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・アメリカン・リーグ

続いてアメリカン・リーグの選手を紹介する。

C:ウィルソン・ラモス(TB)

1B:ホセ・アブレイユ(CWS)

2B:ホセ・アルトゥーベ(HOU)

3B:ホセ・ラミレス(CLE)

SS:マニー・マチャド(BAL)

OF:ムーキー・ベッツ(BOS)

OF:マイク・トラウト(LAA)

OF:アーロン・ジャッジ(NYY)

DH:J.D.マルティネス(BOS)

 

ア・リーグはファン投票の選出と全く同じ顔ぶれとなった。ファン投票で最多得票のアルトゥーベ(HOU)を始め、ベッツ(BOS)、トラウト(LAA)、J.D.マルティネス(BOS)らはほぼ満票で決定。外野手の3人目は、エディー・ロサリオ(MIN)にも票が流れたが、ジャッジ(NYY)が順当に選ばれた。今季の外野手3人は、歴代で見てもトップレベルの布陣ではなかろうか。

 

キャッチャーは、7名の選手に票が割れたが、ラモス(TB)が選ばれた。今季は若い選手が多いレイズ打線において4番を務め、キャリアハイの2016年に迫るペースの好成績を残している。その年はナショナルズに在籍し、初のオールスター出場とシルバースラッガー賞を受賞した。今オフで契約が切れるため、デッドラインが2週間余りに迫ってきたトレード市場でも注目されており、昨季の王者アストロズが興味を持っているとされている。

 

サードは、ラミレス(CLE)が選ばれた。中距離打者の印象が強い彼だが、今季は確実性を維持したままHR数を増加させている。このまま最後まで本塁打王争いに残れるかにも注目したい選手だ。

 

ファーストとショートは、共に今季低迷しているチームの選手が選ばれた。

 

ファーストは、得点圏打率の高いユリ・グリエル(HOU)や、低打率ながらHRを量産しているマット・オルソン(OAK)、ジョーイ・ギャロ(TEX)らを抑えて、アブレイユ(CWH)に決定。この選出は少し意外だった。というのも、今季のアブレイユは大きく成績を落としているからである。ルーキーイヤーの2014年以来、安定した成績を残し続けてきた彼だが、今季は現在OPSが8割に届かず、fWARはなんとマイナスである。例年強打の選手がひしめくファーストに打撃不振の選手が選ばれるというのは面白いが、これまで2014年の一度しか出場していない彼にとっては、ご褒美を頂いたというところだろうか。

 

ショートは、フランシスコ・リンドーア(CLE)らを抑えて、マチャド(BAL)に決定。オリオールズとの契約が最終年となる今季は、打席での傑出度を示すWRC+が150を上回るなど打撃絶好調。しかし、3Bから転向したSS守備では、DRSが現在-20となっている。日本のプロ野球に例えてみると、筒香の打撃を習得した倉本寿彦(DeNA)のような成績だ(あくまでデータだけを見た場合であり、マチャドの肩やグラブさばきがMLBトップクラスであるのは言うまでもない)。トレード市場でも最大の注目を集めており、どのチームに移籍するのかはもちろん、どの守備位置で起用されていくのかも目が離せない。

 

 

最後に総評を行いたい。ア・リーグではファン投票と同じ選出となった今回の結果だが、ナ・リーグではハーパーが選ばれないなど今季の成績を重視する傾向が見られた。さらに、アルトゥーベ以外の全ての選手が、ここまで10本以上のHRを放っており(アルトゥーベも昨季24HRをマーク)、フライボールレボリューションの全盛を感じる。HR数の多さは、ファンに与える一番のインパクトといってよいだろう。また、今季3000本安打を達成したアルバート・プホルス(LAA)に票が入ったり、2Bとして活躍中のグレイバー・トーレス(NYY)にSSとしての票が入ったりするなど、FED各部員の熱い想いが感じられる結果でもあった。

 

Text by Tsubasa Komiyama, Shotaro Komiya

Photo link https://flic.kr/p/27j3VJJ

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