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Weekly Report :Week3

3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-3のキーワードは「ライバル対決」「ジョー・マウアー」「バートロ・コロン」だ。
・ライバル対決
今シーズンも因縁のライバル同士の直接対決が開幕した。その内容は乱闘あり、乱打戦ありとライバル対決には相応しいものであった。本稿ではニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックスの3連戦を振り返っていくことにする。
Game1 NYY 1 @ BOS 14
勝:クリス・セール(1-0)負:ルイス・セベリーノ(2-1)
ヤンキース対レッドソックスの開幕カードはいきなりエース同士の対決となったが、その内容は対照的だった。レッドソックスのエース、セールは6回を投げ、8安打を許すも要所を完璧に締め、アーロン・ジャッジのソロホームラン1本のみの失点に抑えた。一方で、ヤンキースのエース、セベリーノはレッドソックス打線に捕まり、5回8安打5失点と乱調気味であった。この試合で光っていたのはムーキー・ベッツ、アンドリュー・ベニンテンディ、ハンリー・ラミレスの上位打線トリオだった。ベッツはグランドスラムを含む4安打、4打点、5得点、ベニンテンディは2安打、2打点、ラミレスは2安打、3打点の活躍。3人合計で8安打、10打点と持ち前の破壊力を存分に発揮した形となった。ヤンキース打線は10安打を放つも残塁21と決定打に欠け、屈辱的な大敗を喫した。
Game2 NYY 10 @ BOS 7
勝:田中将大(2-1)負:デイビッド・プライス(1-1)
この日はヤンキースが初回に猛攻を仕掛けた。ジャンカルロ・スタントンの三塁打で先制すると、不調のゲーリー・サンチェスのツーランで続き、いきなり4点を先制。その後も得点を重ね、8-1と試合の主導権を握った。一方でレッドソックスはJ.D.マルティネスのグランドスラムで一時は2点差まで詰め寄るも、追い上げは及ばず。最後はアロルディス・チャップマンが1点を奪われるもヤンキースが逃げ切った。この試合では乱闘が起こった。事の発端は3回、タイラー・オースティンがショートのブロック・ホルトに危険なスライディング。これにホルト自身が反応し、ベンチ総出の騒ぎとなった。そして7回、リリーフのジョー・ケリーが報復としてオースティンに対し故意死球。オースティンは激怒し殴り合いの大乱闘へと発展した。一連の乱闘騒ぎでオースティンは5試合、ケリーは6試合の出場停止処分がそれぞれ課せられた。
Game3 NYY 3 @ BOS 6
勝:リック・ポーセロ(3-0)負:ソニー・グレイ(1-1)
S:クレイグ・キンブレル(4)
3連戦の最終日は悪天候で一時中断するというアクシデントがあったが、元サイヤング賞右腕のポーセロの快投が光った。7回を投げ、強力ヤンキース打線を2安打、無四球、無失点と完璧に封じ込めた。一方でグレイは3回6失点でKO。9回はヤンキースが3点を取り追い上げを見せるも、キンブレルがしっかりと締めこれ以上の追撃は許さなかった。
ここまで、ライバル対決3連戦を振り返ってきた。結果はレッドソックスが2勝1敗と勝ち越し、内容もレッドソックスが圧倒、持ち前の破壊力まざまざと見せつける形となった。レッドソックス打線は3試合で27得点とヤンキース投手陣を完璧に攻略。今後のペナント争いに嫌なイメージを与えたのは確かだ。ヤンキースは開幕から投手陣が不調気味の状態が続いており、復調が急がれる。開幕カードから荒れ模様となった因縁のライバル対決は今後もファンを楽しませてくれるに違いない。
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