開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

              2020年を迎え、今シーズンも開幕が迫ってきた。2020年代という新たな時代を迎える前に2010年代を彩ったスタープレイヤ More »

MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 40-31

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2018年 Draft Review:シアトル・マリナーズ

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1巡目(全体14位)

ローガン・ギルバート:RHP:右投右打

90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。90マイル中盤の速球をコンスタントに投げる時期もあったが、その後は90マイル前半程度で推移。よく動く2シーム系であるため、多少球速が落ちても大学では問題なく抑えることができる。アウトピッチはキレのいいカーブ。チェンジアップもそれほど投げないが、クオリティは高い。デリバリーは安定しており、崩れることは少ない。コントロールがよく、四球は少ない。速球のスピード次第では、ローテーション1~2番手クラスになれる逸材。

 

2巡目(全体54位)

ジョシュ・ストワーズ:OF:右投右打

出塁能力の高さとスピードが武器。ボールの見極めに長けており、四球の数は常に多い。コンタクトスキルも高いた三振の数を少なくすることもできる。当てているだけでなくハードコンタクトも可能で、シーズン2桁HRをマークすることもできるポテンシャルを秘めている。平均以上のスピードもさることながら、盗塁のスキルはピカイチ。大学の3年間で60個の盗塁をマークし失敗は0個だった。守備では、スピードを活かし、広いレンジをカバーするが、肩の強さは平凡なため、センターよりもレフト向きなタイプだと評価する識者もいる。

 

3巡目(全体90位)

カル・ラリー:C:右投両打

高いパワーポテンシャルを有しており、左右両打席で鋭い打球を飛ばすことができる。ただ振り回しているだけでなく、優れたコンタクトスキルとアプローチの持ち主でもある。打撃では欠点が少ないが、守備では欠点の方が多い。肩の強さは平均を少し上回る程度で、その他のスキルも平凡で不安定。フレーミングを高く評価する声もあるが、全体として見れば平均以下だろう。将来はマット・ウィータース(FA)のような攻撃型捕手になるのが理想的な姿だ。

 

4巡目(全体118位)

マイケル・プラスマイヤー:LHP:左投左打

90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速でも92マイルと球威に欠けるが、自由自在にコマンドできる。カーブの握りをナックルカーブのものに変えたことで、キレがよくなり評価が上がった。チェンジアップのクオリティも悪くない。非常にコントロールがよく、四球を出すことは滅多にない。サイド気味のデリバリーは力感がなく安定しており、ローテーション4~5番手クラスの投手になれるだろう。

 

5巡目(全体148位)

ノーラン・ホフマン:RHP:右投右打

ドラフトイヤーにデリバリーを大改造する思い切ったモデルチェンジが功を奏し注目を集めた。腰のあたりから腕が出てくる変則的なサイドアーマ―で、投球のほとんどが90マイル前半のシンカー系の速球。そのためゴロ率が高い。スライダーも投げるが、クオリティは平均レベル。今のデリバリーに変えてからの期間が短いため、今後、変化球のレパートリー、クオリティは上がる可能性が高い。ストライクを投げられる投手であり四球を出すことは少ない。

 

6巡目(全体178位)

ジョーイ・オブライエン:RHP:右投右打

最速96マイルの速球とスプリッターのコンビネーション。岩隈久志とも比較されるデリバリーが特徴で、コントロールは安定している。野手としての評価も高かったが、プロでは投手に専念。父親が沖縄駐在の軍人で、母親は日本人。沖縄の県立高校を卒業しているため、NPBのドラフトの対象でもあった。

 

7巡目(全体208位)

ジェイク・アンキア:C:右投右打

ディビジョン2の大学に在籍しながらケープコードリーグのHRダービーに招待されたパワーツールが最大の武器。軽くフェンス越えの打球を飛ばすことができシーズン2桁HRはクリアできるだろう。投球に対する理解が浅く、三振は多いが四球は少ない。プロの投手に対応できるか疑問が残る。守備に関しては未知数だが、プロでは1Bを守る機会が多い。両親はキューバ出身。

 

8巡目(全体238位)

ジョーイ・ガーバー:RHP:右投右打

90マイル中盤の速球とスライダーのコンビネーション。大学の3年間全てのリリーフでの登板だった。速球は連投してもスピードが落ちることがなく、リリーフに非常に向いている。スライダーのキレもよく容易に打者の空振りを奪える。形容しがたい独特のデリバリーはタイミングが取りづらいうえに、デセプションに優れている。一方で、動きが多く力感が強い影響もありコントロールは悪い。ドラフトイヤーにセーブ失敗することなく14セーブをマークしており、クローザー経験を十分持っている事もプラス材料だ。

 

9巡目(全体268位)

キーガン・マクガバン:OF:右投左打

高いヒッティングスキルを有していながらもパワーレスな点がネックだったが、ドラフトイヤーに克服。パワーポテンシャルの高さを発揮し、ドラフト候補に躍り出た。安定して四球を選べている点も高評価。チームメイトから父親とも評されるほどのリーダーシップの高さも魅力。打撃以外は平凡で、スピード、守備共に平均以下。肩の強さもよくて平均レベルなため、LF以外は守ることができないだろう。大学では生物学を専攻し、好成績を収めていた。

 

10巡目(全体298位)

マット・サンダース:SS:右投右打

打撃では、コンタクトスキルの高さと出塁能力の高さが魅力。大学では、年々三振が増えていたが、四球を増やそうとしていた結果であるため、それほど心配はいらないだろう。パワーは平均かそれ以下だが、全く長打が打てないわけではない。スピードは平均以上で、盗塁にも積極的。守備ではSSが本職だが、2B/3Bも守ることができる。どこを守っても平均以上には守れる。

 

+1

12巡目(全体358位)

ライン・オグレン:2B:右投右打

攻守ともにソリッドなパフォーマンスを見せる。打撃では、コンタクトスキルの高さと出塁能力の高さが光る。四球を多く、三振を少なくすることができている。パワーツールに欠けるが、狙ってギャップを抜く打球を打つこともでき、二塁打は多くマークするだろう。守備では、IF全ポジションを守ることができる汎用性がある。派手なプレーは見せないが、ミスの少なさと肩の強さが魅力。

 

総括

上位10人は全員大学生で、全体でも契約に至った高校生は2人のみと大学生偏重ドラフトとなった。ハイフロアーなタレントが多く、リスクを嫌った指名が多い。投手では、1巡目のローガン・ギルバートを中心にストライクスロワーが並ぶ。ジョーイ・ガーバーは例外だが、コントロールをウリにしている投手ではなく、壊滅的なコントロールでもないため、方針から大きく逸れたものではないだろう。野手では、出塁能力の高い選手が多い。それぞれ出塁能力以外のセールスポイントが異なり、バリエーションは豊富。ジェイク・アンキアが1人浮く形になったが、パワーの1ツールで成り上がってきた選手だけに今後も注目したい。

 

Written By Ryota Ookaya and edited By Yuichi Ando

 Photo link https://flic.kr/p/oyaeVF

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