MLBの未来予測

             今回がFar East Divisionでの最後の投稿となるので、今回は私が在籍した4年間におけるMLBに関して振り返りながらMLBの More »

開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

              Florida College Summer League 公式HP:http://floridaleague.com/v More »

MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

              2020年を迎え、今シーズンも開幕が迫ってきた。2020年代という新たな時代を迎える前に2010年代を彩ったスタープレイヤ More »

MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

              2020年を迎え、今シーズンも開幕が迫ってきた。2020年代という新たな時代を迎える前に2010年代を彩ったスタープレイヤ More »

MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

              2020年を迎え、今シーズンも開幕が迫ってきた。2020年代という新たな時代を迎える前に2010年代を彩ったスタープレイヤ More »

 

2015 Rookie Review:ナショナル・リーグ中地区

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  • ピッツバーグ・パイレーツ

カン・ジョンホ:SS

カン・ジョンホは2014年ポスティングによってパイレーツが入札に成功し契約した韓国出身のSS。KBO時代はSSというポジションながらも長打力のある選手として名を馳せており、韓国のA-Rodとも形容されていた。去年は40本塁打を放ち、満を持してMLB挑戦となった。

 

予定通り開幕からメジャーで出場機会を得ることが出来たが、4月はわずか12試合の出場に留まりジョディ・マーサー(SS)と出場機会を分け合うことになった。打撃成績も打率.269で本塁打は0と、早くも「4年11Mの契約が正しかったのか?」という声も出始めたが、それ以上にマーサーが壊滅的に打てなかったこともあり、5月からは出場機会が増加していく。

すると5月は打率.298、3本塁打と自慢の打撃で好成績を残し、マーサーからポジションを奪取。9番だった打順も5番や4番を任されることも多くなった。7月は打率.379、3本塁打、2三塁打の活躍が認められ月間最優秀新人賞も獲得。この頃から新人王も噂され、成績も十分狙えるものだった。

チームも優勝争いの真っ只中で、メジャー1年目としては順風満帆なシーズンを送っていたカンだったが、9月にカブス戦でクリス・コグランのゲッツー崩れを狙ったスライディングに足が引っかかり膝に重傷を負ってしまう。手術が必要となったためこれでシーズン終了となった。最終的なスタッツは、.288/.355/.461、15本塁打だった。

最後は何とも残念な終わり方だったが、残した成績は非常に優秀で、新人王こそ取れなかったものの、最後の3人の候補に選出されたのも納得できるものだ。守備でも3BでDRS+4、SSでDRS±0と及第点、「アジア人内野手は下手」というレッテルを打ち破ることに成功した。ただ、膝のケガからの復帰時期のめどが立っておらず6~8ヶ月かかるとも言われている。ワンゲームプレーオフでは車いすで球場に姿を現しファンから惜しみない拍手を受けたが、再びPNCパークでカンの姿が見れるのはいつになるだろうか。

 

アルキメデス・カミネーロ:RHP

カミネーロは2005年にフロリダ・マーリンズ(現マイアミ・マーリンズ)と契約したドミニカ出身の右投手。サイドからコントロールの定まらない90マイル後半の速球をドンドン投げこむという、典型的な荒れ球投手。マイナーではK/9=10以上BB/9=4以上という年が大半で、安定感の無さからメジャー昇格の機会をなかなか得られず。2013年にようやく初昇格を果たすも登板機会はほとんどなく、2014年もわずか6試合の登板に留まり、昨オフパイレーツに移籍した。

今シーズン、カミネーロは開幕をメジャーで迎えると、90マイル後半の球速はさらに向上、コントロールも改善したことで打者を圧倒した。28歳にして、ようやくフルシーズンでメジャーに定着を果たす。大事な場面を任されることも多く、15ホールドをマーク。最終的なスタッツは73試合に登板し74.2回を投げ、防御率3.62だった。

カミネーロが今シーズンブレイクした主な理由は、フォーム改造にある。マーリンズ時代は投球後、体が1塁方向に倒れこんでいたが、パイレーツに移籍後はそれを矯正しホームベース方向へ力が伝わるようにした結果、球速アップとコントロール改善に繋がった。マーリンズ時代の最速が98マイルだったのに対し、今シーズンの最速は101マイル。速球の平均球速も94→97マイルと上昇。これまでほとんど投げなかった変化球も、カットボールとチェンジアップを決め球として使うようになり、投球の幅を広げることに成功した。あとはBB/9=3.50の数字を改善すれば、誰もが認めるリリーフエースになれるだろう。

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