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野球における必勝法とその衰退について

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 さて、規制する理由は単純であると考える。勝敗が決まっていることはつまらないからであり、そして人間は退屈を最も嫌うからである。

 その昔、まだグローブが薄っぺらかった時代の野手達は、指の骨を骨折したままプレーしていたという。また、ヘルメットがなかった時代の打者にとって、頭部への死球は文字通り死を意味する非常に危険なものであった。(実際に死者が出ている)

 では、何故それでも昔の人々は野球をしたのか?それはきっと、退屈だったからだ。イギリスで原型となる競技が生まれ、アメリカに持ち込まれたベースボールは、体を動かしたい人々の欲求を叶え、そして、熱中するものを探していた観衆にとってうってつけだったのだろう。

 ところで、何故つまらなくなると分かっているのに人は”必勝法”に手を出してしまうのか。それは、勝利というものが、とかく上質な成功体験として私達を魅了するからである。誰しも、対戦するスポーツやゲームに手を出した時から、勝利の余韻に酔いしれたくなるものであると私は考える。

 

 次に進化だ。タイ・カッブを例にしたいと思う。タイ・カッブはキーラーより後の時代、そしてベーブ・ルースより前の時代の野球選手である。(現役生活は被っている)

 タイ・カッブ全盛のメジャーでは、アベレージヒッターこそが野球の華であった。外野に飛ばす鋭いヒットで出塁し、盗塁を試みる。逆に外野手は、いかにヒットを防ぎ、そして連打を止めるかが重要であり、肩が強く脚の早い外野手もまた華であった。

 まず、タイ・カッブが全盛期だった頃のスター選手を挙げたい。ルースとも同時代であるジョージ・シスラー(イチローが記録更新する前のシーズン最多安打記録保持者)やトリス・スピーカー(通算二塁打数の記録保持者)、サム・クロフォード(通算三塁打数の記録保持者)等である。

 何故、スピーカーやクロフォードの通算記録が今なお破られず、ルースの本塁打数は破られたのか。何故、ルース等と時代を共にしたシスラーはスーパースターたる評価を長らく受けてこなかったのか。私は進化であると考える。進化はトレンドと置き換えても良い。

 尚、シスラーは引退後80%を超える高い得票率で殿堂入りを果たしていることは付け加えたい。

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