MLBの未来予測

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開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

              2020年を迎え、今シーズンも開幕が迫ってきた。2020年代という新たな時代を迎える前に2010年代を彩ったスタープレイヤ More »

MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

              2020年を迎え、今シーズンも開幕が迫ってきた。2020年代という新たな時代を迎える前に2010年代を彩ったスタープレイヤ More »

MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

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Weekly Report: Week-17

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  • ターナー

ショナル・リーグ東地区の首位を走るワシントン・ナショナルズ。悲願の世界一へのラストピースはトレイ・ターナー、この男だ。

トレイ・ターナーは14年ドラフトでサンディエゴ・パドレスから全体13位指名を受け、その後トレードでナショナルズにやってきた23歳。俊足が武器のSSで、MLB公式サイトのプロスペクトランキングでは全体11位にランクインしている超有望株だ。マイナー通算3シーズンで打率.316&本塁打19&盗塁77&OPS.840という成績を残している。

本職はSSだが、26日のクリーブランド・インディアンズ戦から3試合続けて「1番センター」としてスタメン出場。この間14打数6安打4打点2盗塁、さらにセンターの守備でも好捕を披露するなどダスティ・ベイカー監督の起用に見事応えてみせた。

現在ナショナルズは「1番センター」に悩まされている。3年連続で打率3割以上をクリアしている新戦力のベン・リビアが今季打率.214と絶不調、若手のマイケル・テイラーも不振でマイナー落ちしている。チームの1番打者&センターのOPSはいずれも両リーグワースト2位となっており、またチャーリー・ブラックモン(COL)のトレードに関心を持っているとも報じられている(ナショナルズのマイク・リゾーGMは報道を否定)。

そこで白羽の矢が立ったのがターナーというわけだ。俊足選手好きで知られているベイカー監督だが、ターナーについても「足で”大混乱”を巻き起こせる選手。限られた機会でインパクトを生み出しているね。」とコメント。元々、ドラフト時から守備走塁では高い評価を受けていたが、打撃に関しては未知数な部分が多かった。ところが、今シーズンはメジャーで15試合出場して打率.339&OPS.883&盗塁7と少ないサンプルながら素晴らしい成績を残している。

「1番センター」でのスタメン起用はあくまでもDH制のあるインディアンズ戦限定のもので、今後は内外野こなすユーティリティーとして起用される見込みだ。しかし、このまま打撃の好調を維持できればリビアを追いやってレギュラーを奪取する可能性も出てくるだろう。勝負の夏へ、ターナーの巻き起こす”大混乱”から目が離せない。

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