Look Back 2010 BA Prospect Ranking

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  • No15:ドモニク・ブラウン:PHI→FA,OF→OF

 

PAST:ワイドレシーバーとしてフットボールをプレーしたそのアスリート性を高く評価されていたブラウンは、06年ドラフト20巡目で指名を受け、オーバースロットとなる契約金$200Kでフィラデルフィア・フィリーズに入団。08年にはハワイウィンターリーグでAVG.389をマークして首位打者のタイトルを獲得する活躍を見せた。09年は右手親指の骨折で離脱を余儀なくされたが、21歳で2Aまで昇格を果たした。

ブラウンはダリル・ストロベリーと比較される体格の持ち主で、真の5ツールプレーヤーへと成長する可能性を秘めているとされる。優れた野球観を持っており、自らのアスリート性を、平均以上の打撃を筆頭に試合でも発揮することができる。アマチュア時代にはフリースインガーとして知られていたが、プロ入り後にPAでの球の見極めにおいて大きな向上を辿った。また走者としても非常に優れており、アームも20-80スケールで最高70評価を得る。

年々筋肉を増やしており、バギーウィップスイングから繰り出されるパワーのポテンシャルは非常に高い評価を受けているが、最終的にどれほどの成績を残すことができるのか、見解が分かれている。高いアスリート性でカバーしているが、打撃面において未熟な面が残っており、また選球眼はまだ磨かれる必要がある。

ラウル・イバニェス、ジェイソン・ワースという2人のプロダクティブなコアOFを抱えながら、フィリーズがロイ・ハラデイやクリフ・リーとのトレードのパッケージにブラウンを含めるのを拒んだのは、ブラウンが未来のスタープレーヤーだと考えているからだ。もう1年じっくりマイナーで経験を積み、10年のセプテンバーコールアップでメジャーデビュー、というコースが既定路線と考えられている。

NOW:しっかりと10年シーズン中にメジャー昇格を果たしたブラウンだったが、チームの予想に反して本格的にレギュラーとして定着するのは13年になってからとなった。この年のブラウンはリーグ4位タイとなる27HRを放ち、オールスターにも選出されるなどキャリアイヤーを送った。

14年は自己最多の144試合に出場したが、OPS.634&10HRと成績は急降下、守備でもLFワーストのDRS-8を記録するなど期待を裏切るシーズンとなった。15年は慣れ親しんだRFに再コンバートされ、リセットを目標に取り組んだが、63試合で5HR&OPS.634と前年と同じ水準の成績に終わった。シーズン終了後には40人枠から外され、FAとなった。

5ツールプレーヤーとなる可能性を秘める、とされたブラウンだったが、結局メジャーでも通用したツールはパワーとアームだけだった。自身に高い評価を下していたフィリーズ以外で、メジャーの舞台でプレーする機会を得ることはできるのだろうか。

 

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