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野球における必勝法とその衰退について

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 野球に限らず、あらゆるスポーツには、そしてゲームには、”必勝法”なるものがあったりなかったりする。

・知恵

・経験

・環境

から導き出される最善策を、人々は”必勝法”として用いている。だから、必然的にそれは淘汰されるものである。否、淘汰されなければいけない。そして、また新しいものが生まれる。であるからして、必勝法なるものは、あったりなかったりする。

 

 淘汰される要因は大きく分けて2つあると考える。

・規制

・進化

である。

 

 私はしばしば、規制によって選手生命が変わってしまった野球選手として、ウィリー・キーラーを挙げることにしている。イチローが10年連続200本安打を達成する前、連続200本安打の記録を保持していたのが彼である。

 キーラーは、非常に短いバットを更に短く持つことで、セーフティバントやボルチモアチョップと呼ばれるヒットで内野安打を量産した選手である。本塁打が少ない時代においても、特にパワーレスな選手として有名であった。

 当時、ファールはストライクの対象に含まれておらず、また、2ストライクからバントでファールになってもアウトになることはなかった。すなわち、バントでファールをして打てるボールを待つことが”必勝法”であった。しかし、ルール改定(規制)により現行のルールに変わってしまったため、彼の成績は下降の一途を辿ることになる。

 くわえて、スピットボールが流行したことも成績下降の要因として挙げられている。バントでファールをする必勝法がスピットボールという必勝法によって通用しなくなったのである。そして、そのスピットボールもルールによる規制でトレンドから姿を消して久しい。

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