開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか
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World Series Review:Game-5

野球には「ピンチのあとにチャンスあり」という格言があるが、5回はまさにその言葉通りとなった。インディアンズは5回、先頭のカルロス・サンタナのツーベース、内野ゴロの間の進塁で1死3塁の「チャンス」を迎える。しかし、レスターは続くバッターを見逃し三振に切って取ると、第1戦で一発を浴びたロベルト・ペレスをショートゴロに打ち取り無失点に抑えこんだ。
その裏、インディアンズはバウアーを諦め、マイク・クレビンジャーにバトンタッチ。バウアーはポストシーズン4登板目も5回を投げ切ることができず無念の降板となってしまった。そのクレビンジャーは、フォアボールを2つ出してしまったもののなんとか無失点に抑え、味方の反撃を待った。
6回表、インディアンズは今シーズンのアリーグ盗塁王のラジェイ・デービスがヒットを放つとすかさず盗塁を決めチャンスを作ると、フランシスコ・リンドーアがタイムリーを放ち1点差に詰め寄る。さらにリンドーアが盗塁を試み、けん制やクイックの苦手なレスターに揺さぶりをかけるもロスの強肩とバイエズの華麗なタッチでこれを阻止し、1点差で踏みとどまる。
7回、レスターからマウンドを引き継いだカール・エドワーズJr.がヒットとパスボールで無死2塁のピンチを迎え、続くサンタナをレフトフライに打ち取ったところでカブスはなんとエドワーズJr.から守護神のチャップマンにスイッチ。絶対に負けられないカブスはポストシーズンならではの投手継投を見せるとチャップマンも期待に応え、この回を無失点で抑えることに成功。
その後もインディアンズはブライアン・ショウ、コディ・アレンという勝ち継投を見せ、味方の反撃に備えるも、カブスの絶対的守護神チャップマンが8アウトセーブに成功し、カブスが71年ぶりに本拠地でワールドシリーズ勝利をもぎ取った。
カブスは2勝3敗と盛り返し、再びインディアンズの本拠地クリーブランドへと熱戦の舞台が舞い戻ることとなった。DH制を採用するクリーブランドではDH制ならではの選手起用がみられるだろう。いよいよ今シーズンも大詰めだが、勝利の女神はどちらに微笑むのか。まだまだ熱戦から目が離せない。
Text by Watanabe Kazuhiro
写真:https://flic.kr/p/NkWrAv
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