トレバー・バウアーが絡んだ三角トレード

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トレード・デッドラインを振り返って

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トレードデッドラインが間近に迫る中、一足早く動き出したGM達。

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タイラー・スカッグスに捧ぐノーヒット・ノーラン

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2019年MLBオールスター

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2017 Top 20 Prospacts:アリゾナ・ダイヤモンドバックス

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. アンソニー・バンダ:LHP
90マイル前半の速球と2種類のカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は90マイル中盤をマークすることもあり、高めに投げることで空振りを奪うこともできる。アウトピッチはカーブで評価が高く左右関係なく有効。チェンジアップも平均レベルのもの。デリバリーはスムーズだが、体が横に流れることが多くコントロールを乱す原因となっている。将来像は先発4番手か。

2. テイラー・クラーク:RHP
速球の球速は90マイル前半程度だが、大きな体格で真上から投げ下ろすようなデリバリーであるため速球に角度がついており球速以上に打ちづらくなっている。アウトピッチはスライダーで曲がり幅が大きく、速球と緩急をつけることもできる。チェンジアップは平均以下。コントロールがよく、特に速球は投げたいコースへしっかりと投げ分けることができている。

3. ソクラテス・ブリトー:OF
体格は大きくパワーポテンシャルは低くないが、ヒッティングスキルの拙さが仇となって満足に発揮できていない。ストライクゾーンの見極めもイマイチで四球が少なく、大振りのため三振が多い。純粋な身体能力は高いためスピードは平均以上でシーズン25盗塁をマークできるだろう。肩も非常に強くRFとしてなら平均以上に守れる。

4. アンファニー・グリアー:OF
16年ドラフト全体39位指名。昨年大学で圧倒的な成績を残し評価を上げた。打撃ではパワーポテンシャルに光るものを見せており、シーズン2桁HRも不可能ではない。プロ入り後はコンタクトスキルの低さが露呈し三振が増えた。スピードは平均以上でCFに留まれる可能性がある。肩が弱いためCFが守れないとなるとLFを守ることになる。

5. ダウェル・ルーゴ:3B
平均以上のパワーポテンシャルを秘めるスラッガー。コンタクトスキルも低くなく、三振はそれほど多くない。何でも打ちに行くアプローチは要改善。肩は強いが、スピードが平均以下のためレンジが限られており、ハンドリングも拙いためOF転向も考えれている。

6. ジョン・デュプランティアー:RHP
16年ドラフト3巡目指名。90マイル中盤の速球とパワーカーブのコンビネーション。カーブは平均以上のクオリティで空振りを奪うことができるボール。チェンジアップは発展途上。コントロールに難があるが、先発として投げられないほどではない。故障が多く、15年は肩の故障で全く投げられておらず、その後も様々な箇所を痛めており健康面で不安が残る。

7. ドミンゴ・レイバ:SS
バットスピードの速さとバットコントロールのよさを兼ね備える打撃が魅力。非常に小柄なためパワーは平均以下だが全く長打が打てないわけではない。守備ではSSとしては平均以下だが、2Bとしてなら平均レベルには守れるため将来は2Bに移ることになるだろう。

8. ジャスティン・ドナテラ:RHP
速 球の球速は90マイル前半程度だが、よく沈みコマンドよく投げられるため球速以上に打ちづらいボールとなっている。変化球はスライダーはソリッドとの評価 を得ており、チェンジアップも改善の一途を辿っている。デリバリーはスムーズで力感がない。非常に大柄な体格で耐久性も高く先発向き。

9. アレックス・ヤング:LHP
昨シーズンは打者有利なA+のリーグで成績を大幅に落とすこととなった。大学時代、打者をきりきり舞いにさせていたスライダーは健在だが、コントロールが悪くなった。また、速球は最速でも90マイル前半で球威に欠けるためHRを打たれる場面が目立った。球速を上げるのは今からでは厳しいのでせめてコントロールを大学時代並に戻すことができればメジャーでも先発として投げられるだろう。

10. コディ・リード:LHP
90マイル前半の速球とチェンジアップのコンビネーション。昨シーズンはAで支配的な投球を披露したが、A+では散々な結果となった。球威不足とチェンジアップ以外の変化球のクオリティの低さが原因と言われている。体を低くかがめるデリバリーはデセプションに優れている。

11. ジャスラド・キソルム:SS
18歳ながら大卒の選手が多く集まるRのリーグで好成績を残した。無駄がなく、バットスピードの速いスイングでハードコンタクトを生み出すことができる。打球がゴロになる確率が多かったがそれでも9HRをマークするなど才能の片鱗を見せる。ただ、パワーは平均以下だろう。守備ではレンジ、肩の強さ共にSSに残れるレベルにはある。

12. フランク・ダンカン:RHP
フィル・ゴセリン(PIT)とのトレードで加入。シンカー&スライダーのコンビネーションで打者を翻弄するサイドハンド。シンカーは常時80マイル前半と球威に欠けるが、果敢にストライクゾーンにボールを集めAA-AAAで好成績を収めている。メジャーでも先発として投げられるかは微妙なところだが、面白い存在であることは間違いないだろう。

13. ウェイチー・フアン:RHP
チェンジアップに高い評価を得る台湾人。チェンジアップはよく沈み、アームスピードが緩むことなく投げられるため速球と緩急をつけることができ空振りを奪える。90マイル前半の速球は動きが少なく、球威もないためよくHRを打たれてしまっている。よく投げるカーブも平均以下。デリバリーも不安定なためコントロールもイマイチとなっている。過去2年とも故障しており、耐久性も不安の種。

14. ホセ・アルモンテ:RHP
90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。昨シーズンはコントロールが改善され、四球が大幅に減った。いずれの球種も平均程度のクオリティ。アップサイドに乏しいがソリッドな成績を期待できるだろう。実力は先発5番手クラス。

15. アンディ・ヤージー:C
16年ドラフト2巡目指名。平均以上のパワーポテンシャルを持つカナダ人。15年に行われた高校生のホームランダービーでは決勝戦まで駒を進めていた。何でも打ちに行くアプローチのため空振りが多く打率は低空飛行となるだろう。守備は全ての項目で平均以下のためいずれ1Bに移ることになるだろう。

16. ジミー・シャーフィー:RHP
常時90マイル中盤の速球と曲がりの大きなスライダーのコンビネーション。小柄で細身の体格だが、体全体を目いっぱい使ったデリバリーで球速出している。そのためデリバリーは力感が強く、変化球を投げるときはあからさまに緩んでいる。コントロールが悪くメジャーで使えるかは微妙なところ。

17. マーカス・ウィルソン:OF
平均以上のスピードを有しており、盗塁成功率も高いためシーズン30盗塁も不可能ではない。肩の強さは平均レベルだがCF守備もそつなくこなすことができる。打席ではアプローチのよさが目立つが、スイングは流動的で固まっていないため成績が上がらない。自分の形を見つけることができれば評価をより上げることができるだろう。

18. ライアン・ジャニュアリー:C
平均以上のパワーポテンシャルを持つタレント。バットスピードが非常に速く、ハードコンタクトを生み出すことができている。大振りのため三振が多いのはその代償。守備では短大時代に向上の一途を辿っていたが、それでも平均以下との評価が多い。肩は強いためOFを守るならRFに入ることになるだろう。5月生まれ。

19. ジャック・ラインハイマー:SS/2B
打撃ではコンタクトスキルの高さが光り三振は少ない。アプローチも悪くなくある程度の出塁率を見込める。パワーレスなため長打にはほとんど期待できない。守備ではレンジ、肩の強さ、ハンドリングなどはSSを守るには十分だが、打撃が弱いためレギュラーは厳しいか。将来はユーティリティーとしてベンチを温めることが多くなりそう。

20. ヨアン・ロペス:RHP
昨シーズン途中野球に対する熱意をなくしたとしてマイナーのチームから突然姿を消すという騒動を起こしたキューバ人。キューバから亡命した時の精神的苦痛が原因と言われている。今はチームに戻っている。非常にハイシーリングなタレントで最速94マイルの速球は今後も球速が上昇する可能性を秘めている。

 

Text by Ookaya Ryota
写真:https://flic.kr/p/MxBdFw


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