2018 Team Preview:ボストン・レッドソックス

18bos

 

 

 

 

 

 

 

 

  •  予想ローテーション&リリーフ

SP.クリス・セール:RHP

メジャー屈指の奪三振マシーンであり、5年連続200奪三振を継続中。17年は300奪三振を達成。また実働8年史上最速での1500奪三振達成と記録尽くしの1年だったが、サイヤング賞投票では2位に終わった。94-96マイルの速球と80マイル台のスライダーがピッチングの中心を占め、他にシンカーとチェンジアップを投げる。

SP. デビッド・プライス:LHP

レッドソックス移籍初年度は35先発230イニングで17勝と期待に応えたものの、17年は11先発74.2イニングで6勝と勝ち星は半減以下に終わった。HR/9は1.17から0.96に上方修正したものの、BB/9が1.96から2.89に悪化した1年だった。とは言え奪三振は多く、FIPは16年より良かった。92-94マイルの速球にカッター、シンカー、チェンジアップ、カーブのコンビネーション。

SP.リック・ポーセロ:RHP

16年に22勝223イニング189奪三振防御率3.15の活躍でサイヤング賞を受賞。fWARは5.1を記録した。17年は11勝17敗と負け越すも203.1イニングで防御率4.65とSPとしての最低限の役割をこなし、fWAR=2.0。レッドソックス加入後は打者有利の本拠地の影響を受けてかHR/9が悪化している。91-93マイルの速球にシンカー、チェンジアップ、スライダー、カーブのコンビネーションで、投球の約半分をシンカーが占めている。

SP.エドゥアルド・ロドリゲス:LHP

右利きであり、7歳の時に怪我をしてから左投手になった。規定投球回に到達したことはまだないものの、ローテ下位としてある程度安定した成績を残すことが出来る。やや四球が多く通算K/BBは2.77。FB%がGB%より高く、通算HR/9=1.17と一発を打たれることが多い。92-94マイルの速球にカッター、シンカー、チェンジアップ、スライダーのコンビネーション。カッターとシンカーはそれほど投げるわけではなく、4FBがピッチングの主体。

SP.ドリュー・ポメランツ:LHP

17年は32先発173.2イニングで17勝を挙げfWAR=3.1。18年は故障で開幕を迎えた。90-92マイルの速球にシンカー、チェンジアップ、カーブ、それから16年からカッターを投げる。球速は速くないがピッチングの主体は速球であり、力負けすることなく投手有利なピッチングをすることが出来ている。16年はAS出場を果たしている。

 

RP.マット・バーンズ:RHP

11年に全体19位でレッドソックスに指名された生え抜きリリーバー。2年連続60登板を継続中であり、17年は70登板を果たした。94-96マイルの速球にチェンジアップ、カーブのコンビネーション。毎年クリスマスの日は親戚で集まって楽しむそう。

 

RP.タイラー・ソーンバーグ:RHP

右肩の故障からの復帰を目指している29歳。16年はブルワーズでFIP2.83、K/BB=3.60の圧巻のピッチングでfWAR=2.0を記録。健康体であれば94-96マイルの速球にチェンジアップ、カーブを投げる。ピッチングの過半数が速球。通算GB/FB=0.86とフライを打たれることが多いが、HR/9=0.94と一発を浴びることはない。

 

RP.ジョー・ケリー:RHP

18年は早くもヤンキースとのライバル対決で注目を集めることとなったリリーバー。元々はスターターだったがリリーバーに配置転向。奪三振能力等はまずまずでGB%=50.0とグラウンドボーラー。96-98マイルの速球にシンカー、チェンジアップ、スライダー、カーブを投げ分ける。シンカーの割合はキャリア初期に比べると少なくなっており、現在は速球がピッチングの主体となっている。

 

RP.カーソン・スミス:RHP

15年のオフにマリナーズからトレードで加入するも、16-17年は故障に泣き、そのポテンシャルを発揮することは叶わなかった。92-94マイルのシンカーにチェンジアップ、スライダーのコンビネーション。ピッチングの半数以上をシンカーが占めるシンカーボーラーであり、通算GB/FB=3.84とゴロを打たせる技術が秀でている。通算K/BB=3.55とコマンド能力や奪三振能力も上々。既に28歳であり、健康体であれば通用することを証明したい。

 

CL.クレイグ・キンブレル:RHP

言わずと知れたメジャーを代表するクローザーの1人。オールスターの常連であり、メジャーに定着した11年以降、15年を除く全ての年で出場。96-98マイルの速球にカーブを混ぜたピッチングで、通算K/BB=4.39にHR/9=0.53と鉄壁の砦とも言える活躍を見せている。近年は速球にやや衰えが見えたが、17年は全盛期に近い水準に戻した。契約は今年で満了であり、29歳という年齢を考えれば近年高騰しているリリーバーの年俸相場を更に上げることになるだろう。

 

Text by Tsubasa Komiyama

本拠地図面:Yakyujo.com

Picture by https://flic.kr/p/YDZbDU

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