄ながらプラスのスピードを生かして35盗塁を決めた。しかしフューチャーズゲームでは牽制死に倒れるなど走塁技術はまだまだ発展途上。内外野をこなす守備も粗い。 

11. タイラー・ホワイト:3B/1B
25歳には見えないほどの風格をまとう右の中距離砲。3シーズンを通して164K/174BBたるハイクオリティなバッティングを披露している。パワーツールの評価は決して高くないが2A&3Aで打率.325、本塁打14、OPS.939。守備センスに乏しくDH専門になりそうなのがネックだ。

12. J.D. デービス:3B
強肩強打の大型三塁手。A+では120試合に出場して打率.289、本塁打26、打点101、OPS.889。157Kと粗削りながら、逆方向にもホームランを量産できるパワーは魅力。 肩も投手として90マイル半ばをマークするクオリティだが、3Bの守備は未知数。

13. テオスカー・ヘルナンデス:OF
5ツールポテンシャルの持ち主。『プレミア12』ではドミニカ代表としてプレー。 アグレッシブなアプローチも傑出したバットスピードを披露。プラスプラスのスピード&プラスの強肩を生かした外野守備も評価が高く、長くCFとしてプレーできると見られている。2Aで17ホーマー&33盗塁。

14. ライリー・ファレル:RHP
クローザーポテンシャル。大学ではカレッジ・ワールドシリーズも経験し、3年間で32セーブをあげた。98マイルのストレート&高速スライダーで攻める剛腕タイプ。 Rでは16.2回投げて被打率.175、K/9=9.2をマークした一方で、BB/9=7.0と制球が不安定。

15. デビッド・ポリーノ:RHP
16歳の時に契約し、トミージョン手術を経て21歳のシーズンで台頭。A-&1A&A+で67.1回投げて防御率2.81、K/BB=3.79。キャリア5年で40ポンドの増量に成功し球速も最速95マイルまで計測。決め球のカーブも スピンが利いていて上質。

16. アキーム・ボスティック:RHP
カルロス・コーポランとのトレードでTEX→HOU。6-6/215の体格から高いアップサイド評を得る。アストロズのピッチングコーチがメカニクスの修正を施し、コマンドが向上。スライダーも精度が増し、1Aで42回投げて防御率1.50、K/BB=11.0をマーク。A+では防御率5.88と苦しんだがまだ20歳だ。

17. ブレンダン・マカリー:RHP
ジェド・ラウリーとのトレードでOAKから移籍。マイナーキャリア2年で67登板、防御率1.37、K/BB=5.95と素晴らしいパフォーマンスを辿るリリーフプロスペクト。速球は90マイル前半止まりも、よく沈む。カーブ&スライダーの評価が高く、特にカーブはマイナーでもトップ級の評価を受ける。 

18. アルバート・アブレウ:RHP
契約時に90マイル前後だったストレートはたった2年で最速99マイルに。常時90マイル中盤を計測する力強いストレート&ストレートと同じ腕の振りから繰り出される80マイル後半の高速チェンジアップのコンビネーション。制球力は平均以下。 

19. アンドリュー・アプリン:OF
目立つツールの持ち主では無いも、攻守でゲームを理解したプレーが高く評価されている。特にアプローチでの評価が高く54K/69BB。柔らかいリストで広角に打球を打ち分ける。 スピード面でも32盗塁をマーク。守備では打球感に優れ、外野3ポジションをソリッドにこなす。

20. ジョナサン・アラウズ:SS
ケン・ジャイルスのトレードパッケージでPHI→HOU。14年のインターナショナルFAではパナマ選手で最高の評価を受けていた。アスレチックなツール型SS。Rでは16歳にして打率.254、本塁打2と年上の選手たち相手に奮闘。パワーは筋肉がつけば二桁ホームランを打てるレベル。

Plus One Prospect
ジェーソン・マーティン:OF
上質なヒットツール&スピードの持ち主。コンパクトなスプレーヒッティングで1Aでは打率.270、OPS.742をマーク。ギャップを抜く力も備えておりここ2年で三塁打14本。平均以上の脚力を持っているが、攻守に生かし切れていない。肩の弱さからLFでのプレーがメイン。 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/eaMBNc

 


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