Weekly Report : Week8

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・ロビンソン・カノー

アトル・マリナーズに所属しているロビンソン・カノー選手が出場停止処分を受けた。利尿剤の陽性反応が出たため、10日間故障者リストから復帰した後に、8月14日まで80試合の出場停止処分を受ける。尚、マリナーズがプレーオフに進出してもカノーはプレーオフへの出場資格は得られない。また、カノー本人は「今回陽性反応が出たフロセミドという利尿剤は、ドミニカ共和国の免許を持つ医師から医療目的で処方されたものである」という声明を発表している。くわえて、「パフォーマンス向上目的で薬物を使用したことはない」と述べた。2013年には、結果から言えば無関係であると証明されたものの、バイオジェネシスとの関係が取り沙汰されたことがあった。いずれにせよ、ドーピングを偽装する目的で利尿剤を用いたという疑念を拭うことは難しく、殿堂入り有資格者投票において不利に働くことは間違いないだろう。

現在35歳のカノー選手はドミニカ共和国出身の二塁手である。通算8度のオールスター出場、2度のGG賞受賞、5度のSS賞受賞経歴がある。2013年オフ、10年$240Mの契約でマリナーズに入団。マリナーズ在籍5年間で768安打(通算2417安打)、101本塁打(通算305本塁打)、.294/.353/.471(通算.304/.354/.493)という成績を残している。また、通算rWAR67.5現役4位(通算121位)、5523補殺現役1位(二塁手通算17位)1332併殺現役1位(二塁手通算11位)と守備においても優れた成績を残している。

カノーがニューヨーク・ヤンキース在籍時にチームメートだったマーク・テシェイラ氏は、今回の陽性反応について「驚いていない」として、詳細は明かせないと前置きした上で、薬物使用を示唆するコメントをした。一方、デトロイト・タイガースのミゲル・カブレラ選手は「彼はパフォーマンス向上目的で薬物を使用していない(したがって利尿剤は医療目的による服用である)」と強い口調で怒りを露わにし、殿堂入りへの影響について心配した。尚、先に述べたバイオジェネシス事件で処分を受けたアレックス・ロドリゲス氏は、復帰後のキャリアについて明るい私見を述べた。

Text By Akinari Miyazaki,Tsubasa Komiyama

Photo By https://www.flickr.com/photos/keithallison/14841660603/

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