開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか
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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1
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MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11
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2017 Team Preview:ニューヨーク・ヤンキース

・予想ローテーション&リリーフ
SP 田中将大:RHP
MLB3年目の昨季はツーシームの割合を増やし安定感が増し、リーグ3位の防御率3.07。与四球率も1.62でリーグ3位と制球力の高さも光った。他のローテーション投手が頼りないことを考えると一層エースとしてフル回転が求められるが、その一方で17年オフにFAとなれることからトレードの噂も囁かれる。チームが下位に沈むようだと、大型トレードでの移籍もありえない話ではない。スプリングトレーニングでは6試合に先発し防御率0.38と順調そのもの。
SP CCサバシア:LHP
かつてのエースも今や36歳。年齢的にも、更にアルコール依存症などの問題もあり支配的な投球はできなくなった。それでもベテランらしいピッチングで12年以来となる防御率3点代、9勝12敗とまずまずの成績は残せた。今シーズンで契約最終年となる。
SP マイケル・ピネイダ:RHP
期待された才能から考えればまだまだ開花しきれていない28歳。昨季も6勝12敗、防御率4.82と期待以下の成績に終わった。ただし、FIPは3.80、奪三振も200を超すなど兆しもある。田中とエースの座を競うような結果を残したい。
SP ルイス・セベリーノ:RHP
15年にMLBデビューすると速球にスライダー、チェンジアップを交えた投球で2か月で5勝&防御率2.89の好成績をマーク。16年は開幕から期待された、が、4月は0勝3敗防御率6.86、5月も0勝3敗で防御率8.22と散々な結果だった。結局後半にリリーフで好投を見せる時もあったがMLB2年目は先発として期待外れに終わった。今季は飛躍を誓い、ローテ4番手として開幕。
SP ブライアン・ミッチェル:RHP
MLB通算8先発の25歳右腕。先発も中継ぎもできる器用なタイプの投手。日程的な余裕からヤンキースは開幕からしばらくの間は4人で先発ローテーションを回す予定なので、開幕はリリーフとして迎える。速球とカーブのコンビネーションで活躍に期待。
RP アダム・ウォーレン:RHP
09年のドラフトからNYY一筋だったが15年オフにスターリン・カストロ(2B)とのトレードでCHCに移籍。しかし迎えた16年はシカゴでは不振。期待されたピッチングはできず、7月にアロルディス・チャップマンとのトレードで若手選手らと共に、わずか半月ほどで再びNYYに復帰。その後は以前のような安定した成績を取り戻した。先発も中継ぎもできるが、中継ぎがメインになりそうだ。
RP チェイセン・シュリーブ:LHP
速球とチェンジアップの組み合わせで三振を奪う中継ぎ左腕。三振を奪う一方で、四球と被本塁打の多さが課題。左投手ながら昨季の対左被OPSは1.058と悲惨。このままでは重要な場面で使いにくく、安定感が求められる。
RP トミー・レイン:LHP
フォーシームにツーシーム、スライダーを中心に左打者を抑える典型的な対左のワンポイントリリーフ。MLB5年間で登板数をイニング数が上回ったことは一度もなく、リリーフとして左打者を抑えるスタイルで生き残る。
RP タイラー・クリッパード:RHP
上から振り下ろすフォームとゴーグルが特徴のリリーフ右腕。故障が少なく、7年連続69試合以上に登板。昨季も69試合に登板し防御率3.57。オフにはWBCにも出場し、アメリカ代表として初の金メダルに貢献した。勝ちパターンの7回を担う。
RP デリン・ベタンセス:RHP
14年から3年連続70試合以上&126奪三振以上と抜群の安定感を誇るセットアッパー。伝家の宝刀スラーブと速球で次々と三振を奪っていく。14、15年と1点台半ばだった防御率が3.08と落ち込んだが、FIPは1.78と好成績、奪三振率も相変わらず15.53でMLB1位とそこまで不安はない。ここ3年間毎年フル回転しているだけに疲労は心配。
CL アロルディス・チャップマン:LHP
言わずと知れた世界最速左腕。平均球速が100マイルを超える速球を武器に9回を締める絶対的クローザー。昨季はNYYの一員としてスタートも、チームの不振もあり7月にCHCへトレード。CHCで108年ぶりの世界一を経験するとFAとなり、5年8600万ドルで再びNYYに戻ってきた。今季も見ているだけでワクワクするような投球に期待したい。
Text by Kazuki Shirai
本拠地図面:Yakyujo.com
写真: https://flic.kr/p/fBRM7a
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