Weekly Report: Week6

15008290618_0abb6b3204_z

 

 

 

 

 

 

 

・ルイス・セベリーノ

ューヨーク・ヤンキースのエース、ルイス・セベリーノが現地3日の対ヒューストン・アストロズ戦でキャリア初の完封勝利を果たした。ヤンキースの投手としては2017年4月の田中将大(対ボストン・レッドソックス戦)以来、また完封&10奪三振以上を同時に記録したのは2002年9月のマイク・ムッシーナ(対タンパベイ・デビルレイズ戦)以来のパフォーマンスだった。

セベリーノはプロ入り前、マイアミ・マーリンズからオファーを受けていたが、代理人がもっと良いオファーを貰えると進言したため、このオファーを見送った。その数か月後にコロラド・ロッキーズがより大きな契約を提示してきた。契約は大筋で合意し、後は入団するのみという段階まで進んでいたが、このタイミングでヤンキースも契約のオファーを提示。セベリーノ自身、幼い頃からピンストライプのユニフォームに憧れ、ヤンキースタジアムでのプレーを夢見て野球に励んできたということもあり、2011年12月にヤンキースへの入団を決めた。

セベリーノは2015年、マイケル・ピネダの故障に伴いメジャーへ昇格、11試合に先発し、5勝3敗、防御率2.89、K/9=8.1という成績で、しっかりと結果を残した。

将来のエースとして期待が高まったが、2年目のシーズン、先発した11試合で0勝8敗、防御率8.50と散々な出来で、ブルペンに降格という屈辱も味わった。しかし、セベリーノはここから持ち直し、中継ぎとしては11試合に登板し3勝0敗、防御率0.39という申し分ない結果を残した。

3年目のシーズン、セベリーノはスプリングトレーニング後、ローテーションの4番手に入ることとなった。最終的な成績は31先発で14勝6敗、防御率2.98、K/9はキャリアハイの10.7を記録し、不調の田中将大に代わる形でエースとしての頭角を現し、オールスターに選出、サイヤング賞投票では堂々の3位と最高のシーズンを送った。

そして今シーズンは昨シーズンの好調をそのままに快投を続けている。自身3連勝で迎えた対アストロズ戦でキャリア初の完封勝利を挙げたのであった。9回を110球で投げきり、被安打僅か5、四死球1、10奪三振と完全にマウンドを支配した。球威や制球力は全く落ちることはなく、94球目にはアウトコースいっぱいに99マイルのフォーシームを投じた。さすがの強力アストロズ打線でもこれほどの速球をコーナーに決められてしまっては太刀打ち出来なかった。

24歳にしてエースの座を確固たるものとしたセベリーノ。成長著しいヤンキースのヤングコアと共に2009年以来の優勝へ向け、これからも素晴らしいパフォーマンスを披露してくれるに違いない。

 

Text By Ryoto Nobe

Photo https://www.flickr.com/photos/edrost88/15008290618/

1 2 3

コメントを残す