2016 Top 20 Prospects:セントルイス・カージナルス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。 

 

 

1. アレックス・レイエス:RHP
エースポテンシャル。最速101マイルのストレート&カーブ主体のパワーピッチングで捻じ伏せる。マイナーでは22先発して防御率2.49、K/9=13.5、被打率.197と傑出した支配力を示しており、フューチャーズゲームにも選出された。マリファナの使用が発覚し来季は開幕から50試合出場停止。 

2. ジャック・フラハティ:RHP
高校では2刀流プレーヤーとして活躍したアスリート。滑らかなフォームからコマンドよく93マイルのストレート&スライダー&チェンジアップ&カーブを効果的に織り交ぜる。6-4/205たる体格からアップサイド評も高い。今季は1Aで95回/97K/31BB/防御率2.84。 

3. ティム・クーニー:LHP
コントロールアーティスト。メジャーでは6先発し防御率3.17と好投を見せた。速球は90マイル前後も、針の穴を通すコマンドで両コーナーを際どく攻める。カーブ&チェンジアップも有効に扱うことができ、特に評価の高いチェンジアップは被打率.115&空振り率19.3%。 

4. チャーリー・ティルソン:OF
傑出したスピードツールに支えられた攻守は、ジャコビー・エルズベリー(NYY)と比較される。ギャップを抜くバッティングが持ち味で、2Aでは打率.295&OPS.739。 三振率は19%→12%、四球率は5.4%→7.7%とアプローチ面で大きく向上を辿った。46盗塁はリーグトップだった。

5. ルーク・ウィーバー:RHP
大学ではUSA代表としてもプレーした完成度の高い投手。抜群のコマンドに支えられた投球が光り、ストレートも最速で97マイル。ベストピッチのチェンジアップは打者から消えるように落ちる。スライダーが磨かれればローテーション3番手級。A+では19先発して防御率1.62&K/BB=4.63。

6. マルコ・ゴンザレス:LHP
大学では投打でポテンシャルを示したアスリート。パワーには乏しいも、コマンド良くチェンジアップを織り交ぜるクレバーなピッチングで打者のバランスを崩す。今季は故障の影響などもあり、3Aで18先発して防御率4.69、K/BB=2.54と振るわなかった。 

7. サム・トゥイバイララ:RHP
11年まではSS/3Bとしてプレーも12年から投手コンバート。 傘下随一のパワーアームで平凡なコマンドに苦しむシーンも多いが、100マイルのストレート主体のピッチングで打者を捻じ伏せる。3Aでは43試合リリーフして防御率1.60。メジャーでも14.2回/20K/8BB/防御率3.07。通算BB/9=5.7。

8. マグニュリス・シエラ:OF
リードオフポテンシャル。スピード&ヒットツールに優れ、14年には傘下の最優秀選手に選ばれた。今季は1Aで51試合/打率.191と全く打てなかったが、R降格後は53試合/打率.315。守備でもCFを守る資質を示している将来の1番センター候補だ。

 9. エドムンド・ソーサ:SS
バットコントロールに秀でており、Rでは49試合で打率.300、本塁打7、OPS.854。パワーがついてくれば、プラス評価のスピードと併せてリードオフポテンシャルだ。アスリート性に支えられたSSディフェンスは守備範囲と俊敏さに優れており、肩は平均的も素早いリリースでカバーしている。 

10. ニック・プラマー:OF
15年ドラフト全体23位。高卒選手ながら高いヒッティングツールを示しており、パワーポテンシャルも秘めている。Rでは出塁率.379&四球率17.1%と成熟したアプローチを披露。平均以上のスピード&優れた打球反応に支えられた外野守備ではCFに残れるレベル。

11. ジュニアー・フェルナンデス:RHP
14年7月に$0.4Mで契約。6-1/180と投手としては小柄な体格だが、90マイル後半の強烈なストレートを投げ込み、R&A+で57.2回/63K/17BB/防御率3.59。カーブ&チェンジアップも有効に織り交ぜることができ、制球も安定。カルロス・マルティネス(STL) と比較されている。

12. アンソニー・ガルシア:OF
 プロ入り時はCもその後OFコンバート。2A&3Aで13ホーマー&OPS.868をマークした右のパワーポテンシャル。105試合/65K/51BBとアプローチ面で成熟を見せ始めており、オフには40人枠にも追加された。守備ではルート取りに不安を抱えるが、10補殺を記録した強肩が武器。

13. ハリソン・ベイダー:OF
15年ドラフト全体100位指名のカレッジ野手。大学3年時にパワーが覚醒。勢いそのままにA-&1Aでも61試合でOPS.892&11ホーマーと打ちまくった。打席でのアプローチも落ち着いており、アベレージも残せるタイプ。守備ではCFをメインに外野3ポジションをこなすことができる。 

14. サンディ・アルカンタラ:RHP
すでに90マイル中盤をコンスタントに叩き出すストレートは、6-4/170たる細身の体格から将来的にはよりパワフルさを増すと目されている。カーブ&チェンジアップもアウトピッチになり得るボールで、Rでは12先発して防御率3.22、K/9=7.1、BB/9=2.8。細かいコマンドを磨きたい。

15. ジェイク・ウッドフォード:RHP
15年ドラフト全体39位。最速95マイルのシンカー&発展途上のスライダーでゾーンを攻める投球スタイルはリック・ポーセロ(BOS)と比較される。Rでは26.1回/21K/7BB/防御率2.39。GO/AO=4.60とゴロの山を築いた。6-4/210と恵まれた体格からよりパワフルさが増す可能性を秘める。 

16. アルデミス・ガルシア:SS
キューバを亡命し14年に4年$8Mでカージナルス入り。ヤンキースの大ファンということもあり、フィールド上での振る舞いや打撃フォームなど一挙手一投足がデレク・ジーター(元NYY)と比較される。打撃面での評価が高く、AFLでは20試合でOPS.987&4ホーマーと存在感を示した。  

17. オースティン・ガンバー:LHP
球速は90マイル前後とパワーに欠けるが、チェンジアップを有効に織り交ぜて打者のタイミングを崩す技巧派。1Aでは22先発して15勝3敗、防御率2.67、K/9=9.3、BB/9=2.3。6-5/205と体格にも恵まれており、アップサイドはローテーション4番手級と目される。 

18. オ・スンファン:RHP
2年最大$11MでSTL入り。 日韓通算357セーブのクローザーも、カージナルスではトレバー・ローゼンタールに繋ぐセットアップとしての活躍が期待される。92-94マイルの空振りが奪えるストレート&90マイル近いカッター主体のパワーピッチ。

19. ロニー・ウィリアムズ:RHP
最速97マイルを計時するストレート&ランナーとしてプラス評価を得るほどのアスリート性を買われ2巡名指名でSTL入り。カーブ&チェンジアップはまだ発達段階の域で、これから磨いていく必要がある。Rでは12先発して防御率3.70、K/9=6.9、BB/9=4.0。

20. トレイ・ニールセン:RHP
13年ドラフト30巡目右腕がA+で25登板(18先発)して9勝&防御率2.59とブレーク。90マイル前半のシンカーでゴロの山を築くグランドボーラー。BB/9=2.8と制球面も安定しているが、変化球を磨いていきたい。ちなみに父スコットは元メジャーリーガー。 

Plus One Prospect
マイク・オールマン:C 
13年にはA+で打率.317&OPS.934をマークし、リーグの首位打者にも輝いたヒッティングプロスペクト。14年のスランプを経て、15年には金銭トレードでSTL入り。今季は2Aで12ホーマー&OPS.774&四球率11%と自慢の打力をアピール。守備は平均的だが、6-5/215と大きすぎる体格が懸念材料。

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/rYExth

 

 

 

 


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