2018 WS : BOS vs LAD

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ではここから1試合ずつ振り返ってみる

 

・第1戦 BOS 8-4 LAD

カーショウvsクリス・セールの投げ合い。初回、LAD先発カーショウ相手にアンドリュー・ベニンテンディ、J.DマルティネスがタイムリーヒットでBOSがあっさり先制。しかし2回、3回にマット・ケンプのソロホームランとマニー・マチャドのタイムリーでLADはすかさず同点にするが、その裏にまたもやJ.DマルティネスのタイムリーでBOSが勝ち越しに成功する。その後もシーソーゲームは続くが、7回、代打エデュアルド・ヌニェスが3ランホームランを放ち勝負あり。BOSが8-4で初戦をものにした。

 

・第二戦 BOS 4-2 LAD

LAD先発の柳賢振は5回、ツーアウトからヒットとフォアボールで満塁のピンチを背負い、代わったライアン・マドソンが押し出しフォアボールとタイムリーヒットで3点を献上した。BOS先発プライスは6回2失点と好投し、ケリー➡イオバルディ➡キンブレルのヒットを一本も許さない完璧な継投でLAD打線を封じ込めた。

 

・第三戦 LAD 3-2 BOS

本拠地をロサンゼルスに移しての試合。伝説左腕、サンディー・コーファックスも見守る中、LAD先発ビューラーが7回2安打無失点に抑える完璧な投球を披露し、1点リードで迎えた8回からは守護神ケンリー・ジャンセンを早くも投入しはやくもドジャースタジアムは勝利ムード。しかしジャッキー・ブラッドリーjrにまさかの同点ホームランを打たれそのまま延長戦に突入する。延長18回、マックス・マンシーがサヨナラホームランを放ち、長い闘いに終止符を打つ。延長13回からは、第4戦で先発予定だったBOSイオバルディがリリーフ登板し、6回2失点と敗れはしたが好投した。

 

・第4戦 LAD 6-9 BOS

この日もLADは試合前半は圧倒、6回にはヤシエル・プイグの3ランホームランなどで4点を先制した。先発リッチ・ヒルは7回途中無失点と好投したが、代わったリリーフ陣がミッチ・モアランドに3ランホームランを許す。1点リードで迎えた8回、第3戦と同様、ジャンセンを投入するがピアースに同点ソロホームランを打たれまたもや救援失敗。9回には5点を入れられBOSが逆転勝利をおさめた。LADは登板したリリーフ投手全員が失点するなど、不安定さが目立った。

 

・第5戦 LAD 1-5 BOS

WS2回目の先発となったカーショウだったが、初回いきなりピアースが2ランホームランでBOSが先制し、その後ムーキー・ベッツ、J.Dマルティネスのホームランなどで4点を追加する。一方でLADは初回のデビッド・フリースのソロホームランで1点を返すが、反撃はこの1点のみ。BOS先発プライスは7回を1失点に抑え、リリーフのケリー、セールがそれぞれ三者三振に抑える完璧な投球でBOSが5年ぶりのWS制覇を果たした。

 

 

試合を振り返ってみると、両監督の采配が対照的だということに気づいた。BOSのコーラ監督はポストシーズンを通して、先発、中継ぎの枠組みにとらわれず柔軟な投手起用を施してきた。それはエデュアルド・ロドリゲス、イオバルディの起用法から見て取れる。一方でLADのロバーツ監督は第一戦において左腕のセールに対し、スタメン全員を右バッターにしたり、リリーフ投手をワンポイントで登板させたりと、ややシステマチックで、悪く言うと”左右病”ともいえる起用法が目立った。

 

 

コーラ監督は2007年に現役選手として、昨年はHOUのベンチコーチとして、そして今年は監督就任一年目でWS制覇と輝かしい実績を積んできた

LADは昨年に続き惜しくも敗退するが、先日カーショウと3年契約を結ぶことに合意。来年こそはMLB最強左腕悲願のWS制覇達成なるか。

Text By Kazuki Sugihara

Photo: https://www.flickr.com/photos/marirn/17089916180/

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