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Weekly Report : Week-5

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“可愛い”選手の宝庫

―カンザスシティ・ロイヤルズ―

Written by Shotaro Komiya

 お気に入りの選手を見つけることは、野球をより楽しいものにさせてくれる。各選手には、プレースタイル、体型、性格など様々な要素がある中で、今回私が注目したのは、選手の名前だ。とりわけ、海外のスポーツ選手の名は、私たち日本人にとって、時に可笑しく、時には美しく感じられる。

 彼女、いや彼の名前を目にした時、私は幸せな気持ちになった。こんなに可愛らしい名前があるのか、と。名前だけで人を幸せにする。これも立派な才能の一つである。

 Richard Lovelady―。意訳すると、愛らしい淑女だろうか。2010年の統計によると、ラブレディ姓は、全米の苗字ランキングで8299位だそうだ。私は、一瞬にして彼女の虜になった。まだ、彼のプレーを見ていないにもかかわらず。

 リチャード・ラブレディは、23歳のルーキー左腕だ。2016年のドラフトで、ロイヤルズから10巡目指名を受け入団。昨季は3Aで46試合に登板し(全てリリーフ)、73イニングを投げて防御率2.47という成績を残した。そして、今季、4月9日のマリナーズ戦でメジャーデビューを果たした。貴重なブルペンサウスポーということもあり、ワンポイントでの起用が多くなっている。

 

 さて、ラブレディが所属するロイヤルズだが、実は、可愛い選手の宝庫である。まずは、ブルペン陣から美味しい系の可愛い2人を紹介したい。Jake NewberryとBrad Boxbergerだ。ジェイク・ニューベリー(RHP)は、メジャー2年目の24歳で、これからの活躍が楽しみな選手だ。ベリーは、スイーツ系の名前の定番である。ブラッド・ボックスバーガー(RHP)は、2015年にセーブ王に輝いた実績もあり、知名度も高い。昨季は、Players Weekendで着用した絵文字表記のネーム入りユニフォームが話題になった。

 野手では、2年連続ア・リーグ盗塁王で、今やチームの顔となったWhit Merrifieldがいる。ウィット・メリフィールド(2B)は、言うまでもないが、メリーゴーランドを連想させるアトラクション系の可愛らしさが溢れる選手だ。昨オフには、最長5年2750万ドルという、格安にも思える契約延長に合意した。

 

 ロイヤルズは、今季すでに借金が二桁に膨らみ、苦しい戦いを強いられている。この1週間も3勝4敗と負け越してしまったが、5月1日に行われた東地区首位のレイズとのダブルヘッダーに連勝するなど、見せ場は作った。もっとも、その日は平日のデーゲームということもあり、推定観客動員数500人という異常事態になってしまったのだが…。

 可愛い選手たち以外にも、ロイヤルズには大きな魅力がある。それは、トレンドに逆行した超機動力野球だ。このスタイルもまた、“kawaii”といってよいだろう。メリフィールドに加え、アダルベルト・モンデシー(SS)、ビリー・ハミルトン(CF)、テランス・ゴア(LF)というMLB屈指の韋駄天たちが揃っている。先述したダブルヘッダーの2戦目では、彼ら4人が線になってスタメンに名を連ねた。8番ゴア→9番ハミルトン→1番メリフィールド→2番モンデシーの並びは、最高のエンターテインメントだ。

 かつては先発投手として鳴らしたイアン・ケネディ(RHP)やウィリー・ペラルタ(RHP)が、ブルペンで奮闘していたり、伸び悩み続けてきた元プロスペクトのハンター・ドージャー(3B)が、打率3割を悠に超える活躍を見せ、覚醒の予感を漂わせていたりと、ロイヤルズへの興味は尽きない。再建中の彼らに好成績を求めるのは酷だが、弱くても見どころ満載なのが、MLBの魅力である。

 可愛い名前の選手と言えば、5月3日にオークランド・アスレチックスの外野手、Skye Boltがメジャーデビューを果たしたことを追記したい。スカイ・ボルトの場合、可愛いというよりは、カッコいいが適切な表現だろう。私たちも、両親から授かった名に誇りをもって生きていきたいものだ。広い地球のどこかでは、“kawaii”と思われているかもしれないのだから。

 

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