Far East Division

4.コロラド・ロッキーズ
A.J.パク：LHP フロリダ大学

今ドラフト最高クラスの大学生左腕。6フィート6(198cm)の大柄な体格から投げ込まれるストレートはコンスタントに96~97マイルを記録し、最速は99マイルにも達する。88~90マイルのスライダーに加え、チェンジアップも持ち合わせており、どちらも平均以上のレベルに達すると思われる。2016年はK/9=12.70と三振の山を築く一方で、BB/9=4.47と制球に課題を残す。

5.ミルウォーキー・ブリュワーズ
ブレイク・ラザフォード：OF チャミナンデ大学附属高校

高校生ナンバーワン打者。確実性の高い打撃にパワーを兼ね備え、パワー面でもアベレージ面でも平均以上の打者になるだろう。15-16シーズンは絶好調で、27試合に出場し打率.550、ホームラン4本の成績。スピードツールもプラスの評価。センターでの守備は堅実と評価されるが、将来的にはライトに回るとも言われている。

6.オークランド・アスレティックス
ニック・センゼル：3B テネシー大学

非常に洗練されている大学生打者。昨夏のCape Cod LeagueではOPS .976を記録してMVPを獲得した。今シーズンもここまでOPS .1032、ホームラン8本を記録している。スピードも平均以上で、今シーズンも23盗塁をマーク。ただ守備位置がなかなか定まらず、大学1年時はDH、2年時は2Bとしてプレー。今年から3Bを守っている。3Bとしては肩は問題なく、フィールディングも問題ないとの評価。