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Weekly Report: Week-3

3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-3のキーワードは「出場停止処分」「ジマーマン」「アリエッタ」だ。
- 出場停止処分
米国13日、アトランタ・ブレーブスの外野手、ヘクトール・オリベラが遠征先のワシントンDC近くのホテル室内で女性に暴行したと報道された。その中で地元警察に逮捕されていたことが判明。これを受けてMLBは、前年に選手会と取り決めていた「選手が暴行/性犯罪/児童虐待のいずれかを犯した場合は即座に1週間の出場停止とする」処分をオリベラに下し、それと同時に調査を進めると発表した。
そして19日に、オリベラが起訴されることが決定すると、MLBは調査期間を延長するためにもう1週間の出場停止処分を下し、選手会もこれに同意した。
オリベラは2015年にキューバから亡命しロサンゼルス・ドジャースと契約。同年の7月に行われた三角トレードでブレーブスに移籍。今シーズンはレフトのレギュラーとして試合に出場していた。
オリベラは、前年にMLBと選手会が選手の暴行等の犯罪に対しての方針を新しく取り決めてから4人目の調査対象となった。これまでに調査対象となった選手は、ニューヨーク・ヤンキースのアロルディス・チャップマン、ドジャースのヤシエル・プイグ、そしてコロラド・ロッキーズのホセ・レイエスだ。
チャップマンは暴行した相手方の女性の証言があやふやで狂言だった可能性も考えられるため、開幕から30試合の出場停止処分に留まり、プイグはマイアミのバーでの自分の姉妹とのちょっとしたけんかを実際以上に大きく取り上げらていただけで、第三者からの証言もなく本人達も否定したため、お咎めなしとなっていた。
レイエスのケースは暴行の程度がひどく、暴行を受けたレイエス夫人が証言を拒否し訴訟が取り下げられることとなったが、出場停止処分は現在進行形で続いており、MLBは未だに明確な処分について発表していない。
オリベラも起訴までもちこまれており、女性への暴行も明確であるため、レイエスと同様に出場停止処分が長引くのではないかと見られている。また、レイエスのケースでは暴行を加えた相手が身内だったためレイエスに有利となるように証言を拒否したが、オリベラの暴行相手は見ず知らずの女性であるため、オリベラの有利となることはなく、レイエスよりも重い処分が下る可能性がある。
このような暴行事件では、もちろん迅速さも重要だが、それと同時に正確性も非常に重要である。そのためには1週間ではなく、1ヶ月の調査期間を始めにとってもいいのではないかという声もある。これら4つのケースを吟味してこれから暴行等の犯罪を犯した選手にどう対処するかもう一度考える必要がありそうだ。
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