開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか
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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1
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MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11
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MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21
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2016 Draft Review:ナショナル・リーグ中地区

- セントルイス・カーディナルス
23:デルビン・ペレス:インターナショナルベースボールアカデミー:SS:190cm/75kg
今ドラフト最高とも評される守備が持ち味のプエルトリカン。20~80スケールで60の評価を受けるスピード、早い打球反応から守備範囲は非常に広い。アームも強く、捕球にも問題はない。長くショートに留まるための条件をすべて充たしている選手と言えるだろう。一方、打撃面ではパワーツールの評価が低いが、非常に細身ゆえなので体の成長に伴い徐々にパワーは付いてくると思われる。ただ、早打ち傾向にあり、アプローチに粗さが見られるのでその点は改善していく必要がある。全体10位以内の指名は確実とされていたが、薬物陽性反応からかこの順位までスリップした。
33:ディラン・カールソン:エルクグローブ高校:OF:190cm/88kg
公式トップ200外の高校生外野手が全体33位のサプライズ指名。スイッチヒッターであり、右打席ではコンタクト面が優れ、左打席ではパワーツールが優れている。アプローチも悪くなく、今シーズンは.406/.532/.821、ホームラン9本と上々の成績を残した。スピードは平均レベルで、守備は外野を 守るのならコーナーで、またファーストへコンバートすべきだという声も上がるレベル。
34:ダコタ・ハドソン:ミシシッピ州立大学:RHP:195cm/93kg
昨夏のCape Cod Leagueでブレイクした右腕。昨年は全試合リリーフで登板し、K/9=14.04と高い奪三振率を誇る一方でBB/9=5.94と制球に苦しんだ。しかし、Cape Cod Leagueでは5試合の先発登板を含む11試合に登板すると、ストライクゾーンをいっぱいに使う見事な投球を披露。K/9=8.65、BB/9=1.48と、結果を残した。今年は先発に再転向すると、春には34.2イニング連続で自責点を許さないなど、好投を続け、最終的にK/9=9.24、BB/9=2.65と支配的な投球を披露した。最大の武器は平均93~95マイル、最速は97マイルにも達するシンカー気味のストレートと80マイル後半の鋭く曲がるスライダー。両球種とも20~80スケールで65と高い評価を受ける。カーブ、チェンジアップも平均レベルで効果的に使うことが出来るだろう。
Text by Masaaki Mizoguchi
写真:https://flic.kr/p/5cFUST
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