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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ヨハンダー・メンデス:LHP
90マイル前半の動く速球とチェンジアップのコンビネーション。チェンジアップはよく沈み、速球と同じアームスピードで投げられ、低めに集めることができるため評価は非常に高い。コマンドがいいため速球を自在に操ることができている。カーブ、スライダーといった変化球も改善の一途を辿っているが、コントロールが不安定。懸念材料はスタミナで5回を投げきる前に降板することが多く、メジャーで1年間ローテーションを守れるか疑問が残る。

2. アンディ・イバニェス:2B
高いヒッティングスキルが魅力の小兵。コンパクトなスイングでラインドライブの打球を量産することができる。ストライクゾーンの見極めもよく、三振が少ない割に四球が多い。昨シーズンはAA昇格以降成績が落ちたが、A+を飛ばしたことを考えると仕方のないことだろう。スピードがなく、肩も弱いため2Bしか守れない。

3. ロナルド・グスマン:1B
一時はノマー・マザラ(TEX)よりも期待されていたが、現在は遅れを取っている。非常に大柄な体格だが、ラインドライブの打球を打つことに意識を置いたスイングのためそれほど長打は多くない。フィールド全体を使った打撃ができ、低打率に陥ることが少ない。アプローチは可もなく不可もなくといったところ。スピードは全くなく、1B守備も平均以下。

4. アリエル・フラド:RHP
速球は2種類あり、フォーシームとツーシームを投げるがメインは80マイル後半のよく沈むツーシーム。これに速球と同じアームスピードで投げられるチェンジアップを組み合わせてゴロに打ち取る。優れたコマンドの持ち主で、大きなミスを滅多にしない。速球の球威に欠ける点が懸念材料。

5. ハイロ・ベラス:OF
大柄な体格から生み出されるパワー魅力のスラッガー。昨シーズンは打者有利なA+のリーグでプレーしたということもあり、一昨年よりも長打が急増したが持前のパワーも素晴らしいものがある。身長の割りに細身であるため今後筋肉をつけていけばさらにパワーアップができるだろう。肩は非常に強いがスピードは平凡なため、RFを守らせるのが無難。

6. コール・レーガンズ:LHP
16年ドラフト全体30位指名。90マイル前半の速球と曲がりの大きなカーブ、チェンジアップのコンビネーション。変化球はいずれも平均以上との評価を得ている。速球も今後上昇する可能性が大いにある。真上から投げおろすデリバリーはクリーンで力感がなく、乱すことがなければコントロールよく投げられるが、デリバリーが安定せずコントロールを乱すことがしばしばある。

7. マイケル・マチュエラ:RHP
15年のドラフト時にトミー・ジョン手術を受けて以来まともに試合で投げられていないが実力は本物。90マイル後半の速球にキレのあるスライダーとカーブのコンビネーションで三振の山を築くことができる。健康ならエース級の逸材だが、昨シーズンようやく3イニング投げただけでメジャーへの道のりは厳しい。

8. ブレット・マーティン:LHP
現在の速球の球速は90マイル前半程度だが、身長の割りに細身であるため筋肉をつけていけば今後さらに球速が上昇する可能性があるハイシーリングなタレント。アウトピッチはパワーカーブで平均以上のクオリティ。チェンジアップも徐々に改善されてきている。デリバリーも力感がなく無駄な動きが少ないためコントロールも悪くない。

9. アンダーソン・テハダ:SS
小柄な体格だが力強いスイングができるためパワーは平均以上。コンタクトスキルも悪くないが何でも打ちに行くアプローチは心配の種。より上のクラスでもこのアプローチのままでは通用しないかもしれない。守備では肩の強さとレンジで光るものを見せるがエラーが多く、将来は2Bに移る可能性もある。

10. ホセ・アルモンテ:OF
まだ20歳と若いが体はすでにできあがっており、パワーポテンシャルは非凡なものがある。スイングは無駄が少なく、コンパクトだが何でも打ちに行くアプローチのため打率がイマイチ上がらない。スピードは平均以下。肩が強いためRFを守っている。

11. ペドロ・パヤノ:RHP
90マイル前半の速球とカッター、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。コマンドに優れており、いずれの球種もストライクゾーンに集めることができる。試合の終盤になってもボールのクオリティを落とさないようにできるスタミナも魅力の1つ。デリバリーは力感はないが、投げ終わった時に若干体が1塁方向に流れてしまっている。

12. コナー・サゼック:RHP
速球は最速100マイルを計測するが、リリースポイントが不安定なため甘く入ることが多くHRをよく打たれてしまう。アウトピッチのスライダーはキレがよく空振りを容易に奪うことができる。リリーフに回った方が球速が増し、多少アバウトなコントロールでも通用するためリリーフ転向が考えられている。

13. アレックス・スピース:RHP
16年ドラフト2巡目指名。最速97マイルの速球が最大の魅力。今後も球速は上昇していく可能性がありアップサイドは大きい。アウトピッチとしているカーブは大きく曲がり、速球と緩急をつけることもできるので空振りを簡単に奪える。チェンジアップは発展途上。コントロールは先発として投げるには厳しいほど悪く、改善が見られなければブルペンに回ることになるだろう。

14. レオディ・タベラス:OF
18歳という年齢ながら無駄が少ないスイングを見せるハイシーリングなタレント。現時点ではパワーは平均以下だが、今後筋肉をつけていけば2桁HRをマークすることも不可能ではなくなるだろう。スピードも平均以上で広いレンジをカバーできるため今後もCFに留まれるだろう。より上のクラスでも成績を残すことができれば一気に評価を上げることができる。

15 ザビアー・ターナー:3B
確実性と長打力を併せ持つ打撃に高い評価を得ている。アプローチも悪くなく、高出塁率が期待できる。問題は精神面で、大学時代はチームポリシーに違反し出場試合数に制限がかけられ、プロ入り後も禁止薬物使用で出場停止処分をくらっている。メジャー昇格前に永久追放にならないことを祈るばかりである。

16. ホセ・レクラーク:RHP
昨シーズンメジャーデビューを果たしたリリーフプロスペクト。最速98マイルの速球と、2種類のチェンジアップのコンビネーションで三振の山を築く。チェンジアップは他の投手と同じように沈むものとスライダーのように沈むものがあり、特にスライダーのように沈むチェンジアップは右打者に対して非常に有効。コントロールが悪く、許容範囲を超える勢いで四球を出すので要改善。

17. コール・インライト:3B
16年ドラフト3巡目指名。大学への奨学金が打ち切られたことをきっかけに真剣に野球に取り組むようになり頭角を現した。若干スイングは大きいがパワーポテンシャルは平均以上。肩は強いが、ハンドリングなどの細かい部分に改善の余地を残している。

18. マイク・ハウスチャイルド:RHP
昨年ルール5ドラフトで加入。90マイル前半のよく動くシンカーとスライダー、チェンジアップのコンビネーションでゴロを打たせて取るピッチングスタイル。コントロールがいい点とプロ入り後目立った故障なく投げ続けられている耐久性は評価に値する。

19. スコット・ハインマン:OF
ヒッティングスキルに高い評価を得るタレント。コンパクトなスイングで鋭い打球を弾き返すことできる。ストライクゾーンの見極めもできており、出塁率も高い。パワーも平均かそれ以上はあるだろう。スピードは平均以上だが、盗塁成功率は68%とイマイチ。守備ではCFを守ることもあるが、肩の強さは平凡なためLFを主に守っている。

20. ホセ・トレビーノ:C
コンタクトスキルに優れており、滅多に三振をしない。早打ちのため四球が少ない。非常に小柄でアプローチも長打を意識したものではないためパワーは平均以下。守備ではソリッドさと肩の強さが光る。メークアップに優れており、投手とのコミュニケーションも欠かさないため数字で出てこない部分での評価も高い。

 

Text by Ookaya Ryota
写真:https://flic.kr/p/y45LYh


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