MLBの未来予測

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開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

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2015 Rookie Review:ナショナル・リーグ中地区

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2015年のMLBを彩ったルーキーたちをレビューする。今回はナ・リーグ中地区だ。
シカゴ・カブス/シンシナティ・レッズ/ミルウォーキー・ブリュワーズ/ピッツバーグ・パイレーツ/セントルイス・カージナルス

  • シカゴ・カブス

クリス・ブライアント:3B

ライアントは2013年にカブスに指名された3B。大学時代からずば抜けた打撃センスと底知れないパワーを兼ね備えており、昨シーズンはAA-AAAで43本塁打を放ちつつ、打率も.300越えをマークしていた。アプローチも上々で出塁率は打率よりも1割高いのが当たり前となっていた。3Bの守備は平均的で、カブスには若い内野手が多いことから、将来は大学時代に守っていたこともある外野に回されるだろうという評価が多かった。

 

 

今シーズン、ブライアントはスプリングトレーニングから好調でわずか40打席で9本塁打を放つ。開幕メジャーも噂されたが、保有期間を少しでも長くしたいカブスがこれを渋り、開幕はマイナーで迎え、きっちり保有期間が1年長引かせることのできる開幕12日後にメジャー昇格となった。

メジャー初の試合は3Bでスタメン出場となった。3三振を喫しファンを不安がらせたが、次の試合にメジャー初ヒットを打ってからはコンスタントにヒットがでるように。ただ、期待されているホームランがなかなか出ず、結局メジャー初本塁打を打ったのはメジャー昇格の約1ヶ月後になった。

メジャー初本塁打は少し遅れたものの、5月と8月は共に7本塁打を打ち月間最優秀新人賞を受賞するなどの活躍を見せ、優勝争いをするチームの中心選手の一人として打線を引っ張った。最終的なスタッツは.275/.369/.488、26本塁打とだった。

メジャー1年目からすばらしい成績を残し、史上初となる満票での新人王に輝いた。fwar6.5はチーム1位、ナショナル・リーグでも5位の成績を収めMVP投票でも11位に食いこんだ。平凡と言われていた守備でもライン際の打球処理で何度も好プレーを見せ、DRS+4をマークし、自身の外野転向ではなく、他の内野手のトレードが話されるようになった。

K%=30.6%はメジャーワースト3位となってしまったのは要改善だろう。また、かなりのフライ系で内野フライの割合が14.4%とメジャー平均より8%近く高いことも今後の打率低下の要因になりかねない。コンタクト率も66.3%と低いことも気がかりである。本人は本塁打を打つためには三振が多くなるのはしかたないことと割り切っておりそれがいい方向へ行くか、悪い方向へ行くか来シーズンの見どころとなるだろう。

 

カイル・シュワーバー:C

ュワーバーは2014年に指名されたC。この年のドラフトで最も打撃のいい選手といわれていただけあって、プロ入り後半年でA-からA+まで駆け上がり18本塁打をマークしていた。非常に性格もよくリーダーシップを発揮できるタイプでC向きなメンタルは持っているが、捕球が致命的に下手でメジャーでCの守備位置につくことは難しいとの評価。足も遅く、C以外だとLFが限界とも。

 

 

今シーズン、シュワーバーはAAで開幕を迎えていたが、6月にAAAを飛ばしてメジャーに昇格すると、退場となったミゲル・モンテロの代わりにCを守りメジャーデビューを果たした。その後、5試合DHでスタメン出場をしメジャー初本塁打もマーク。1度AAAに降格されたが、モンテロがケガをしたため7月に再び昇格した。

再昇格後当初はCとして出場していたが、モンテロ復帰後は主にLFで出場する機会が多くなった。打撃では5月と7月の昇格後すぐは高打率を残していたが、8~9月は本塁打は出るものの月間打率が.230を上回らず典型的な「三振か本塁打か」という打者に。最終的なスタッツは.246/.355/.487、16本塁打だった。

打撃では粗さが目立つ結果になってしまった。マイナー時代は20%を上回らない程度だったK%が、メジャーでは28.2%とメジャー級のボールを捉えるのに苦労した。低打率はこの影響だったが、それをカバーするかのごとく、マイナー時代と変わらない四球の多さで平均以上の出塁率をマーク。

懸念されていたCとしての守備はわずか130回を守っただけで4エラーを犯し、守備率はメジャーワースト。盗塁阻止率も20%を切りDRSも-3。Cがダメなら、と回された外野でも醜態を晒してしまい、適性守備位置は打席と言っていいレベルで守備ではいいところがなかった。DH制のあるアメリカン・リーグの球団へのトレード放出も噂されるほどだったが、さすがにこれに関してはFox Sportsのケン・ローゼンタールが否定している。

来シーズン以降も、場外へ本塁打を打つことが出来るパワーを持つシュワーバーがカブスにいることはチームにとって朗報であるが、どこを守らせるべきか首脳陣は頭を抱えることになるだろう。

 

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