MLBの未来予測

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開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

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2015 Rookie Review:ナショナル・リーグ中地区

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  • シンシナティ・レッズ

アンソニー・デスクラファニ:RHP

スクラファニは2011年にトロント・ブルージェイズから指名された右投手。2度のトレードを経て去年レッズに移籍していた。腕が遅れて出てくるスリークォーター気味のフォームから90マイル中盤のフォーシーム、90マイル前半のツーシーム、80マイル中盤のスライダーを投げる。いずれも平均、もしくは平均以上との評価を受けており、三振を多く奪うわけではないが、3つの球種をストライクゾーンに集めることで四球を出さないようにしていた。去年マーリンズでメジャーデビューを果たしている。

 

 

今シーズン、デスクラファニは先発ローテーションの1人として開幕をメジャーで迎えた。4月は26.1回を投げて防御率1.04と絶好調だったが、それ以外の月では月間防御率が4点台を下回ることがなかった。最終的なスタッツは31試合に先発し184.2回を投げ、防御率4.05だった。

チームの先発府不足で期待を受けていたデスクラファニだが、元々は先発4番手レベルともいわれており、今シーズンの成績はある意味実力通りともいえる。ただ、5失点以上が7試合あり、それに加えて6回を投げずに降板したのが10試合と、イニングを稼げなかったのが4点台に終わった防御率を下げられなかった原因だろう。また、被本塁打17本のうち12本はホームで打たれており、45.1%とメジャー平均程度のGB%では今後もこの傾向が続く可能性が高い。

しかし、9月の最後の2登板で12失点していなければ防御率は3点台で終えることができており、内容もK/BB=2.75、FIP=3.67と悪い数字ではない。唯一開幕からローテーションを守り切ったこともプラスポイントだ。そういった点からルーキーの中では、メジャー全体のピッチングルーキーで、1位のfwar3.2をマークしている。エース級の活躍を求めるのは無理があるが、今シーズンのような成績を安定して残すことくらいは期待してもいいだろう。

 

ライセル・イグレシアス:RHP

グレシアスは去年レッズと契約したキューバ出身の右投手。サイドから最速95マイルの速球と変化球の中ではベストとの評価を受けるスライダーで三振を多く奪うピッチングスタイル。去年はAFL位会いでのプレーはなかったものの能力は既にメジャーレベルに達していると目されていた。キューバではリリーフだったがチームの方針で先発に転向することが濃厚だった。

 

今シーズン、イグレシアスは開幕をメジャーで迎えたものの1試合、試運転で先発をしただけでマイナーに降格させられる。5月に再昇格したあとケガで1ヶ月離脱するが、復帰した7月からは先発ローテーションの1人として投球回制限でシャットダウンされるまでは投げぬいた。最終的なスタッツは16試合に先発し95.1回を投げて防御率4.15だった。

イグレシアスの凄さはなんといっても「奪三振の多さ」だろう。投球回以上の三振を奪った先発試合が10試合(全登板の半分超)、K/9=9.82とかなりの高水準だった。また、コントロールも悪いわけではなくBB/9=2.64だった。

右のサイドスローの投手の宿命として対左打者の成績が対右打者よりも悪くなるということがあるがイグレシアスも例外ではない。対右打者の被OPSが.618であるのに対し、対左打者の被OPSは.753と1割以上の差があった。今シーズン11%だったチェンジアップの割合を更に増やしてもいのかもしれない。

来シーズン以降も投球回の問題がイグレシアスにはかかってくるが、本人は今年のスプリングトレーニングから取り組んでいた先発転向のためのトレーニングの成果がシーズン中に出ていると話している。

 

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