MLBの未来予測

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開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

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2016 Trade Deadline ~デッドライン前から積極的に動いたレッドソックスの軌跡~

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様々な思惑が飛び交った今年のトレードデッドライン。ワールドチャンピオンとなった2013年以来3年ぶりにコンテンダーとしてシーズンを戦っているBOSはデッドライン前から積極的に動いていた。まず、デッドライン前のトレードを総ざらいしてみよう。

7/7 MIL⇔BOS
MIL→BOS アーロン・ヒル+Cash
BOS→MIL アーロン・ウィルカーソン+ウェンデル・リホ

ヒルを獲得した背景にあったのはダスティン・ペドロイア(2B)の故障だ。丁度このトレードが行われたときペドロイアは15日間DL入りとなっており2Bにぽっかりと穴が開いていた。そこで白羽の矢が立ったのがヒルだった。

ヒルはトレード前の時点で.283/.359/.421と好調。また、3Bも守ることができるため、ペドロイア復帰後は左打者のトラビス・ショウ(3B)とプラトーンを組むといったこともできる。薄い内野の層を厚くするという意味ではうってつけの選手だった。複数の長期契約をかかえるBOSにとって今年で契約が切れサラリーについても気を揉む必要がない点も獲得した理由だろう。

MILとしてはシーズン開幕前から再建と目されておりヒル放出は予定通りと言える。では、獲得した2人の選手はヒルの見返りとして釣り合っているのだろうか?

まず、ウィルカーソンについて見ていこう。ウィルカーソンは今年で27歳のRHP。27歳で未だにメジャーで登板なしだが、それなりの理由がある。ウィルカーソンはドラフトで指名された選手ではない。独立リーグで投げていたところをBOSと契約したのである。さらに、その独立リーグ時代にトミー・ジョン手術を受けていたため、今までメジャーデビューすることができなかったのである。

しかし、実力は本物で、わずか2年でRからAAAにまでスピード昇格を果たしている。デセプションに優れたデリバリーから投げる速球は90マイル前半だが、チェンジアップと組み合わせることで空振りを奪うことを可能にしている。プロスペクトランキングにランクインするほどの選手ではないが、スイングマン、もしくはローテーション下位の先発投手として遅くても来シーズンには昇格するだろう。

次にリホだ。リホは20歳の2B。かつてはプロスペクトランキングでも上位に名前を連ねていたが、思うような成績が残せていない。今シーズンはA+で好成績を残しAAに昇格するも打率が.200に届かない状態が続いた。MIL移籍後、再びA+でプレーするもこのクラスでも打率が.200に届かないという悪循環に陥っている。それでも一部ではヒッティングに高い評価を得ており、まだ、20歳であるため復活の芽はいくらでもある。長い目で見ることが必要となるだろう。

このトレードはどちらも様子見といった形容が正しいだろうか。BOSとしては今シーズン限りで契約が切れるベテラン選手とそのサラリーを放出しても痛くないマイナーリーガー2人で獲得。MILとしては放出が既定路線だった選手でマイナーの層を厚くすることに成功した。

 

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