J.T. リアルミュートがフィリーズ加入

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 J.T. リアルミュートはカール・アルバート高校出身。同校卒業者として初となるMLB昇格を果たしている。2010年の全米ドラフトで、フロリダ・マーリンズ(現マイアミ・マーリンズ)から全体104位となる3巡目で指名されプロ入り。

 MLB通算540試合1988打数で.279/.327/.442というスラッシュラインであり、2017年にシルバースラッガー賞を受賞。四球の割に三振の多いアプローチ。それから、あくまで捕手としてではあるがスピードが武器であり、2015-2018年の間に記録した31盗塁は、同期間中の捕手の中では最多となっている。ただ、盗塁死が多いため貢献度は低い。走塁は平均以上のレベルであり、2015年に7三塁打でNL5位にランクインしている。

 2018年の盗塁阻止率は38%であり、リーグ平均である28%を大きく上回っている。キャリア通算でも、リーグ平均28%に対して33%を記録。一方、フレーミングは悪く、毎年110球以上ボール判定されている。しかしながら、総合的にはフィールディングの秀でた捕手である。

 2015-2018年の間に記録したf-WARは14.2であり、バスター・ポージーの15.5に次ぐ値となっている。ただし、2016-2018年の間のf-WARはポージーを上回っており、2018年のf-WARは両リーグトップの4.8を記録した。

 前置きが長くなってしまったが、現役最強捕手と言って差し支えないだろう。2019年は$5.9Mの1年契約であり、2021年まで保有することが出来る。契約延長を選択せずとも3年間保有することが可能である。

 

 ホルヘ・アルファロはコロンビア出身。コロンビア出身の現役選手と言えば、ブレーブスのフリオ・テヘランを始め、投手が多い。2010年、テキサス・レンジャーズと$1.3Mで契約。2015年にトレードでフィラデルフィア・フィリーズに加入。

 2018年は.262/.324/.407を記録。パワーは良好であるが、マイナーリーグ時代から非常に積極的なアプローチで、コンタクトは平凡であるため三振がとても多い。2018年はスライダーを苦手としたが、チェンジアップ等の落ちる球種は苦手としておらず、横方向の変化に弱かった。スピードは早い部類であり、リアルミュートと似通った特徴が多い。

 非常にアームが優れていることで知られているが、2018年の盗塁阻止率は26%であり、リーグ平均である28%を下回った。尚、マイナーリーグを含めた盗塁阻止率は27%である。要因として、2018年リーグ最多である10捕逸を挙げることが出来る。ブロッキングが悪いために、強肩を活かしきれていない。尚、フレーミングは悪くない。現状、総合的には良くないが悪くもないと言った所。

 マーリンズとしては、2021年にはFAとなるリアルミュートに代わって、2023年まで保有することが出来るアルファロを獲得出来たことは大きい。尚、2019年は最低保障年俸であり、スーパー2が適用されれば2020年から年俸調停資格を得る見込み。

 

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