好調メッツを変えた守備の強化とブルペンの強化

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次に守備の改善について説明します。昨年2017年のメッツの守備はお世辞にも褒められたものではありませんでした。守備防御点は全ポジション合計で-75と全球団でワーストの数字でした。特に酷かったのは三遊間です。何とこの2つのポジション合計で守備防御点は-41を記録していたのです。一塁も酷く、-10を記録しました。そこでメッツが2017年のオフに守備の名手と呼ばれる選手たちを数名獲得しました。レギュラークラスの選手はトッド・フレイジャーとジェイ・ブルース、エイドリアン・ゴンザレスです。

フレイジャーは昨年の守備防御点が+10です。昨年のメッツの三塁手の守備防御点の合計が-17であることを考慮すると実に27点ぶんのプラスになります。次にブルースです。ブルースは昨年途中までメッツに所属していました。そのおかげで、メッツは昨年もライトの守備防御点はプラスを記録しています。ブルースはMLBデビュー後ライトの守備防御点がマイナスになった年がありません。そんな選手が今季は1年ポジションを守る予定なのはメッツ投手陣にとって間違いなく朗報でしょう。最後にゴンザレスです。メッツの一塁手は昨年合計で守備防御点-10を記録しています。ゴンザレスも昨年はマイナスを記録していますが、それまでは6年連続でプラスを記録している実力者です。これらを考慮すると、総合的には昨年より一塁の守備は改善していると言ってよいでしょう。

さらに今季のメッツには昨年の開幕時点ではいなかった選手がいます。それがアーメド・ロザリオです。ロザリオはメッツ傘下屈指の有望株として昨年MLBデビューを飾ったばかり。有望株時代から守備には定評がありますから、昨年の守備防御点-24と壊滅的だったメッツのショート守備を改善してくれるでしょう。

以上で見てきたように、メッツは昨年の夏からブルペンの質量強化及び守備の強化に努めてきました。その効果が完璧なスタートダッシュを切るのに大きな役割を果たしたのは言うまでもありません。メッツが今後も好調を維持するには、先発陣だけでなくブルペン及び野手の守備が重要になるでしょう。実際に現地16日の試合では、最大5点あったリードを8回に逆転されて敗れました。今季はリリーフがメッツの命運を左右する存在であると改めて認識させられる試合となりました。また現地17日には、バティスタが昇格しました。メッツ傘下最高の速球を持つと評価される選手がどのような活躍を見せるかは要注目です。

Text By Yuichi Ando

photo https://www.flickr.com/photos/julierubes/25652322252/in/photolist-r5dwba-F5NRG9-ra5tJq-Ti7WLq-AEA79j-yQ7pQ4-yQTecB-SUYJhm-yQThmx-yxvxzm-yQ7mfP-f9XhLh-t5oFud-G2B16n-ENVMN7-saTHc8-sQ94jo-MPZddg-sQ9hqd-K9WyG2-sQfNxV-t7t7NA-sQfPAB-t7Hm9Z-t5oM4u-sQ9cK1-saGFZw-sQ9BWs-sQ8Whh-t7HBfv-rpqGta-HDCm6K-saGGX3-saGUyQ-WD5hXF-zmFh65-zQSNFr-A9Ncry-Av9LCW-rrrnDX-AhZ44H-YfMzvY-YvQjap-Av9UeQ-Fiiv85-Yikzor-HdwpMf-zejWU1-GkX9zA-JaBHvw

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