Look Back 2010 BA Prospect Ranking~Part 2~

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  • No.3:ジャンカルロ・スタントン:MIA→MIA,OF→OF

 

PAST: 2007年にマーリンズに全体76位で指名されたスタントン。初めてのフルシーズンとなる2008年に、Aでいきなり39HRを記録するなど、すぐに頭角を現し、シーズン終了後にはBAで全体16位のプロスペクトとして評価された。08-09年の2シーズンで放った67HRは当時アスレチックス傘下に所属していたクリス・カーターに並び、マイナーでトップの数字である。

そのパワーはもちろんのこと、守備もまずまずと評価され、2010年のBAプロスペクトランキングでは全体で3位にランクインした。三振の多さもその頃からの特徴で、08-09年の2シーズンで297回記録している。2010年シーズンは2Aで迎えたが、53試合の出場で打率.313と前年の.231から大きく改善を見せた。またそれだけでなく、53三振に対して44四球と、打席でのアプローチもより良いものとなっていた。この活躍で、6月6日にメジャーデビューを果たすこととなる。

NOW: メジャー初年度は打率こそ.259と低調なものに終わるが、100試合の出場で22HRを残し、そのパワーを存分に見せつけた。ただ、ホームランの平均飛距離は399.6フィート(≒121.8メートル)と今ほどではなかったが、そのベストツールは翌年以降に更なる成長を遂げることとなる。

2011年シーズンはホームランの平均飛距離は416.6フィート(≒127メートル)と進化を見せ、OPS.893&34HRを記録した。22歳の誕生日を迎える前までに放った56HRはアレックス・ロドリゲスと同じ数で、この2人を上回るのはケン・グリフィー・ジュニアのみである。

その後も順調に活躍を続ける彼だったが、チームを悩ませる弱点があった。――ケガだ。

12-13年の2シーズンで計85試合の欠場。しかし、2014年シーズンは9月に顔面に死球が当たるアクシデントで離脱するまでは故障がなく、自己2番目に多い145試合に出場をした。成績もキャリアハイと言えるもので、37HR&OPS.950と大活躍。

他にも、自身初となる二桁盗塁(13)を記録し、DRSも7と、守備走塁面でもまずまずの結果を残し、MVP投票でもクレイトン・カーショウに次ぐ2位にランクインした。この活躍により、オフシーズンにスタントンはマーリンズと13年$325Mという北米スポーツ史上でも最大額となる契約を結ぶこととなった。

2015年シーズンは怪我で74試合の出場にとどまり、チームも借金20で6年連続の負け越しとなった。スタントンが昇格した2010年から、チームが勝ち越したことはなく、資金面の問題や、マイナーの充実度を見ても、少なくとも数年間は今の低迷が続くだろう。プロスペクト時代の評価を上回る活躍を見せ、最大の契約を手にしたスタントンが、チャンピオンリングを手にする日は来るのだろうか。

 

 

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