開幕延期した時間を使うには野球ファンはどうすれば良いのか

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 10-1

              2020年を迎え、今シーズンも開幕が迫ってきた。2020年代という新たな時代を迎える前に2010年代を彩ったスタープレイヤ More »

MLB 10-19 PLAYER RANKING 20-11

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 30-21

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MLB 10-19 PLAYER RANKING 40-31

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2018年 Draft Review:ワシントン・ナショナルズ

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1巡目(全体27位)

メイソン・デナバーグ:RHP:右投右打

90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球はよく沈み、空振りを奪うことも弱いゴロを打たせることもできる。高校時代に最速で97マイルをマークしたこともあるが、安定して90マイル中盤が出せるわけではない。アウトピッチはカーブ。キレがよく空振りを奪うこともできる。変化量が多いため、打者の意表をついてストライクを稼ぐといった使い方も可能。チェンジアップも投げられるが、滅多に使わない。デリバリーはシンプルに投げ下ろすスタイルだが、時折、1塁側へ流れることも。コントロールは高校生にしては比較的安定しているだろう。高校生投手がアメフトをプレーすると大抵は、クォーターバック/ワイドレシーバーとなるが、彼は、パンター/キッカーを務めていた。

 

2巡目(全体65位)

ティム・ケイト:LHP:左投左打

90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速でも93マイルと球威に欠け、ムービングにも乏しいため、狙い打ちされる可能性は高い。優れたコマンドと伝家の宝刀であるカーブで、それを何とかカバー。困ったらカーブを投げておけばいいと思わせるほど、カーブのクオリティは高く、自由自在に扱うことができる。チェンジアップのクオリティは平凡だが、右打者対策程度には使えるボール。倒れこむようなデリバリーだが、崩れず投げ続けることができる。トミー・ジョン手術を高校時代に経験し、大学最終年にも故障で長期離脱と耐久性に不安。研究熱心な点は評価に値する。

 

3巡目(全体101位)

レイド・シャウラー:RHP:右投右打

最速99マイルの速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球はノビのある4シームで、高めに投げて空振りを奪うことができる。スライダー、チェンジアップといったブレーキングボールの評価は高くないが、速球と緩急をつけるという点では効果的に使うことができている。テイクバックの小さなデリバリーは、デセプションに優れている。大学ではリリーフとして投げていたが、プロ1年目の登板は全て先発。大学時代にトミー・ジョン手術を経験している。

 

4巡目(全体131位)

ジェイク・アービン:RHP:右投右打

90マイル前半の動く速球とスライダーのコンビネーション。速球は、最速で95マイルをマークすることもあり、球威は十分。スライダーのクオリティは平均レベル。チェンジアップも投げるが、滅多に使うことはなく、スライダーに依存気味。デリバリーはシンプルで、安定している。ストライクスロワーで、四球を出すことは少ない。将来は、イニングイーターとしての活躍に期待できる。大学が所属しているリーグから、成績優秀なアスリートに選出された。

 

5巡目(全体161位)

ゲージ・キャニング:OF:右投左打

ノーステップのスイングで、ラインドライブの打球を広角に打ち分けることができる。パワーツールは平凡で、シーズン2桁HRが限界だろう。空振りが多く、それに伴い三振も多くなる点は懸念材料。スピードは平均以上だが、盗塁のスキルに欠けており、失敗が多い。肩の強さは平均レベルで、CFを守ることはできる。野球に対する真摯な姿勢が評価されている。

 

6巡目(全体191位)

アンドリュー・カープ:RHP:右投右打

90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で94マイルをマークするが、フラットな軌道なためか、一発に泣かされることも多い。スライダーとチェンジアップのいずれでも空振りを奪える点が最大の強み。状況によってアウトピッチを使い分け、的を絞らせない。コントロールがよく、四球は少なめ。デリバリーはシンプルかつスムーズ。

 

7巡目(全体221位)

チャンドラー・デイ:RHP:右投右打

最速95マイルの沈む速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は、ノビのある4シームとして投げることもあり、高めに投げて空振りを奪うこともできる。アウトピッチはカーブ。キレがよく、鋭く縦に曲がる。速球と緩急をつけるためのチェンジアップは、アームスピードを変えずに投げることができる。立ち投げのようなデリバリーは、故障を心配させる。大学では先発を務めていたが、プロではリリーフに専念。湖で遊泳中に溺れたチームメイトのドニー・エベレットの様子を見て、一緒に遊びに来ていた仲間の中でただ一人冗談ではないと気づき、救出しようと奮闘したが、叶わず亡くしてしまった過去を持つ。

 

8巡目(全体251位)

タイラー・クロップリー:C:右投右打

17年の本来のドラフトイヤーにスランプに陥り、指名を受けることはなかったが、大学最終年に、大ブレークを果たした。小柄な体格ながらもパワーポテンシャルは高い。三振の多さが最大の欠点だったが、減らすことに成功しており、今後もこの傾向が続けば面白い。守備では、ブロッキング、キャッチングといった基礎的なスキルに高評価を得る。肩の強さが平凡な点が泣き所。

 

9巡目(全体281位)

タナー・ドリスキル:RHP:右投右打

最速94マイルの速球とスプリットのコンビネーション。スプリットをアウトピッチにする投手にしては珍しく、奪三振は少なめ。コントロールはよく、四球は少ない。父親は元メジャーリーガーで、現在は、HOU傘下AAのチームのラジオパーソナリティを務めるトラビス・ドリスキル。

 

10巡目(全体311位)

カーソン・シャディ:2B:右投右打

小柄ながらもパンチ力のある打撃を見せる。HRを量産するほどのパワーはないが、ギャップを抜いて、二塁打/三塁打を量産する。一方で、三振の多さは気になるところ。スピードは平凡。2B以外にも3B/1B/OF場合によっては、Cもこなすといった器用さが最大の魅力。打撃でアピールができなくとも、汎用性を見込まれメジャーまで到達できるかもしれない。トミー・ジョン手術経験者。

 

+1

14巡目(全体431位)

アーロン・フレッチャー:LHP:左投左打

90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速でも92マイルと球威に欠ける。カーブ、チェンジアップといったブレーキングボールで緩急をつけてカバーする。コマンドに優れており、狙ったコースへと投げ分けることができる。腕を大きく後ろに引くデリバリーはデセプションに優れる。トミー・ジョン手術経験者。

 

総括

上位10人中7人が投手と投手偏重。上位10位以降も投手の指名が目立っていた。トミー・ジョン手術経験者が多く、故障歴を厭わず指名する姿勢は相変わらず。投手の中でも注目したいのがレイド・シャウラー。今後も先発として使うのかは、分からないが、成功すれば1巡目のメイソン・デナバーグ、2巡目のティム・ケイトよりもインパクトのある成績を残すかもしれない。デナバーグ、ケイトに魅力がないというわけではなく、いずれも実力は高い。その他の投手も見どころは多い。一方で3人のみの指名となった野手は2人がシニアと小粒。大学では好成績だったゲージ・キャニングも実力を疑われており、レギュラークラスというよりも控えレベルか。

 

Written By Ryota Ookaya and edited By Yuichi Ando

Photo link https://flic.kr/p/YwNimu

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