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Big Stake For Freshman. 第2回「Japanese MLB Player」

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  • 「マッシー」って誰だか分かりますか?

 そんな日本人MLB選手達の草分けとなったのは、やはり村上雅則投手でしょう。法政二高時代は1イニングしか投げていないにもかかわらず鶴岡一人監督に評価されて1962年に南海ホークスに入団。2年後にサンフランシスコジャイアンツの1Aへと野球留学し、そのまま8月31日に突然のメジャー昇格。晴れて日本人初のMLB選手となりました(当時は東京五輪の真っ最中で、新聞での取り扱いは限りなく少なかったとか……残念)。メディアでの扱いは残念でしたが、入団や留学の経緯を見ると、実力も巡り合わせも素晴らしかったのだと思います。ちなみに彼のメジャーでのあだ名は「マッシー・ムラカミ」だったそうで……なんだか芸人さんみたいですね。

 1995年にはあのトルネード投法でならした野茂英雄投手がロサンゼルス・ドジャースに入団しますが、この30年間でメジャーを経験したことのある日本人が村上投手ただ一人だったのですから、その後の約15年間がいかに開かれた世界であったかというのが分かります。

 しかしその後2001年に、二人の外野手がMLBに挑戦するまで、海を渡ったのは投手に限られていました。伊良部秀輝、木田優夫、柏田貴史(懐かしい!)、大家友和、長谷川滋利、佐々木主浩……「野手の挑戦は無理がある。体格も違う。」と言われたこともありました。前述の二人はその評判を覆し、片方は新人王とシーズンMVPを獲得、片方は明くる年に日本人初のワールドシリーズ出場という快挙を達成しました。

 そうです。イチローと新庄剛志です。イチローの活躍に関しては最早言葉は必要ありません。が、シーズン262安打や10年連続200本安打などの記録は殿堂入りに値するレベルの偉業であるということは補足しておきましょう。それと、あの気むずかし屋で有名なバリー・ボンズが新庄に「俺は打つから、外野守備はお前に任せるよ」と言ったことも付け加えておきます。両選手の偉大さが分かる記録とエピソードですね。

 日本人が本格的にMLBに進出し、毎日のスポーツニュースで日本人メジャーリーガーの情報が見られるようになったのはそこからだったでしょうか。田口壮外野手はセントルイスでスーパーサブとして活躍し、世界一になる瞬間にグラウンドに立っていた初めての日本人選手となり、松井稼頭央内野手は開幕戦新人の初打席初球本塁打というMLB史上初の記録と3年連続シーズン初打席本塁打という珍しい記録とを打ち立て、井口資仁内野手はホワイトソックスの「スモールボール」の重要なピースとしてワールドシリーズを制覇しました。松井秀喜の活躍について今更ここで言う必要性は最早感じられません。その全てが日本の野球ファンにリアルタイムで伝えられるようになったのは、やはり野茂、イチローに始まる日本人選手の活躍のおかげとも言えるでしょう。

 野手だけではありません。齋藤隆は様々な球団を渡り歩き中継ぎとして活躍し、岡島秀樹投手はボストンで松坂を遥かに超える貢献を見せました。中継ぎ投手として活路を見いだしたのは高橋も上原もそうです。先発投手としてはダルビッシュ、黒田、岩隈が期待を超える活躍をそれぞれ見せています。彼らの場合は来年以降も楽しみな存在ですね。あっ、黒田にはまだポストシーズンが残っていました。明日(11日)の先発登板が楽しみですね!(10月11日のBAL@NYYは日本時間午前8時37分試合開始となります。ネット中継などもありますので是非ご覧下さい。)

 

 しかしながら……全ての日本人選手が期待に見合った活躍をしたかと言われれば、そんなことはありませんでした。

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