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1904年以来となるシリーズ5死球を記録したデレク・ディートリック

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Weekly Report : Week-5

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2019年夏の主役は?

―今年のトレード候補を紹介―

Written BY Yuichi Ando

 今季からMLBでは8月のトレードデッドラインが撤廃される。その影響で7月までのトレードが活発になる事が期待される。今回はそんな今年の夏の主役になる候補達を紹介していきたい。

 MLB公式サイトが実施した25人のフロントオフィスを対象とした、「この夏にトレードで移籍する大物は?」という質問で最多の16票を集めたのがマディソン・バムガーナー(SF)だ。防御率2点台&200イニング以上を継続していた頃のような絶対的なエース格としては期待できない。しかし今季の防御率は3.92でFIPは3.26と悪くない。またK%=24.3%とBB%=4.0%は昨年より大幅に改善して、全盛期の水準に近い。今季で契約が切れる選手である点も移籍の可能性を高めるだろう。先発投手では他にもマイク・マイナー(TEX)、マシュー・ボイド(DET)ら今年復活&ブレイクした選手も候補になる。

 昨年のオールスターゲームで、ALの先発メンバーに名前を連ねたホセ・アブレイユ(CWS)もここ数年トレード候補として名前が挙がっている選手だ。デビュー年から4年連続で、打率.290・25HR・OPS.800を記録するなど選手としての最大の魅力は安定感である。今季も例年通りの打撃成績であり、獲得を検討するチームにとっては計算が立ちやすい。数少ない弱点を挙げるならば守備指標が悪い点で、今季も181.0イニングで既にDRS-2は一抹の不安が残る。1Bでは他にジャスティン・スモーク(TOR)やエドウィン・エンカーナシオン(SEA)もトレード候補として考えられる。

 今年で引退を検討していると語ったアレックス・ゴードン(KC)も絶好調である。2016年から3年連続でOPS6割台と攻撃面での貢献度は限られていた選手だったが、今季は三振を大幅に減らしキャリアハイの2011年に迫る成績を残している。守備も悪くないので、多少打撃の調子が落ちても他のツールでチームを助けられる。2005年のドラフトで全体2位指名を受けて入団し守備位置の変更や打撃不振を乗り越えて、ワールドチャンピオンに輝いたロイヤルズのフランチャイズプレイヤーである事を考慮すると最後までロイヤルズの選手でいる可能性もある。外野手では他に秋信守(TEX)や大穴ではムッキー・ベッツ(BOS)もトレード候補として考えられる。

 

 昨年夏にアストロズから移籍したケン・ジャイルズ(TOR)は今季抜群の安定感を見せている。常勝軍団から再建期のチームに移籍した事で落ち着いて投げられているように見えるが、この夏は再びプレーオフを狙う球団に移籍するかもしれない。リリーバーでは、ウィル・スミス(SF)やイアン・ケネディ(KC)、ブレイク・トレイネン(OAK)、ロバート・スティーブンソン(CIN)も移籍が視野に入る。

 以上でトレード移籍の候補者の名前を挙げたが、FAにもクレイグ・キンブレルやダラス・カイケルが残っているので彼らFA組の動向もトレード戦線を変化させる要因になるだろう。

 

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