開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

              2020年を迎え、今シーズンも開幕が迫ってきた。2020年代という新たな時代を迎える前に2010年代を彩ったスタープレイヤ More »

MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 40-31

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2018 Draft Review:クリーブランド・インディアンス

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1巡目(全体29位)

ボー・ネイラー:C:右投左打:

SD傘下のプロスペクトであるジョシュ・ネイラーの弟。兄ほどのパワーはないが、それでも今ドラフトの高校生の中ではトップクラスのパワーの持ち主。ヒッティングでは、そのパワーを上回るほどの評価を得ており、ハイアベレージを残せるだろう。ボールの見極めも悪くなく、高出塁率にも期待できる。守備では、肩の強さを活かした盗塁阻止や、フットワークの軽さなど随所に光るものを見せるが、レシービング、ブロッキングはまだまだ発展途上。見た目以上にスピードがあり、仮に3Bに移ったとしてもそれなりに動けるだろう。兄と違い、素行に問題はない。

 

1巡目(全体35位)

イーサン・ハンキンスRHP:右投右打

肩の故障がなければ、上位10位以内で指名されていたであろう逸材。速球は最速で98マイルをマークし、今後さらに速くなる可能性があり、100マイル超えも夢ではない。2シーム気味に動かしたり、4シームとして高めに投げたりと動きも多彩。この速球を、狙ったコースに投げられるコマンドを有しており、高校生相手なら速球だけでも抑えられると評されるほど。この速球に加えて、スピードを殺したカーブとストレートチェンジを投げ、打者をきりきり舞いにさせる。ブレーキングボールに関しては、評価が分かれているが、いずれの球種もアウトピッチとしては優秀であることには間違いない。デセプションに優れたデリバリーも高評価。上手くいけば、キャリアで何度もCY賞レースに絡むエースとなるだろう。

 

CBA(全体41位)

レニー・トーレスRHP:右投右打

速球は最速で98マイルをマークするが、球速が安定せず、90マイル前半程度でしか出せない試合もある。アウトピッチはスライダーで、キレがよく、空振りを奪えるが、試合中不安定になることが多い点は要改善。ストレートチェンジも投げるが、こちらも発展途上。ストライクを投げることに苦戦することはないが、細かいコマンドは、まだまだ。どの点を取っても、ポテンシャルの高さは見られるが、不安定さが目立っている。この不安定さと体格のことを考えると、リリーフとして投げるほうが、活躍できるかもしれない。

 

2巡目(全体67位)

ニック・サンドリンRHP:右投右打

腰を落として低いアングルから投げるサイドアーマー。独特のデリバリーは、右打者に対して高い効果を発揮する。速球は最速で95マイルをマーク。よく沈み、ゴロを打たせやすい。球種のバリエーションが豊富で、ベストピッチのスライダーを筆頭に、カーブ、チェンジアップを投げ分ける。ジャンクボーラーというわけではなく、どの球種もクオリティは高い。左打者に対してもチェンジアップを上手く使い、苦にしない。コントロールがよく、四球を出すことは滅多にない。大学最終年に、リリーフから先発へと転向したが、プロではリリーフに再転向。早期昇格が望まれる。

 

3巡目(全体103位)

リチャード・パラシオス2B:右投左打

兄は、TOR傘下のプロスペクトであるジョシュ・パラシオス。出塁能力に長けた小兵。元から三振が少なく、四球もそれなりに選べるタイプだったが、大学最終年に三振の数はそのままに、その倍ほどの四球を選び、注目を集めた。小柄だが、パンチ力はあり、シーズン2桁HRも不可能ではないだろう。スピードも平均以上で、盗塁も上手い。大学時代はSSだったが、肩の強さは平凡なため、プロでは2Bに転向。身体能力が高いため、CFを守ることもできるだろう。

 

4巡目(全体133位)

アダム・スコットLHP:左投左打

体格は逞しいが、球速は最速でも90マイル前半程度。それでも、右打者に有効なチェンジアップ、カッターを球種として持っており、一筋縄では打てない。独特なアングルで投げるデリバリーは、デセプションに優れている。コントロールはよく、滅多に四球は出さないが、逆にそれが災いして、簡単にストライクを投げる分、球威がないため一発を食らいやすい。大学時代は、ほとんど先発として投げていたが、プロではリリーフが中心。チームメイトの車に轢かれ、足を骨折し、その1年後に左肘を故障と苦難の高校時代を送っている。

 

5巡目(全体163位)

スティーブン・クワンOF:左投左打

出塁能力に長けた小兵。四球の数が非常に多く、かつ、コンタクトスキルの高さで三振を回避できるため、BB/Kの値は、常に好成績。一方で、超が付くほど小柄であることと、コンタクトを意識したスイングであることから、パワーは皆無といっていい。自らもそれを認めるかのように、セーフティバントを多用している。スピードは平均以上で、盗塁も上手い。CF守備もカバーできるレンジが広く、肩も強いため、評価は高い。将来は、代走兼守備固め用の第4のOFだろう。

 

6巡目(全体193位)

ライネル・デルガドSS/3B:右投両打

打撃では、バットスピードの速さが光り、パワーポテンシャルは高い。左右どちらの打席でも、ハードコンタクトすることができる。コンタクトスキルは悪くないが、慎重なアプローチのためか、四球の数と共に三振の数も多い。SSを守れるスペックは持っているが、不安定さが目立つ。肩の強さは文句なしでSSレベルだが、送球が不安定な点が気になるところ。スピード不足を、打球反応の早さで補っているが、将来的には3B/2Bへの転向も考えられる。キューバ出身だが、7歳の時にアメリカに移住し、U-18ではアメリカ代表としてプレー。

 

7巡目(全体223位)

コディ・モリスRHP:右投右打

最速97マイルの速球と緩いチェンジアップで緩急をつけ大量に三振を奪う。速球はよく、沈み、空振りを奪うことができる。チェンジアップのクオリティは高く、打者の左右、カウントを問わずに投げる。カーブも投げることができるが、試合では滅多に使わない。コントロールは悪くないが、コマンドはアバウト。体格も含めて先発としての能力は備わっているが、球種のバリエーションの乏しさがネック。

 

8巡目(全体253位)

アレックス・ロイヤルティRHP:右投右打

90マイル前半の速球にカーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットを組み合わせるジャンクボーラー。どの球種も可もなく不可もなくといったところで、武器となるボールがない。その分を卓越したコントロールで補うが、球威不足が気になるところ。デリバリーはオーソドックスなオーバースローで、力感はなく、故障のリスクは小さめか。1試合を投げ切るスタミナがあり、イニングイーターの素質を持っている。

 

+1

14巡目(全体433位)

コリー・ホランドOF:右投右打

無理に引っ張ったり、やみくもに長打を狙うのではなく、確実性の高いヒッティングを心がけている。そのため、ボールがフェンスを越す場面は少ないが、ギャップを抜く二塁打が多い。最大の武器はスピード。しかし、守備ではそのスピードを活かしきれておらず、ルート取りや打球反応といった点で不安が残るが、エラーは少ない。肩は強くはないが、弱いというわけでもなく、OFならどのポジションでも守れるだろう。

 

総括

今年は、上位3人を筆頭に、高校生偏重となった。上位10人中6人が大学生だが、契約金の額を見れば、誰に期待しているかは一目瞭然。中でも、注目したいのは、イーサン・ハンキンス。肩の故障で評価を大幅に下げたが、健康ならば今ドラフトの高校生No.1投手。移籍がなければ、DETから全体1位指名を受けた、ケイシー・マイズと共に、中地区を盛り上げる投手となるだろう。大学生は、高校生の契約金捻出のため、リリーフや、控え野手クラスの選手が多く、インパクトに欠けたが、その中でもコディ・モリスは別格。先発かリリーフかはまだ、分からないが、リリーフで投げさせれば、セットアッパー/クローザークラス。先発としては、不安材料も多いが、面白い素材ではある。投手育成に一家言を持つ球団だけに、今後どうなるか目が離せない。

 

Written By Ryota Ookaya and edited By Yuichi Ando

Photo link https://flic.kr/p/XXtEya

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