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The Truth-日本人メジャーリーガーを辿る-:高橋尚成

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日本人メジャーリーガーの実像を追うシリーズ型のこのコラム。第4回はリリーフとして活路を見出す高橋尚成を取り扱う。

 

 

  • 日本時代から培ったセキュリティ・ブランケット

1999年にプロとしてのキャリアをスタートさせた後、高橋尚成は常にそのスタイルを崩すこと無く13年のキャリアを全うしており、そして38歳となる来シーズンも同じ道を辿るつもりである。伝統的にコマンドを重んじる日本の野球らしく、高橋はコマンド、そして緩急に愛された選手だ。豊富なキャリア経験を滲ませる安定したメカニクスから、多彩なボールを自在なコースに集めることが出来る。2010年、ニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ高橋の立場は一介のルーキーにすぎなかった。しかし、同時に彼がとてもタフな経験をも兼ね備えたマイスターであることを証明することに、それ程の時間を要さなかったのも事実である。

当時メッツで正捕手を担っていたロッド・バラハス(パイレーツ)は、その時から既にメジャーでも屈指と言える程の経験を積んだ選手であった。殿堂入りを果たした素晴らしい選手から、平凡なリリーフ投手まで。彼が過去ボールを受けた投手の幅は実に広く、現在彼を求めるチームがあるとすれば、欲しているのはその部分であろう。
しかしバラハスにとって高橋は彼のいかなる経験にも当てはまらない、異色の存在であった。なぜなら高橋は多彩なボールを、磨かれたコマンドで投げ込むことが出来る、バラハスの経験で唯一の存在であったからだ。

「高橋に最も近い存在はミゲル・バティスタかな」と語るバラハスは、「高橋のボールを受ける時は本当に面白い。彼をリードすることはクリエイティブだ。だってプレートの両コーナーにボールを違った動かし方で入れられるんだよ。好きなコースに好きなボールを投げられる、テレビゲームをやっているようだ」と、高橋が日本で培った持ち味を絶賛している。
またこの時、バラハスは高橋の評価についても言及している。「彼はローテーション3番手だ。ローテーション下位では無い、3番手だ。ローテーション半ば以下はあり得ないよ」。アウトを獲得するために多彩なボールを扱うことを良しとする日本の野球文化は、バラハスに大きな影響を与えたようだ。

結果論で言えば高橋は2010年に12度先発としての機会を得たが、その時の内容は4勝4敗で防御率が5.01と平凡な内容であった。フィラデルフィア・フィリーズやニューヨーク・ヤンキースを相手に素晴らしい内容を披露したこともあったが、防御率にして2.04を記録したリリーフに適性が高いことは明白であった。

「リリーフならばボールを3つに絞らなければならない」。メッツでルーキーイヤーを過ごしていた高橋の言葉だ。直後、笑みを浮かべながら語ったのは「でも、どの3つにしようかな」。コマンドと確かなボールさえあれば成功出来ることを確信した、そんな言葉のように聞こえるのは私だけでは無いだろう。そして以降の3年で、その意味が偽りで無いことを証明したのもまた、そう語った彼自身であった。

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4 Responses to The Truth-日本人メジャーリーガーを辿る-:高橋尚成

  1. 隔月コラムです。高橋尚成の評価を辿っております。http://t.co/E196kdi1

  2. @116wins より:

    RT @FarEastDivision: RT @FarEastDivision: 隔月コラムです。高橋尚成の評価を辿っております。http://t.co/E196kdi1

  3. カブスとマイナー契約を結んだ高橋尚成。今年9月にアップしました彼のレビュー記事を今一度振り返ってはいかがでしょうか。 #mlbjp
    http://t.co/E196kdi1

  4. [...]  そんな日本人MLB選手の詳細なレポートが、「The Truth」というコラムに掲載されています。既に黒田博樹(NYY)、イチロー外野手(NYY)田澤純一(BOS)、高橋尚成(PIT)についてのコラムが書かれておりますので、そちらも是非ご参照ください(選手名をクリックするとそれぞれのコラムに飛べます)。 1 2 3 4 5 6 // http://mlb.baseballjpn.com/article/1897Big Stake For Freshman. 第2回「Japanese MLB Player」 [...]

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